夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【楽々】一脚のすすめ~レビュー~一脚の使い方、ブレ防止について~ベルボン ULTRA STICK R63Qを使ってみて

こんにちは むうさんです^^

今回は、自然撮影で花を撮影する時に役に立つ、『一脚のすすめ』と題して、
一脚の使い方、使う場面についてご紹介します。
私は『ベルボン ULTRA STICK R63Q』を購入して使っています。

一脚大手のベルボンで、私がピックアップしたおすすめする2つの一脚です。

▼ULTRA STICK L63M(脚の太さ24mm、6段) 

▼ULTRA STICK R63Q(脚の太さ30mm、6段)

一脚って使えるの?
と思われるかもしれませんが、使えます。使いはじめるとやめられないアイテムでした。使うための一脚選びについてのご紹介です。

一脚とは?

カメラを支えるために、台座の下に伸縮可能な1本のパイプがある撮影機材です。三脚の脚を1本取り出したものという感じです。

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ベルボン ULTRA STICK R63Q

使う目的

・手に持って撮影するよりも安定感があり、手ブレを低減できます。
・手持ちで撮影している時に、カメラの重量がある場合には一脚が支えてくれることで重さの負担が大幅に軽減されます。

プロの現場では、
一脚は、超望遠レンズを使う現場での使用例が多いらしいです。
超望遠レンズを使うスポーツ写真の現場で被写体が動く場合であったり、
超望遠レンズでは標準レンズよりもシャッタースピードが遅くなると手ブレを起こしやすいためです。

また、写真家の土屋勝義さんが一脚好きで、
外でのポートレート撮影で、薄暗く明るさが不足していてシャッタースピードが稼げない時に手ブレ防止のために使ったり、
舞台撮影で座席から撮影する時に三脚は立てられないですし、被写体も舞台の上で動くので使っているようです。

風景写真のように三脚でビシッと決められる時はいいのですが、
・被写体が動く時
・撮影者自身が1箇所で動かないのでなく、動きながら撮影する時
・三脚を設置するスペースがない時
などは、取り回しがしやすく、設置スペースをとらない一脚が便利です。

一脚を使って便利な撮影場面

プロのような撮影以外で、私たちのような一般人が一脚を使って便利な撮影場面というと、

・桜や紅葉などのライトアップの撮影

夜のライトアップを撮影したいと思うと、シャッタースピードが遅くなるので手ブレが心配です。かといって三脚の設置が禁止されていたり、スペースがなかったりします。そんな時に一脚で手ブレを防ぎながら撮影できます。

・花のマクロ撮影など、上へのアングルや、低いアングルからの撮影

自分にとっては購入した一番の理由ですが、桜の花をアップして撮ろうとするとカメラを持ち上げなくてはならず手が動いてフォーカスや構図がずれていました。そこを一脚で支えてもらうことで安定した撮影ができます。

また低いアングルの場合も同様に苦しい体勢なので、一脚を短く縮めて、カメラを設置して撮影することで、カメラの重量を感じず、ブレ防止にもなり、構図とフォーカスに集中できます。

▼一脚を写真のように短く縮めた状態で
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▼カメラを装着して低いアングルから狙う
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・運動会などでの子供の撮影

望遠レンズで狙って待っていると、手がプルプルしてきます。気力がカバーするのではなく、一脚にカメラの重量を支えてもらいましょう。 

手ブレを防ぎたい時、カメラの重量を支えたい時、に楽々なのが一脚です。

一脚って使えるの?

一言でいうと、桜や梅の花など上にあるものを撮影する時に、構図を決めてフォーカスもしっかりと合わせようとした時のカメラの位置の安定性が抜群です。

撮影で困っていたこと

自然撮影をしていると、撮影をもっと楽にしたいと思ってきました。
具体的には、マクロレンズの『シグマ 105mm F2.8 DG DN MACRO』をSONY α7に装着して撮影をしていると、重さが腕や肩にくるのです。

α7が474g(α7Ⅲの650gよりだいぶ軽いですが)、シグマのマクロレンズが710gで合計すると1.2kg弱です。
頑張って持たないといけない重量のような気もしますが、撮影をしていると、腕や肩が疲れてきます。

特にどんな時かというと、梅や桜の撮影で花が自分の目の高さより上にあり、マクロレンズで寄って花を大きく撮りたい時です。

こんな時は、ファインダーを覗いて撮影するのではなく、カメラを両手で持ち上げて花に近づけ、液晶モニターで確認しながら撮影なんてこともしています。これで手ブレを起こさないようにするのに、一生懸命になっていると撮影枚数も増えて疲れてきます。

普通に上を向いてファインダーを覗きながら構えて撮影していても、枚数を重ねてくると上へレンズを向けるのが億劫になってきて、つい下の方の被写体や、少し休むかと撮影を中断したりしています。
撮影したいのに、疲れて億劫になるなんて、体を鍛えるべきかもしれませんが……。

特に被写体が上にある時に構図を決めて、フォーカスをあわせている時に重量があると腕が動いてしまい、ずれてしまいます。

そんなことを思いながら、梅の花の撮影をしているときに、一脚で撮影している男の方がいました。
それを見て、それまでは一脚なんて見向きもしていなかったのですが、使えるかもしれないと調べた上で、
『ベルボン ULTRA STICK R63Q』を購入しました。

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ULTRA STICK R63Q

一脚はとても使えるアイテム

腕が動いてしまうことで構図がずれたり、フォーカスがずれたりして、撮り直しをしなくていいので撮影枚数は減ってキビキビ撮影を進められます。
特に上の物を撮影する時に、重めのレンズだと、腕が疲れて動きやすくなりますが、一脚を使うと重量を感じなくていいので楽々です。

そうなると、当然構図をしっかりと決められますし、撮影した写真の出来もよくなりました。ほんとに、一脚は凄い!
一脚なんて不安定な道具だなと思っていたら、むしろ安定して撮影できる道具だったんです。

興味を持っている方は、是非チェックしてみてください。
購入する時に悩んだ2つのおすすめの一脚です。私の購入した『ULTRA STICK R63Q』は、販売最後の方になっていて在庫のあるお店が少なくなってきています。軽量で扱いやすい『ULTRA STICK L63M』もおすすめです。

▼ULTRA STICK L63M(脚の太さ24mm、6段) 

▼ULTRA STICK R63Q(脚の太さ30mm、6段)

 

また、選んだ理由や使った実感のレビュー記事はこちらです。ぜひ、ご覧ください。
www.muu0san.com

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