こんにちは むうさんです^^
レンズの購入
カメラ本体と同時に購入したレンズは、50mmの単焦点レンズ、SONY SEL50F18Fです。
- 50mm単焦点 SEL50F18Fのスペック
- SONY SEL50F18F を選んだ理由
- SONY SEL50F18F スペックについての実感レビュー
- SONY SEL50F18F 使い勝手の実感レビュー
- まとめ
50mm単焦点 SEL50F18Fのスペック
レンズには、センサーサイズがフルサイズに対応しているものと、APS-Cサイズにしか対応していないものがありますが、本レンズはフルサイズに対応しているレンズです。
最小のF値(開放F値)がF1.8と明るく、ボケを生かした撮影がしやすいレンズとなっています。
DxOMarkは2008年に設立された、スマートフォンやカメラ、レンズを科学的に評価する独立したベンチマークです。
DXOMARKの値ですが、SONYの20万円を超える、標準ズームレンズである、「FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM」が総合で33、解像度で28ですから、総合では上回り、解像度でも同等という結果となっています。
この価格ですが、性能も高いレンズとなっています。
SONY SEL50F18F を選んだ理由
焦点距離(画角)について
YouTubeで、50mmは画角が狭くので、35mmの方が広くていいというような動画をみたりして、悩みましたが、35mmも50mmも経験していない私には、よくわかりませんでした。
ただ一般的に、50mmは、画角が人間の視野に近く、遠近感も感覚に近いといわれています。ようは、50mmは誇張のない素直な画角で、ありのままを写すという感じです。
カメラ撮影をはじめて、最初は50mmの単焦点で感覚を身につけていくと良いという、トレーニング論もあるようです。
ただ、私としては、長くカメラ撮影と付き合っていきたい気持ちはありましたが、そこまでストイックにならなくていいと感じていました。
ボケについて
カメラに詳しい方には当たり前なのですが、35mmと50mmでは、同じF1.8でも、35mmよりも50mmの方がしっかりとボケて、スマホでの撮影との違いがはっきりするとYouTube動画で紹介されていました。
そうだよなと理屈では納得です。そうは言っても、35mmと50mmのボケの差がどの程度なのかの実感はありませんでした。
ただ、元々の目的が、フォーカスをしっかり決めて撮影者の意図が伝わる写真の撮影でしたので、これが一番の決め手でした。
最大撮影倍率について
2つのレンズのスペック上での大きな違いが他にもありました。ここが最後に悩んだ理由です。
最大撮影倍率が、SEL35F18F:0.24、SEL50F18F:0.14なのです。
最大撮影倍率が高いということは、それだけ撮影対象に寄れて大きく撮れるということです。
自然観察の中では、花や葉っぱなどに寄って、大きく撮影したいときはそれなりの頻度であります。
ですが、次のレンズとして、最大撮影倍率が1のマクロレンズの購入を、私は考えていましたので、これも決め手になりませんでした。
結局、
私は、ここは価格が安く、最初の目的のボケを優先することにして、50mmの単焦点レンズ、SONY SEL50F18Fに決めました。
▼SONY SEL50F18F(50mm F1.8単焦点レンズ)
SONY SEL50F18F スペックについての実感レビュー
・外観
《長さ》
保護フィルターを装着して、カメラ本体から出る長さが約64m(写真:左先端から、右のグレーのキャップの根元までの距離)です。 長いと感じたことはありません。
《操作リング》
写真にあるギザギザのついた部分がフォーカスのコントロールリングとなります。マニュアルフォーカス時でも、このコントロールリングで精度良くフォーカスを合わせられました。
・最小F値:F1.8
→F1.8と明るく、ボケやすいレンズです。ボケが綺麗かどうかは、ブログの写真を見てみてください。
・絞り:円形絞り
→玉ボケが、円形になります。
絞りの値によっては、絞りの羽の形状が出てカクカクするのかもしれませんが、今のところ、私は綺麗なボケだと思っています。
・最大撮影倍率:0.14
→撮影時は寄れないなあと実感します。最短撮影距離が0.45mなので、カメラから45cmより近づくとフォーカスの合う範囲外になってしまいます。もう少し大きく撮影したい場面はそれなりにありました。
ただし、2430万画素のα7であれば、撮影時に多少寄れなくともトリミングすることができますので、私としては実用上OKでした。
・質量:186g
→これは軽いです。
SONYのフルサイズ対応レンズの中でもトップ3に入る軽さです。軽さは正義だといいますが、その通りで、撮影に行くときに重量は本体と合わせても700gないので、ひょいと持っていけます。機動性が高いことが大きいです。
この写真では、実測で191gとなっています。レンズ表面を見ると簾(すだれ)が映っているので分かる通り、保護フィルターを装着しているので多少重量が大きくなっています。
保護フィルターは、2000円ほどの、ケンコー製のキタムラオリジナルプロテクターです。参考にケンコーのメーカー品のリンクを貼っておきます。※SEL50F18Fのフィルター径は49mmです。
SONY SEL50F18F 使い勝手の実感レビュー
・評判ではAFが迷うことが多いとあるが、私の実感は?
私は、自然観察の撮影がメインなので、屋外での撮影でしか使っていません。その中で、AFが迷うことはほぼありませんでした。
屋内や、夜間になると暗いためにAFが迷って、いったりきたりして、フォーカスが合わなかったりするようです。
私の実感としては、AFが合わないと感じたことがないので、昼間に屋外で使用する限りは、問題がないと思います。
・一番のポイントである、写りについての実感
最高です。フォーカスが合ったところはしっかりと解像していますし、F1.8まで開けられるので、撮影対象以外はいい具合にボケてくれます。
・画角についての実感
50mmという画角については、とても満足しています。35mmにしなくてよかった^^ 何がよいかというと、まさに教科書どおり、自分の視野の感覚とばっちりあっていて、撮影の時に、目でみた通り感覚で素直に写真が撮れます。
50mmの画角の感覚も体に染み込んできて、カメラのファインダーを覗く前に、どの程度の範囲が撮影できるかわかるようになりました。そうすると、歩いているときから、あのあたりを撮ろうと考えると、どの程度離れておけばいいのかわかるようになってきました。
・レンズフードについての実感
レンズフードは斜めからの外光によるフレア、ゴーストを防ぐものですが、写真の通り普段からレンズに逆向きに装着しているので、邪魔になりません。
フードとしても目的を果たしていますし、使う時は、回すと外れて、すぐに外向きに装着できるので、使いやすいです。
まとめ
この50mmの単焦点レンズ、SONY SEL50F18Fは、価格も3万円とレンズの中では安く、写りの要素である解像感やボケも良いですし、なによりも軽量であるため持ち出しやすいレンズで、最高の買い物となりました。
もし、SONY Eマウントで、散策中のスナップ撮影、自然観察のために単焦点レンズの購入をかんがえているのであれば、SONYのSEL50F18Fをおすすめします。気になっている方は、是非チェックしてみてください。
▼SONY SEL50F18F(50mm F1.8単焦点レンズ)