こんにちは むうさんです^^
11月に神代植物公園に行った時のレビューです。
私の好きな植物園、神代植物公園をご紹介します。
前編をご覧になっていない方は、アクセス~神代植物公園の概要をご紹介しているので、そちらもご覧ください。
正門から入ると
入って後ろを振り返ると、赤茶に紅葉したケヤキが、色も形も綺麗です。
なぜケヤキかわかるかというと、前に紹介しましたが、竹ほうきをひっくり返したような木の形(樹形)だからです。
紅葉マップ
入場すると、写真のような紅葉マップをいただきました。
読みやすくするために、左側だけ拡大しましょう。
見てみると、「正門付近 ②ケヤキ ◎」となっています。上で紹介したケヤキです。紅葉マップどおりで“◎”でした。
2020年の11月18日の情報ですが、様々な樹木が紅葉しているのがわかります。
メタセコイア、ナンキンハゼ、イチョウ、などなど。紅葉の時期は、この公園は本当に綺麗です。
正門から左回りに歩いてみました。
さまざまな樹木の紅葉
カクレミノ
カクレミノは、雑木林などに普通に生えていて、日陰でも育つ丈夫な樹木です。
若いときはこのように葉の先が3つに分かれていますが、大きく育つと、右の奥の黄色い葉のように、葉が小さくなり、3つに分かれなくなります。
植物は不思議ですね。自然の中では合理的でないと、生き残れないですから、理由があります。
日当たりがよいと葉っぱが熱くなるので、葉の温度を下げる必要があります。そのために、大きく成長した後は、日当たりの良い葉は小さくなります。
一方、日陰だと熱くならないず、小さくする必要がなく、3つにわかれて大きくなるようです。
常緑樹なので、すべての葉っぱが同時に紅葉して落葉することはないですから、グリーンの青々とした葉っぱの中に、黄色い葉がところどころにあり映えます。
ちなみに、漢字で書くと、隠れ蓑、いわれがありそうです。
マユミ
春に小さな花を咲かせて、夏は緑色のサイコロのような実がなりはじめます。秋になると熟して、綺麗なピンク色の実になっていました。
紅葉ではないですが、綺麗なのでご紹介します。
最初、梅の花でも咲いているのかと錯覚させるピンク色です。よく見てみると、ピンク色の皮の中に、かわいい赤い種が詰まっています。
この種子は鳥が見つけやすように真っ赤です。野鳥の好物なので、食べられ糞をしてもらって、マユミは勢力を広げていきます。
《自然観察を始めてみたい方へ》
初心者向けの自然観察の手順の記事『おとなの自然観察 5つの手順(初心者編)』も参考にしてみてください。
ヤマハギ
各地の山野に広く生えていて、根元から枝わかれして、ほうき状に枝を広げます。低木に多い樹形です。葉っぱは特徴があり、3枚の小さな葉がセットとなっています。
オレンジ色に染まった紅葉が美しい。
秋の七草のひとつですが、草ではなくて低木で樹木です。
ユリノキ
晩秋のユリノキの実を見ると、なぜユリノキと呼ばれているのかがわかります。写真の通り、花からできた実がユリの花のような形をしているのです。
触ると、見た感じどおり、木でできているかのように少し硬い感じです。
枯れた木でできているように見え、青空をバックにすると、自然がつくったユリの花の彫刻のように美しいです。
園内マップ
正門から入って、山野草園、築山、はぎ園を散策してみました。
前編でご紹介したように芝生広場とそこには売店もあります。
途中は休憩しながら、ゆったりとした時間を過ごすのがおすすめです。私は、ついつい夢中になってしまい、時間が過ぎるのを忘れてしまうことが多いですが。
後編につづきますので、ぜひ、ご覧ください。
このブログの紹介
森林浴、森林セラピーや、自然写真撮影、自然観察の初心者の方向けに、自然と触れ合うための詳しい手順、など自然を楽しむ記事を書いていますので、ご覧ください。