夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【増やす】クヌギのどんぐりの発芽からの生長~ミニ盆栽レビュー<2>~おとなの自然観察~

こんにちは むうさんです^^

先々週に記事にしたように、昨年(2020年)に拾ったクヌギのどんぐりを発芽させてみました。

www.muu0san.com

発芽方法は、ビニール袋に黒土を入れて、水で湿らせて、どんぐりを一つのビニール袋に複数個入れておくというやり方です。見事に8割弱が発芽、園芸家の柳生真吾さんが本で教えてくれた通りにうまくいきました。

せっかく発芽したので育てはじめ、前回ご紹介した時は2つのどんぐりを、鉢に植え替えました。 目指すは、20mにも大きくなるクヌギを小さく育てて、ミニ盆栽にすることです。

f:id:muu8san:20210504133041j:plain

植えたばかりのクヌギのどんぐり

ミニ盆栽とは?

今回目指すのが、盆栽なのかどうか、盆栽素人の私にはわかりませんが、大きな樹木を小さく育てる手法として盆栽がわかりやすかったので、ミニ盆栽といっています。

一般的に、ミニ盆栽というものがあり、
盆栽の世界でもサイズで呼び方を変えているようです。高さが10cm以下をミニ盆栽。3cm以下を超ミニ盆栽というようです。まめ盆栽、ミニミニ盆栽という呼び名も聞くので、あまりしっかりとした定義がないのかもしれません。

小さな盆栽が大きくならないのかというと、『超ミニ盆栽 岩井輝紀著』を読んでみると、屋外に植えたときのように大きくなることはなく、鉢に植えたものは小さいままのようです。


根の大きさが樹木の大きさと関係しているという話を聞いたことがありますが、鉢の中では根も成長できず、水や養分が得られないので、おのずと大きくなれないのかもしれません。※想像です。

クヌギのどんぐり

前回は2つのどんぐりだけでしたが、他にも芽を出したどんぐりがあるので、さらに鉢を増やしました。さらに、ミニ盆栽を目指すのであれば、鉢の大きさが大きすぎると感じて、もっと小さな鉢を買ってきました。
前回のは、下の写真の左上に切れていますが「直径が14cmで深さが11cm」の鉢と、一番左の「直径が10cmで深さが9cm」の鉢です。

f:id:muu8san:20210504125443j:plain

より小さな鉢

今回は、写真で左から2番めの「直径が10cmで深さが9cm」の鉢と、その右の「直径が8cmで深さが8cm」の鉢、一番右に写っている「直径が6cmで深さが6cm」の鉢を用意しました。最初に植えたのより、もっと小さいクヌギにチャレンジです。

 

ミニ盆栽への工夫

前回は、芽が出たクヌギのどんぐりをそのまま鉢に植えました。
ですが、調べてみると、大きくしないために根を切って、植えることもするようです。

ただ、発芽直後で葉っぱのないどんぐりの根を、どの程度切ればいいのか分かりませんでした。完全にチャレンジです。自然の森の中では、根っこをハサミで切られるなんてこともないでしょうし、ミニ盆栽なんてもののないので、クヌギの生命力に賭けようと、思い切りました。

根っこを切る

 ある程度育ったミニ盆栽の植え替えのときには、主根を切って、細い根が残るように切るらしいです。それを参考に、根っこの一番太いところを切りながら、その主根からヒゲのような細い根が多めに出ているところを残すように切ってみました。

▼黒土から取り出した発芽したクヌギのどんぐり
f:id:muu8san:20210504131201j:plain

▼根っこを切る前のどんぐり
f:id:muu8san:20210504131248j:plain

▼根っこを切った後
f:id:muu8san:20210504131325j:plain

自分としてはかなり思い切ったつもりです。

▼切った根を並べてみると
f:id:muu8san:20210504131317j:plain

右にあるのが切った根の先です。どんぐりから根が1cmくらい出ている程度まで切りました。

▼一番小さな鉢にいれるどんぐり

f:id:muu8san:20210504131532j:plain

鉢が小さいのだから、根を小さくしようと、根の長さが1cmあるかないかです。大丈夫でしょうか?

▼大きめの鉢に入れるどんぐり

f:id:muu8san:20210504131647j:plain

上のどんぐりは「直径が10cmで深さが9cm」の鉢に植えるもの、多少長めです。とはいえ、前回は根を切っていないですし、根を切って大丈夫かぁと思いながらです。
下のどんぐりは、「直径が8cmで深さが8cm」の鉢に植えるもの、ヒゲ根を残しながら1cmちょいまで切りました。

ミニ盆栽を目指して植えました

根っこを切ったどんぐり達を、前回と同じように、鉢の下の方に赤土を入れて、その上に腐葉土を入れ植えました。

▼土に穴を開け、どんぐりを置く
f:id:muu8san:20210504132521j:plain

この写真をみると、いかに鉢が小さいかわかると思います。

▼どんぐりを土で覆う
f:id:muu8san:20210504132624j:plain

▼ミニ盆栽のこどもたちです
f:id:muu8san:20210504132659j:plain

鉢に植えた後、しっかりと水を与えておきました。これからの生長が楽しみです。
大:1、中:2、中小:1、小:4、の全部で8つの鉢で育てはじめました。植えた中から、中小の1つと、小の2つは家の部屋の中で育てて、細かく生長を観察していくつもりです。

▼植えたばかりの小の鉢
f:id:muu8san:20210504133041j:plain

植えたばかりで、芽の部分は白っぽくて、もやしのようです。これからどうなっていくのか、楽しみな反面、すぐに枯れてしまわないか心配です。これからも、生長記をご紹介していく予定です。

ミニ盆栽 おすすめの本

大きくなる樹木を小さく育てる。
そんなミニ盆栽のつくり方を、初心者にもやさしく教えてくれる本
『超ミニ盆栽 岩井輝紀著』
いろいろな綺麗な樹木の育て方がわかるので、読んでいて面白いです。
是非チェックしてみてください。

 

よろしければ、ミニ盆栽へのチャレンジ<3>も御覧ください。生長がついに始まりました^^

www.muu0san.com

【おすすめのブログ記事一覧】
森林浴、森林セラピーや、自然写真撮影、自然観察の初心者の方向けに、自然と触れ合うための詳しい手順、など自然を楽しむ記事を書いていますので、ご覧ください。

www.muu0san.com