こんにちは むうさんです^^
ミニ盆栽にチャレンジしはじめてクヌギが育ったので、コナラもとトライしたら難しい。
コナラの実生したものを、クヌギと同様に、
根を切って、葉っぱを切って、植えてみましたが、そもそも芽吹かないですし、数少ない芽吹いたものもすぐに枯れてしまいました。
▼コナラの芽生えが枯れてしまいました。
まだ、はっきりしないのですが、コナラの方がクヌギより弱いのかなぁと感じます。今回は、コナラのミニ盆栽へのトライの再開とその後をご紹介します。
コナラが弱い原因は?~ミニ盆栽への道~
想像するに、弱りやすい原因は、
①クヌギと比べて、そもそもドングリが小さいせい?
クヌギの方がどんぐりの大きさが倍以上あります。そもそもどんぐりの中に入っている栄養の量も違うのでしょう。
②日の強い光に弱いせい?
コナラも、クヌギも陽樹(日の当たる所で育つ樹木)ですから、極端に日差しが強くなければ問題ないと考えていました。
ただし、森の中では芽吹きの間は背も低く、日の光も当たらない場所で育つはずなので、木の赤ちゃん時代は日の光が当たり過ぎない方がよいのでしょうか?
③温度が高いのが苦手?
④カビが生えたせい?
私が使った焼き物の茶色の鉢は、カビが生えやすいです。
水を上げすぎなのか、黒いポットの方も土に白いカビが生えてしまいます。
どちらかというと、クヌギの時はカビを気にしなくても良かったですし、実際にコナラの方がカビが生えています。
⑤根を切ったせい?
よくわかりません。
本来は、ドングリがついている間は、再度、芽生えて生長するはずですが……。
もし、何かアドバイスがありましたら、一番下にある「コメントを書く」から、お願いいたします。
弱いコナラの実生第二弾
実生第二弾では、上の原因と考えられることを元に次のようにしました。
①ドングリが小さいせい?
どんぐりの中身が少なくなってきているものは止めて、新しめのドングリのものに絞る。
②日の強い光に弱いせい?
出窓によしずをセットして、直射日光を抑え気味にしてみます。
③温度が高いのが苦手?
これから夏で温度が高くなり、出窓に置いている場所は暑くなりますが、弱ってきていそうであれば、場所を変えることにします。
ただ、最初は出窓スタートです。
▼写真の背景の茶色のものが”よしず”で、出窓全体を覆うようにしました。
また、写真の右のものが”スプレー"です。苔テラリウムの水あげの時に使っていて、ミストが細かく使いやすいスプレーです。
また、葉っぱにスプレーで水をかけて、葉の温度を下げるようにします。
④カビが生えたせい?
最初にコナラの土を取って、良く洗い、カビを取り除いて置こうと思います。
また、ポッドも最初に洗っておき、消毒しておきます。
また、エアコンをつけている時以外は、出窓の窓はなるたけ開けて、空気の通りをよくします。
⑤根を切ったせい?
クヌギよりどんぐりの大きさも小さいですし、栄養が取れないのかもしれません。
そこで、根を切らずにスタートして、芽が成長できたらそこで根を切るか、考えることにします。
クヌギは根を切っても大丈夫だったので、コナラも切ってしまいましたが、根を生長させるのにもエネルギーが必要で、さらに芽を出すのにエネルギーが必要となると大変なのかもしれません。
コナラのミニ盆栽第二弾スタート
決めた対策通りに進めていきました。
▼コナラの実生、ドングリがまだ小さくなっていないものです。
▼上のコナラの実生を、対策通りカビを生えさせないために、水でしっかりと洗います。
▼今までは、クヌギ同様に根を切ったり、芽を切ったりしましたが、今回は、このままポットに植えていきます。
▼根っこが長いものもあるので、ポットの中で丸めてしまいます。「根長」と命名。
▼「根長」の根っこを拡大すると、
▼赤土の上に、コナラの実生を置いた後、腐葉土をかけて完成です。
5つの新たなコナラのミニ盆栽の子どもたちです。
▼葉っぱが小さくて、これから生長しそうなコナラ
▼こちらも、これから生長しそうで期待大です
コナラのミニ盆栽 対策の確認
①ドングリが小さいせい?
⇒新しめのドングリで栄養が残っていそうなものにしました。
②日の強い光に弱いせい?
⇒出窓によしずをセットして、直射日光を抑え気味にしました。
③温度が高いのが苦手?
⇒出窓で場所は変わりませんが、よしずを使い始めたのと、エアコンで温度は抑えています。
⇒葉っぱにスプレーで水をかけて、葉の温度を下げるようにしました。
④カビが生えたせい?
⇒最初にコナラの土を取って、良く洗い、カビを取り除いて置きました。
⇒ポットはカビていないので、そのまま使いました。
⇒外気を通すことに気をつけています。
⑤根を切ったせい?
⇒今回は、根も芽も切りませんでした。
はたして、第二弾は無事生長してくれるでしょうか?
次回には、ある程度結果が見えてくると思いますので、次回もご覧ください。
ミニ盆栽 おすすめの本
『手のひら盆栽 ビリ著』
ビリさんのことは知らなかったのですが、植物との暮らし方提案をイベント企画などを通して園芸普及活動をしている方です。
初心者の方が、どんなミニ盆栽があるのだろう?
ある程度経験がある方が、もっと違ったミニ盆栽をはじめてみたい!
といったときにピッタリのおすすめの本です。
ビリさんがやさしい表情でミニ盆栽の世話をしていると、ペットを世話しているようで、「植物との暮らし方提案」が伝わってきます。
この本の最大の特徴は、
Part1:おうちで四季をながめてすごそう
Part2:語り合える相方みたいな盆栽
で紹介される様々な表情のミニ盆栽たちを大きな写真で魅せてくれることです。※思わずミニ盆栽を擬人化^^
春の梅、桜、初夏の青紅葉。
そして、コナラもどんぐりから育てて赤褐色に紅葉した表情を写真で紹介してくれています。
そんなミニ盆栽を、ビリさんが慈しむように、剪定をした写真があり、”美容師さんになった気持ちで植物をスタイリング”とあり、たしかに”剪定はスタイリング”だなと思わされてます。
Part3:[実践編]つくる・育む・愛でる では、
ビリさんが、道具を一覧で教えてくれて、苗を買ってきてから鉢に整えるまでを丁寧に説明してくれます。そして、育てる上での、日光、水、肥料のことなども書かれています。
是非、チェックしてみてください。
下は、再トライの続き、結果をご紹介した記事です。