こんにちは むうさんです^^
昨年、コナラを育てようと、実生の稚樹を二度、ポットに植えましたが、根づかずに、あっという間に枯れてしまいました。
そこで、コナラをどんぐりから発芽させて、実生(みしょう:種子から発芽して育っている植物のこと)として育てることにしました。
春になっての、コナラのどんぐりの発芽レビューです。
昨年の秋:コナラのどんぐりの仕込み
昨年の秋に、コナラのどんぐりを拾ってきて、発芽への仕込みをしました。
▼コナラのどんぐりの仕込みの記事1
▼コナラのどんぐりの仕込みの記事2
どんぐりの発芽の仕込み方法は、
先日亡くなった、俳優で八ヶ岳倶楽部のオーナーの柳生博さんのご子息で、園芸家の柳生真吾さんの著作の、
「柳生真吾の 雑木林はテーマパークだ!」で読んだ方法です。
▼「柳生真吾の 雑木林はテーマパークだ!」※中古でしか入手できません。
このどんぐりの仕込み方法は、一昨年のクヌギのどんぐりで実践してうまく発芽してくれていて、すでに実績があります。
コナラでも大丈夫だという見込みでした。
コナラのどんぐりも発芽!
さて、クヌギのどんぐりと同様に、無事、芽生えてくれているでしょうか?
ビニール袋に仕込んだどんぐりを確認
秋に仕込んだ、コナラのどんぐりを見てみます。
▼ビニールの外からも、白いもやしのようなものが生えています。
▼ビニール袋の中を確認すると
無事、コナラのどんぐりから発芽していました。
コナラのどんぐりは、秋の早いうちに根を出して水を補給できる体制を整えて、越冬し、春になると発芽します。
もやしのように白いですが、クヌギもこんな感じでした。
日の光に当てると、色が出てきて、緑色っぽくなってくるはずです。
ポッドに植えていく
≪グループ1≫
発芽したコナラの根っこが太いので、茎は切らずに、根は切って、ポッドのサイズも4.5cmにして、多少負荷をかけた状態で植えてみます。
▼ポッド:左は6cmのまま、右は切って4.5cmにしています。
ちなみに、このポッドは百円ショップのダイソーで50個くらいで100円で売っているものです。
使う土は、ホームセンターで購入した園芸の土です。
▼園芸の土
▼2つの発芽したコナラ
▼根っこを切ってしまいます
どんぐりがあるうちは、どんぐりの栄養があるので、根っこを切っても大丈夫です。クヌギもそうしています。
▼根っこを茎に見立てるように、根っこを出して植えます。
根っこを出して植えることで、後で格好よくなってきます。
≪グループ2≫
グループ2のコナラのどんぐりの根っこが短めなので、慎重に、根も茎も切らずに、ポッドのサイズも6cmのままで植えてみます。
▼2つの発芽したコナラのどんぐり
▼根っこは丸めて、ポッドの中を這わせて植えます。
このグループは、今回植えた中で、一番良い状態で植えました。
≪グループ3≫
グループ2のコナラのどんぐりの根っこが長めなので、根は切らずに、茎を短く切って、ポッドのサイズを4.5cmにして植えてみます。
ミニ盆栽にするときは、茎はどうしても切るときは訪れます。クヌギの経験か、最初に茎を切ってしまった方が、樹形が良くなると思います。
▼一つ目の茎をきってしまいます。
根っこは写真の通り長いので、このまま植えていきます。
▼植えました
▼2つめの発芽したコナラの茎を切ります。
▼根っこはポッドの中を這わすように入れてから、土を入れます。
▼土を入れました。
うまく育ってくれれば、樹形の良いコナラのミニ盆栽になるはずです。
コナラのどんぐりの発芽を植えて
12個のポッドへ植えました。
そのうち、4つは茎を切って、4つは根を切って、4つは何もせずに、植えてみました。
▼12のコナラの実生たち
4つの茎を切ったコナラたちは、拡大すると下の写真の通りです。
▼4つの茎を切ったコナラたち
れらが、白から緑色へ色づいて成長してくれるよう、しっかりと世話をしていきます。
▼8つの茎を切っていないコナラたち
これらのコナラは、クヌギ同様に、室内の出窓に置いて世話をしていきます。
これからも生長した姿を書いていきます。
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