夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【登山】扇山と百蔵山 おすすめの日帰りハイキング(2022年4月中旬)~秀麗富岳十二景~

こんにちは むうさんです^^

コロナ禍になってから、しばらく登山に行けていませんでした。近場の登山とは言えない程度のおかは登っていましたが……。

久方ぶりに、JR中央線沿線の扇山と百蔵山を登山をしてきての山行記録です。4月中旬の様子をレビューします。

百蔵山の山頂の桜

百蔵山の山頂の桜

▼山と高原地図『高尾・陣馬』
※高尾山、陣馬山など高尾山近郊の山と、扇山、百蔵山、九鬼山のような秀麗富岳十二景の山も載っているので、私は使う頻度の高い山域です。

扇山と百蔵山

山梨県大月市にある山の山頂から望む富士山の美しい景色が見られる、大月市が定めた12の山域のことを、秀麗富岳十二景といいいます。

扇山(おうぎやま)は六番目の山頂で、百蔵山(ももくらやま)は七番目の山頂となります。

また、山梨百名山でもあります。下の写真は、山梨百名山手帳です。

山梨百名山手帳

山梨百名山手帳

この手帳には、山梨県の100個の名山が紹介されていて、登山記録も記入できるようになっています。

山梨百名山

山梨百名山

扇山と百蔵山では、下にある通り扇山の方が高いので、標高の高い扇山から行くことにしました。
体力のある前半にしっかりと登って、後半はどちらかというつ下り基調で、疲れにくくしています。下りも百蔵山からの方がなだらかそうです。

扇山と百蔵山

《交通》JR中央線 鳥沢駅 バスで梨ノ木平扇山登山口まで富士急バス15分

《行程》鳥沢駅→バス→梨ノ木平(トイレ休憩)→扇山→カンバノ頭→百蔵山→大同山→猿橋駅

《コースタイム》5時間5分(山と高原地図より)

《標高》扇山(標高):1137.8m、百蔵山(標高):1003.4m

扇山を登るときは、JR中央線の鳥沢駅(高尾駅から電車で35分、大月より東京寄り)から行くのがスタンダードなコースです。
登山口となる梨ノ木平扇山登山口までは、バス(運賃:300円)で行きました。

登山の安心安全のための持ち物

モンベル デルタガセットポーチ

登山の時に、いつも持っていくのがモンベル デルタガセットポーチです。

このポーチはサコッシュのように、たすき掛けができるのに、登山時に体からブラブラ離れないので歩きやすく、スマホなどすぐに出したいものがちょうど収納できるフィットサイズなのところがおすすめです。

下の記事でレビューしていますので、是非チェックしてみてください。

このポーチに、今回はスマホを2つ(一つはYamapでのGPS用、もう一つはバッテリーの消耗を抑えていて連絡用です)と、扇山と百蔵山が載っている『山と高原地図「高尾・陣馬」』日焼け止め『花王 BIORE UV』を入れていきました。
この4つのアイテムを、ほしい時にすぐに出せるようにです。

モンベル デルタガセットポーチに山と高原地図

モンベル デルタガセットポーチ

山では、必要な時にすぐに取り出せることがとても大切です。

疲れてくると、面倒なことができなくなることがありますし、緊急時には”すぐ”ということが重要です。
このモンベル デルタガセットポーチは、必要なものをすぐに取り出せるので便利です。

山と高原地図

スマホを2つ持っていくのは、安全な登山のためです。

1つのスマホは、Yamap専用で使いました。
事前にYamapで山の地図をダウンロードしておき、山の中では電波は来なくとも、位置情報がGPSで受信できるので、歩いている場所がいつでもわかって便利で安心です。

とは言っても、山と高原地図という登山用の紙の地図は、スマホが使えない場合でも紙なら安心なので、必携だと考えていて、いつも持っていきます。

▼山と高原地図『高尾・陣馬』
※高尾山、陣馬山など高尾山近郊の山と、扇山、百蔵山、九鬼山のような秀麗富岳十二景の山も載っているので、私は使う頻度の高い山域です。

日焼け止めは、花王のBIORE UV

4月になると、紫外線が強くなります。
標高の高い山ではより紫外線が強いので、日焼け止めは必携です。

以前は、Mens専用の日焼け止めを使っていたのですが、嫁から、BIORE UVならミクロディフェンス処方でいいのよと、言われ、ミクロディフェンス処方が何かもわからず、花王ならいいだろうと、3年前からBIORE UVを使っています

使ってみると、伸びがよくて、塗りやすい上に、量もたっぷり入っているので、使っていて不満のない日焼け止めです。

ちなみに、この機会にミクロディフェンス処方を調べてみると、日焼け止めを塗った後に水分が蒸発するとスキマができて紫外線が皮膚に到達してしまうのを防ぐようです。

登山におすすめの日焼け止めですので、チェックしてみてください。

▼日焼け止め 花王 BIORE UV

扇山と百蔵山 山行

行程

行程は、
鳥沢駅→バス→梨ノ木平(トイレ休憩)→扇山→カンバノ頭→百蔵山→大同山→猿橋駅です。

鳥沢駅の北口からバス通りに出ると、通りを渡ったところにバス停があります。
土曜日でしたが、乗客は十数名でした。バスは余裕がある感じ、乗客がいっぱいで乗れない心配をしていましたが、大丈夫でした

バスで15分で梨ノ木平の登山口のバス停につきます。
登山口にはトイレがありますが、鳥沢駅の駅前トイレの方が綺麗なので、そちらの方がおすすめです。 

登り始めると、ツツジが花先で葉もなく咲いていました。
彩の少ない樹林帯で目立つ存在です。

扇山 ツツジ

ツツジ

久しぶりの登山でしたので、最初はかなりゆっくり、3名のグループの先頭を歩きました。

同行したメンバーには最初、すっごくゆっくりだった!と言われました。
私は「全力で登っていたけどね!と言って、久しぶりを強調していました。

ですが、途中から調子がでてきて、あっという間に扇山の山頂です。

扇山山頂

扇山山頂

扇山の山頂は、すっかりガスっていて、富士山どころではありませんでした。

午後からは晴れる予報でしたので、扇山はすぐに出発して百蔵山へ出発です。途中にいろいろな植物を見れました。

▼枯れた樹木から生えている木には、びっくりです。

扇山から百蔵山への道

枯れた樹木の中から、新しい木が生えています

そして、一人静(ヒトリシズカ)の群生がありました。

ミラーレスカメラの『EOS RP』と大三元ズームレンズ『EF24-70mm F2.8L II USM』を持参したので、この時ばかりは、持ってきてよかったと思いました。

▼可憐な一人静です

扇山から百蔵山の一人静

一人静(ヒトリシズカ)

扇山の方が百蔵山より高いので、ゆったりとした縦走路かと思いましたが、扇山をかなり下ったために、百蔵山への最後の登りが急で長かった
久しぶりの登山で、ふくらはぎの筋肉がつりそうでした。私以外の2人のメンバーは全然元気なので、少しへこみました。

そして、百蔵山の頂上へ到着です。

百蔵山 山頂

百蔵山 山頂

雲が切れ始めたので、富士山が見られるか!

▼桜は花が散り始めている感じです。4月上旬がピークかもしれません。

百蔵山の山頂の桜の先に富士山

桜の先に富士山があるはずだが…。

桜に露出(明るさ)を合わせると富士山が白くなってしまったので、富士山に露出を合わせて、再度撮影。

百蔵山からの富士山

富士山の山頂には雲が

見ることができたら、すごく大きな富士山を見ることができそうでしたが、天候には勝てません。残念…。

山頂には長くいたので、晴れ間がでる時間もありましたが、富士山の山頂を見ることはできませんでした。

桜と白い雲と青い空

桜と白い雲と青い空

諦めて、下山します。

下山後に、下から百蔵山を見上げると、頂上のあたりは雲がとれていないようでした。

百蔵山を下山後に見上げる

百蔵山を下山後に見上げる

猿橋駅まで歩く途中に、川に新緑が映えていました。

新緑が映える

新緑が映える

本当に気持ちの良い山行でした。

メンバーともひさしぶりに登りながら、いろいろと話もできて楽しい時間が過ごせました。
山に登ると、また登りたくなります。コロナで中断していた登山も復活させていこうと思っています。

最後に、途中でご紹介した、私がおすすめする登山グッズです。是非、チェックしてみてください。

▼モンベル デルタガセットポーチ

▼モンベル デルタガセットポーチ レビュー記事

▼山と高原地図 高尾・陣馬

▼日焼け止め 花王 BIORE UV