こんにちは むうさんです^^
森林セラピーガイドの私は、森でのさまざまな活動に興味を持って、本を読んだりしています。
その中で、疲れた心をリフレッシュする森の中でのリトリートについて書かれた本をご紹介します。
『森のように生きる 山田博著』です。
小説や、エッセイではなく、実際に森の中でリトリートを実施されている方の、リアルなドキュメントを楽しみながら読むことができます。
アイデアに煮詰まって、新しいアイデアがほしいとき
自然を感じたいとき、
森にいるような気分で、頭がクリアになります。
森のリトリート
「森のリトリートとは、あわただしい日常から自分を切り離し、森で過ごすことで、心身の深いリラックスや人生やビジネスについての、より本質的な気づきを得るための2泊3日のプログラムです。」
とあります。38ページより抜粋。
ただ、この本に書かれているのは、森で感じる、得られることのリアルな描写です。
森というものが、人から見るとどういうもので、どんなことを感じるのかを、リアルに描きます。
多くの人が体験したことのない、森の中で過ごす時間の中での、人が感じること、人の変化、がどんなものなのか?
たとえば、同じ森に入っても、初日に気づかなかった咲いている花に、2日目は同じ道を通った時に、気づくようになる。
自然の中にはいって行くことでの変化で、人が自然の中で心身、頭ともクリアになっていく感じです。
私も忙しい仕事明けに、森林セラピーを実施した時に、早春の足元に咲くタチツボスミレなどを見逃していたら、参加者の方から花が咲いていますね。などと言われて、ハッとすることがありました。
ついガイドの仕方などに頭が行き過ぎて(言い訳ですが)、自然に入り込めていないと感じる瞬間がありました。
自然に入り込まないと、いいガイドができないことを知っていて、意識をしていても、少し時間がかかることがあるのです。
そんな都市モードから、自然モードへ入るのに、スローダウンして、ゆっくりすること。ゆっくりとした呼吸が効果的なことが書かれています。
もちろん私も今は、
ウォーミングアップをする時間を設けることで、そんなことはないようにしています^^
コロナ以降、テレワークなど働き方に変化が起こり、必ずしも通勤する必要がなくなり、地方移住をされている方が出てきているという報道もされています。
この本で紹介されているのは、現代に生きる私たちが、自然から必要なものを感じる力を取り戻し、自然や森からのサインを受け取って人生に活かすためのヒントです。
そして、自然モードになるコツとしては、ゆっくりと歩くこと。
私は森林セラピーなども、普段からも足をやさしく労ってくれるミズノウエーブのウォーキングシューズ「ミズノ LD40」を履いています。
クッション性と足首の安定性を両立したシューズで、おすすめです。チェックしてみてください。
筆者と森
筆者 山田博さん
筆者は、コーチングのコーチでもあり、『株式会社 森』の代表取締役でもあります。
森のリトリートをはじめた理由として筆者は、コーチングの一貫として、そこはかとない不安を抱えた一人の参加者を森に連れて行った時の経験を書いています。
筆者自身は特別なことをしていないのに、参加者の方が、「なんか安心した。これで大丈夫な気がする」と言われ、その後も同じような経験をしたことから、森で過ごすことに、人を安心させる、深いリラックスを与える効果が何かあるようだと、実感したようです。
私も、森で時間を過ごすと自然モードになり、普段の生活でモヤモヤしていたことが、スッキリとする経験をしているので、自然や森で過ごすのはいいと思います。それが、森林セラピーへの私のモチベーションになっています。
森の中での恐怖
森の中での恐怖についても書かれています。
森の中で迷子になり、恐怖を感じた話が出てきます。声も出せないほどの恐怖。
ただ、その後に来るのが、森という生態系の中での安心感のようなものが感じられるようです。そして、この安心感が何者かが、本書のテーマのひとつになっています。
森の中で孤独と少しの恐怖を感じるというのは、山登りの中、何度かそのようなことを、私も体験したことがあります。
まだ、山登りを始めたばかりの頃、一人で奥多摩の山へ行きました。奥多摩にはハイキングのような誰でも行けるところから、奥深いところもあります。
当時、私はスマホを持っておらずGPSも使っていませんでした。登山を始めたばかりの私は、ネットからダウンロードしたヤマレコの粗い地図を頼りに、歩き始めました。その山がメジャーなのか、あまり人が来ない山なのかも知らずに、山は木々に覆われ、登山道もはっきりせず、すれ違った人は、一組だけでした。
そのうち、予定よりもかなり時間がかかることがわかり、不安を感じはじめました。戻るか悩みましたが、予定通り進む方が早く下山できそうだと判断して進みました。少しすると蕎麦粒山のピークに着くのも安心材料でした。ピークには人もいるだろうと。
ところが、そこは3メートル四方の狭いピークで、周りの木々で展望もなく、誰もいませんでした。そこで、ここはマイナーな山なのだとはっきりと悟りました。遅くなってしまったが、戻れるかという焦りと不安がカ-っと湧き上がってきました。
その後、なんとか下山できたのですが、この本に書かれたような、森林の生態系に包まれた安心感というのは感じられていません。あの先があるのだなぁと思いました。
ただ、それは、森の中にずっといる人だけが味わえる感覚。
なので、森のリトリートでは2泊3日の時間がかかるのだと感じました。
この本を読んで想像しながら言葉にすると、人という生物として、自然としての森の一員となったような感覚なのでしょうか。
森林が人に与えてくれるものが、それだけ大きいのだと思います。
誤解を与えたかもしれませんが、この本は、サバイバルを書いたものではないです^^
森へ行き、時を過ごすことによって、心身の深いリラックスが得られることを教えてくれています。視点は森林セラピーと同様の部分もありながら、この筆者たちが考えた森のリトリートなのだと思います。
森林セラピーと共通なところ
森林セラピーと同様な部分として、五感で感じることを大切にしています。
ゆっくりと呼吸をすると聴覚が呼び覚まされる。目を緩ませてぼんやり眺める。裸足になって、足の裏の感覚を意識する。土の香りを嗅ぐ。
おそらく、森林にいた時の、我々の祖先がやっていた事を試すと、五感が呼び覚まされるということだと思います。
感覚が呼び覚まされた後に森の中を歩くと、広い森の中で、とても居心地のいい場所を見つけることができ、森に身をゆだねられるようです。
また、参加者を連れて行った時に、焚き火を前に話していると、炎が人の心を緩ませて、全員がただ炎を、見つめる瞬間が来るとあります。
パチパチと焚き火の音が、包み込む瞬間。
私は、これらを体験したくなりました。
後半は、筆者と、参加された4名の方との対談集となっています。
参加者の生の声が聞けるので、森林セラピーガイドとしても参考になりました。
その中で、『「ポジティブにならなければ」ではなくて、「安全な場所に身をゆだねていたら、自然と気持ちが前向きになっていた」』と書かれていました。※抜粋。
森の中で安全を感じた時に自然と前向きになることで、目の前の課題や問題へのアイデアが、生まれてくるのだと感じました。
まとめ
森に入っていくと、ある瞬間に、いきなり鳥の飛ぶ姿と、様々な鳴き声、木々の葉っぱの擦れる音、キラキラした木漏れ日を感じ、急に心が元気になります。
さっきまでの都市モードから、自然モードへ入っていくその瞬間に、たくさんの生命を感じることで、疲れた気持ちが元気になる。
そんな、森が生きていて、多くのの命がここで、生きている、いとなみがあることを感じる瞬間が好きで森林セラピーガイドをしています。
そんな私も、この本で森に入っていくような感覚を味わいました。
森にいるような気分で、心をリフレッシュして、頭をクリアにしたい方におすすめです。
気になった方は、是非チェックしてみてください。
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