夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイド、自然観察指導員”むうさん”による、”おとな”のための自然体感レビューブログです

おとなの自然観察  (スマホカメラの使い方 後編)

こんにちは むうさんです^^

「おとなの自然観察  (スマホカメラの使い方 前編)」に続く後編です。

最初にスマホ写真の紹介です。ナツメの実の写真をスマホ「P30 Pro」で撮影してみました。ターゲットの実にしっかりとピントが合っています。
夏の終りで少し涼しくなった感じがでていませんか?

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ナツメの実(8月30日 撮影)

前編では、自然観察での撮影でスマホカメラに求めるものは、次の4つだとお伝えしました。
①観察の対象物にピントが合う
②観察の対象物の明るさが適正
③観察の対象物の大きさが、狙った通りになる
④観察対象物の色が適正

後編では、これらのうち①~③を実現するためのマニュアルモードの使い方と、④についてとなります。

マニュアルモードについて

スマホカメラ比較表(自然観察撮影むけ)

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上の比較表のまん中の列にあるように、
P9 liteは、「①観察の対象物にピントが合う、②観察の対象物の明るさが適正」は、しっかりとできていたので4年間使用してきました。

ですが、「③観察の対象物の大きさが、狙った通りになる」という観点から、遠くのものを大きく撮影したい、もっとカメラを観察物に近づけてマクロ撮影(花などを近接で大きく撮影すること)をしたいと考えて、買い換えることにしました。

RankutenMobileのキャンペーンで格安だったため、Galaxy A7を購入して使い始めましたが、マニュアルフォーカスがなく、すぐに使えないことがわかりました。事前にネットで製品マニュアルで確認しておくべきなのですが、Galaxy S10、S20のような上位機種にはあるので、A7にもあるだろうとタカを括っていました^^;
※RakutenMobileで安く、ポイント多数で購入できたので、懐はあまり痛みませんでした。

そのおかげで、P30 Proを購入する決断ができたので、結果的にはよかったです。

次から「自然観察で、スマホカメラに求める4つの項目」について、スマホカメラの機能面から説明していきます。

①観察の対象物にピントが合う

→マニュアルフォーカス

自然観察でなくとも、まずは対象にフォーカスが合うかどうかが重要です。自然観察で難しいのは、枝についている花のつぼみ、実、冬芽、止まっている昆虫などです。咲いてる花、葉っぱなどは対象が大きいのでフォーカスが合います。下の写真を見てください。枝についている実ですが、実は小さくて背景とは距離があります。すると、背景にピントが合ってしまい、実がボケてしまいます。こういう時には、マニュアルフォーカスで手でフォーカスを動かしながら、スマホ画面でピントが合っているのを確認して写真を撮影します。

私の経験では、マニュアルフォーカスは、あればとても使えます。

②観察の対象物の明るさが適正

→EV調整(露出補正)

スマホの画面で、対象物をタッチすると、タッチした部分の明るさが適正になるように全体の明るさが調整されます。これが、前編でご紹介した「タッチ露光設定」です。

通常は、これで一件落着なのですが、次のようなことが結構あります。

フォーカスを合わせた、タッチ露光設定をした、露光があったと思った瞬間に、またフォーカスがずれて露光もずれる。なんてことです。

何度かやれば撮影できますが、ストレスがたまります。また、対象がフォーカスの時と同様に、枝についた実のように小さい場合は、タッチ露光設定しても実が小さいために、露光範囲の円が広く実でない場所の明るさも含めて調整されるために、実の明るさが全く合わないことになります。

そうなると、EV調整(露出補正)となります。

強制的に全体の明るさを明るくしたり、暗くしたりする機能です。実際に試すのが一番ですが、+1.0などとするとかなり明るくなります。結構使う機能となります。私の場合は手動で自分の好きな明るさに調整できるので、タッチ露光設定ではなく、EV調整を主に使っています。

③観察の対象物の大きさが、狙った通りになる

→マクロ機能

マクロ機能をまず説明しますと、花などをクローズアップする機能、対象物に近づいて大きく撮影する機能です。写真は近づけば近づくほど大きく撮影できます。マクロ機能を使って、極端に近づいて大きく撮影します。

「P30 Pro」は2cmまで近づくことができる”スーパーマクロ機能”があり、かなり大きく撮影できます。
「P9 lite」「Galaxy A7」は5cmと6.5cmですから、倍以上離れる必要があり、「P30 Pro」半分以下の大きさでしか撮影できないことになります。

実際に近接しての最大の写真を撮影してみました。
撮影したのは、親指より少し小さい(個人差ありますが…)ムクロジの実です。
上から、「P30 Pro」、「P9 lite」、「Galaxy A7」の順です。かなり違いがあることがわかると思います。最近のスマホにはマクロ機能が搭載されているものもあるので、拡大して写真を撮りたい方は、購入される時にカメラスペックを確認してください。

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P30 PRO

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P9 lite

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Galaxy A7



→機能望遠

望遠はできた方がよいですが、自然観察の原則は、観察するものに近づいて目で観察することです。

野鳥など、双眼鏡で見て、それを写真に撮りたくなりますが、野鳥を綺麗に撮影するには機材や技術が必要となります。写真撮影の対象は、観察するために近づけるものと考えれば、それほど必要ではないと考えています。

④観察対象物の色が適正色

青いアジサイを撮影すると、P9 liteとGalaxy A7は紫色に写り、実際と明らかに違う色です。
P30 Proは、目で見たままの青色で撮影できます。購入する前にはわかっていませんでしたので、これは嬉しかったです。

しかしながら、P9 liteにしても、弱い色があるだけで、紅葉や緑など大半の色は適正ですので、私としては許容してきました。

自然観察としては、見映えなどではなく、忠実な色での撮影が原則です。ただし、こればかりは、実機で撮影してみないとわかりません。ここでは、P30Proは優秀だということをお伝えしておきます。

まとめ

スマホカメラのプロモード(マニュアルモード)は、使えるようにしておいた方がよいです。

その中でも次の3つが重要ですので、使えるようになりましょう。
・マニュアルフォーカス→「①観察の対象物にピントが合う」
・EV調整(露出補正)→「②観察の対象物の明るさが適正」
・マクロ機能→「③観察の対象物の大きさが、狙った通りになる」