こんにちは むうさんです^^
前回、旅行に持っていくレンズとして、標準ズームレンズを探し始めたら、SONYのEマウント用のレンズは10種類もあるのに、希望に合うレンズが一種類しかなく、悩んでしまったことを書きました。
▼【2021年:購入前の悩み】キヤノン EOS RPレビュー
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- SONYの標準ズームにほしいレンズがない!
- 『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』
- 『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』購入に向けて
- 『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』決め手
SONYの標準ズームにほしいレンズがない!
前回の記事の希望スペックを紹介すると、
★目的:旅行用で、スナップ、記念写真、風景などを撮影する。
~~~ほしいスペック(優先順位の高い順)~~~
①軽いこと
カメラとセットで、1kg以下。レンズで500gを切りたい。
②広角側が、24㎜はじまり
景色を撮影、28㎜だと少し狭いため。
ここまでは、譲れないスペックです。
次からは、できればほしいスペック。
③手ブレ補正があるレンズ
④ズーム倍率が高い
24−70㎜よりも、24−105㎜が良い。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そして、①~③までを満たしているレンズは1種類だけ、SONYの24−70㎜ F4(SEL2470Z)で426gです。
スペックは満たしていましたが。
・価格が10万円以上する。
・2014年発売で少し古い。
・価格が高いわりにF4と中途半端なスペック。
ということから踏み出せません。
気に入って毎回撮影の時に使っているシグマのマクロレンズ『105mm F2.8 DG DN MACRO』でさえ10万円しないのです。
↓マクロレンズのご紹介
『シグマ105mm F2.8 DG DN MACRO』レビュー
10万円は高いなぁと思い、他の9種類のレンズを見直してみました。
シグマの24−70㎜ F2.8は、830g。写りは良さそう。
また、シグマの28−70㎜ F2.8は、広角側が28㎜ですが、9万円で470g。
これらは、2019年、2021年発売と最新のレンズです。希望スペックから外れるけど、どちらかにするしかないかなぁと考え始めていました。
そんな時、ふと、
他のメーカーはどうなんだろう?
と調べ始めると、
気になっていたキヤノンに何と、希望通りのレンズとカメラがあったのです!!!
『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』
カメラは、『EOS RP』
レンズは、『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』
のセットです。
レンズはいわゆるキットレンズですが、RFレンズです。
RFレンズとは、キヤノンの一眼レフ用のEFレンズよりも高性能なミラーレスカメラ用レンズです。
レンズのスペックを確認すると、
② 広角側が、24㎜はじまり→◎
③ 手ブレ補正があるレンズ→◎
④ ズーム倍率が高い→◎
①~④のすべてを満たしています。
欲しい!
カメラも確認してみます。
キヤノン『EOS RP』に求めるスペックは、次の3つです。
② 軽量→485gと500gを切る軽さ
③ レンズとセットでも軽量→セットで880gと超軽量
①:EOS RPはセンサーサイズがフルサイズです。
②の重量は、
α7と比較すると、バッテリー、SDカード込で
α7:474gに対して、EOS RP:485g
と、11gしか変わりません。
α7はα史上で最も軽いフルサイズミラーレスカメラです。
↓SONY α7を中古で購入
『初代SONY α7 中古』レビュー~前編~自然写真撮影を目指して~
今現在の現役のファインダーがあるフルサイズミラーレスカメラで軽量なのはSONY α7cです。それでも509gあります。ですから、α7cよりも『EOS RP』は軽量です。
現役の中では一番軽いカメラとなります。凄い!
③カメラとレンズのセットでも、880gと超軽量です。
α7とSONYの24−70㎜ F4で、474g+426gで900gですから、レンズとのセットでは、EOS RPのセットの方が軽いのです。
さらには、EOS RPは、発売された2019年から2年たち、価格もこなれてきていました。
買うか?買わないか?キープ?
なんて考えながら、
買うための理由を探しはじめました。
『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』購入に向けて
α7は2013年発売のカメラなので、いくつか弱点があります。
普段、私が撮影するマクロ撮影では、ほぼ問題ないので不満はないのですが、旅行用カメラとなると弱点が目立つかもです。
α7の弱点1:オートフォーカス
α7の弱点はオートフォーカスにあります。
オートフォーカスそのものが弱いとか、遅いということを私は感じていません。
弱点といってもオートフォーカスそのものではなく、
①ピントの狙った位置が上下左右にズレた時に修正しにくい。
マルチコントローラーはなく、十字キーで修正するしかないのですが、時間がかかりますし、ファインダーを覗きながらの操作がしづらいのです。
ただ、ピント位置がずれることはそんなにないですが……。購入の理由探しですから。
②瞳AFがしにくい。
ボタンを押しながらならできるらしいのですが……。
α7の弱点2:暗い所での撮影に弱い
ISOの実用上限が6400(ISOオートの範囲:100~6400,設定としては50~25600まで可能)と低いので、暗くなるとシャッタースピードが遅くなり過ぎて、手ブレせずに撮影するのが難しくなります。
実際、室内の撮影などでは、結構きつい時がありました。
正直、これくらいしかないです。
フォーカス位置がずれるのはあまり生じないシチュエーションですし。
瞳AFもボタンを設定して、そのボタンを押しながらシャッターをきればいいだけです。
暗い所での撮影も、しっかりと構えて撮影すれば、できなくもありません。
また、私が、屋外で、マクロ撮影や植物の写真撮影をする時は、不満はないです。自然撮影のセットとしては、α7とシグマのマクロレンズはとっても気に入っています。
悩みましたが、
購入の決め手は、カメラを2台持ちしたいということでした。
自然写真用と、旅行用で使うレンズが異なりますし、同時に2台持ちすれば、カメラを変えて、風景を撮りながら、一方、マクロ撮影もできる。そんな撮影スタイルをしたいという少し贅沢な考えからです。
『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』決め手
《結論》
●レンズは全ての条件を満たしている。
①軽いこと(500g以下)→395g
②広角側が、24㎜はじまり→◎
③手ブレ補正があるレンズ→◎
④ズーム倍率が高い→◎
●カメラ本体も軽く、レンズとのセットで、α7やα7c+レンズよりも軽い。
●新しいカメラで、瞳AFも使えて、フォーカス位置もタッチパネルで変えやすい。
●価格もかなり安くなってきた。
《撮影スタイル》
カメラ2台持ちで、自然撮影と風景でカメラを切り替える撮影スタイルにする。
『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』購入前最終チェック
購入前の最後の確認として、
実物を見て、触るために、ヨドバシカメラに行きました。
キヤノンのミラーレスを触ったことがなかったので、
SONYのミラーレスと操作性の所で異なる点が当たり前にあって、メーカーを変えるってこういうことかぁと感じました。
ですが触った時の質感の良さから、ますます欲しくなり、軽いことも実感できたので、即購入です。
買って本当に良かった!と言うのが、今の実感です。
異なるメーカーのカメラを購入すると、カメラ間でレンズは共有できませんが、
今回のようにどちらかにしか無いレンズもありますし、それぞれのカメラの良さがあるので、撮影する世界が広がりました。
カメラは、『EOS RP』
レンズは、『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』
のセットを、無事、購入して今手元にあります。気になった方は、是非チェックしてみてください。
購入してみて、初心者からカメラを深掘りたい方まで、どなたでも楽しめると思いました。↓購入後の紹介記事です。チェックしてみてください。