こんにちは むうさんです^^
昨年の秋に拾った大量のクヌギのどんぐりが発芽してから、ミニ盆栽を目指しはじめました。
部屋やデスクにグリーンを置きたいから、それも自分が育てて、成長するのを見守れる緑がほしいと思ったからです。
はじめたら、クヌギがわりと簡単に生長したので、コナラにもトライ中ですがこちらはクヌギと違って苦戦中。
どんぐりが大きいせいなのか?
クヌギはしっかりと生長します。クヌギのミニ盆栽を目指して、それぞれのドングリの鉢に名前をつけて生長を見守っています。
▼前回は、い君(クヌギのドングリ鉢の名前)とあ君を詳しくご紹介しました。
今回は、そのクヌギのどんぐりたちの生長具合をご紹介します。
ポットをもっと小さく~ミニ盆栽~
今までは、ミニ盆栽とはいっても、鉢はそこまで小さくしなくてもいいだろうと、クヌギのどんぐりは大きいですし。
ところが、クヌギの生長が良く、大きくなり過ぎてミニ盆栽にならないのでは、という危機感が出てきました。
▼写真の通り、あっという間に30cmになってしまいそうです。
鉢は茶色の焼き物ですが、黒いポットと同じ6.5cmの高さの鉢です。この鉢も最初は小さいと思っていたのですが……。
本を読んで調べてみると、根っこの大きさが小さいと、土の上に出ている幹と葉の大きさが小さくなるということが書いてありました。
そこで、いままでは、小さいと思っていた黒いポット(高さ6.5cm)でさえ大きいと考え直さないと。と思いました。
ですが、小さい鉢って売っていないんです。
▼そこで、黒いポットをハサミでチョキチョキ切って、小さな鉢をつくりました。
そして、すべてのクヌギのどんぐりたちを、
高さ:2.5cm、3cm、4cm、茶色の鉢のまま:6.5cm(あ君)、白鉢:10cm(白鉢10cm君)の5種類としました。
小さなポットに植え替えたクヌギたち~ミニ盆栽~
根と芽を切る~ミニ盆栽へ~
クヌギのどんぐりはいつも通り、いったん芽生えた芽や、根っこを切ってしまいます。今までの経験から再び芽生えるだとうと思ってです。
▼芽生えて、ある程度生長しているクヌギのドングリもミニ盆栽として小さくするために、芽と根を切ってしまいます。
小さいポットへ植え替え~ミニ盆栽へ~
高さ:2.5cm、3cm、4cmの黒いポットへ植え替えていきます。
そしてこの機会に、各ポットに名前をつけました。
《高さ2.5cmのポットのグループ》
”か”、”き”、”く”の3つの鉢です。高さは2.5cmで一番高さの低い鉢のグループです。
この高さになると、クヌギのどんぐりは埋まりきりません。
生長するかどうか、鉢が小さくて不安です。
《高さ3cmのポットのグループ》
続いて、ポットの高さが3cmのグループです。
どこかに高が低いの限界があるのでしょうか?
”さ”、”し”、”す”の3つのポットです。
このグループは、3つともどんぐりがポットの土の上に出ています。
これは、根っこをわざと外に出して、幹として育てるためです。その方が格好がいいミニ盆栽になるらしいです。
ですが、どんぐりは乾燥させていけないような、不安があります。
《高さ4cmのポットのグループ》
”い”、”え”、”お”の3つの鉢です。高さは4cm。
高さ4cmなら育つでしょうか?
二回とも大きく育った”い君”には、3回目の芽生えからミニ盆栽として羽ばたいてほしいです。
※前回紹介した通り、育ちました!
生長力のあるどんぐりと、生長力の弱いどんぐりと個体差が、かなりあるのかもしれません。”い君”は3回とも大きく育っています。
クヌギたちを置く環境を改善
クヌギや、コナラのポットや鉢は、部屋の中の日当たりの良い「出窓」に置いています。
ただ、夏に近づくにしたがって、日差しが強くなってきました。
そこで、環境を少し改善しました。
出窓で育てることに変わりはないのですが、窓に”よしず”を立て掛けています。
よしずによって、窓から差し込む直射日光を遮断して、ミニ盆栽へ過度の日差しがあたらないようにしています。
コナラが調子が悪くなった原因として強い日差しを疑っているためでもあります。
このように、小さなポットで育てると、どのような生長具合をみせるでしょうか?
ポットの高さと、上の幹と葉の大きさに関係があるのでしょうか?
ミニ盆栽に少しずつでも、近づいてきてくれるといいのですが……。
次回はその最新状況をご紹介する予定です。
ミニ盆栽~おすすめの本
《1》『小さな盆栽の作り方・育て方 山田香織著』
マユミ、モミジ、ヒノキなどの樹木から、サギソウ、カワラナデシコのような草まで、枝もの、草ものと分けて、形のつくり方や、季節ごとのお手入れの仕方が写真いりでとても具体的に書かれています。
これから始める方から、新しい樹木や草にトライしようとしている方にもおすすめの本です。
ヒノキをクリスマスバージョンにするなど、様々なミニ盆栽のデザインの具体例と、そうするためのワイヤーの使い方などの作り方などもあり、本を眺めているだけで、綺麗なミニ盆栽にチャレンジしたくなります。
NHKの趣味の園芸の講師もされている方で、格好いいミニ盆栽について丁寧に教えてくれています。ぜひ、チェックしてみてください。
《2》『つくる・育てる・飾る! 超ミニ盆栽 岩井輝紀著』
超ミニ盆栽ってどんなもの?からはじまって、つくり方、お手入れの仕方、飾っての楽しみ方。など初心者に優しい本です。
超ミニ盆栽の魅力は「時間がかかる人の趣味だっった盆栽を、時間をかけずに狭い場所でもできるように生み出されたのが超ミニ盆栽」とのことです。
また、様々な超ミニ盆栽の写真が掲載されていて、見ているだけで楽しめます。是非チェックしてみてください。