こんにちは むうさんです^^
下の本を見ると、樹形が格好いいケヤキのミニ盆栽の写真が載っていて、ミニ盆栽でケヤキにチャレンジしたいと思って、昨年の秋に種を仕込みました。
▼ケヤキの載っている『四季のミニ盆栽 山田香織著』を含む、ミニ盆栽の3冊ブックレビュー
今回は、種を仕込んだケヤキの春になった様子をレビューします。
ケヤキとは?
街路樹でも、かなり植えられています。
ケヤキ通りのような名前がついていると、20mにもなるケヤキが道の両側に生えそろっています。
ケヤキは、そんなにも大きくなる樹木です。
自由に育てると、上の写真の通り、
竹ぼうきをひっくり返したような樹形になります。
ミニ盆栽にしたときの格好良さは、
枝が密で、たくさんあることで、見栄えがするのです。
ケヤキの種の仕込み1(冷蔵庫組)の発芽
春に芽生える種の多くは、冬の寒さを感じた後でないと、発芽しません。
これは、発芽した後にすぐ冬が来ると、枯れてしまうため、寒さを感じることで冬を越したことをわかってから発芽するためです。
ですから、秋に種を拾って室内の寒くならない場所に置いておいて、春に種をまいても、寒さを経験していないので、発芽しないようです。
そこで、秋に拾った種に寒さを感じさせるために、冷蔵庫に種を入れておきました。
種は乾燥させないように、湿ったキッチンペーパーにくるんだ状態です。
冷蔵庫の缶の中で11~3月下旬まで、入れておきました。
日本の冬を考えると、長めかもしれません。
3月28日
▼冷蔵庫から取り出す(缶にいれていました)
▼種を広げる
冷蔵庫にいれておいたのに、すでに、芽を出しています。
”芽”というか、根のようです。
種を撒く時期が遅かったのでしょう。
忙しくて種まきができなかったこともありますが、来年も種を撒く場合は、3月上旬くらいにします。
種を出した同じ日に、プランターに種まきをしました。
▼プランターに種を撒く
4月9日
▼プランターを見ると、発芽しています
▼まだ、双葉で小さく、茎が真っ赤です。
4月23日
▼たっくさんのケヤキが芽生え、双葉も大きくなり、本葉も出ています
冷蔵庫に入れて置いたケヤキの種ですが、発芽するまでは、多少の不安がありました。
ですが、無事、芽を出しました。良かった!
これからの、生長と、育てていくのが楽しみです。
ケヤキの種の仕込み2(秋に種まき)の発芽
冬を経験させるのに、冷蔵庫に入れるのもいいですが、自然の中で育てた方が、確実に発芽するのではないかと、秋に種まきもしておきました。
もちろん!屋外に置いていたので、冬の寒さ経験しています。
▼秋の種まき(2021年11月22日)
3月28日
▼最初の発芽
▼芽生えは、双葉です
4月9日、10日
▼双葉の上にケヤキっぽい葉がでて、プランターにもたっくさんの芽生えです(4月9日)
▼葉っぱを拡大すると(4月10日)
大人のケヤキの葉のように、鋸歯(きょし)がある葉がでています。
日の光を浴びるための工夫がされていて、葉っぱは交互に出ています。
まだ、樹木の樹形ではなく、赤ちゃんの木、稚樹の手前です。
4月17日
▼どんどん、ケヤキっぽい葉の芽生えが増えていきます
▼プランターの中は、ケヤキの赤ちゃんでいっぱいです
ケヤキの種は、知り合いに拾っていただいたので、次に会う時に、ポッドに移して渡したいと思います。
ケヤキが、格好いい樹形に育つようチャレンジします!
樹木について知りたい方へ おすすめの本
《1》樹木観察して名前をわかりたい
『樹木図鑑 林将之監修』
葉っぱの形で、372種の樹木がわかる樹木図鑑です。
携帯できるサイズで、見て、読んで楽しい本で、おすすめです。チェックしてみてください。
▼【樹木図鑑(林将之監修)五感で楽しめるおすすめの図鑑】ブックレビュー
《2》樹木の生き方を知りたい
『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』
樹木は動けないため、生きるためにいろいろな戦略を持っています。
ケヤキを含めた36種類の樹木の個性と生き残り戦略を教えてくれる貴重な本です。
とても面白いので、是非、チェックしてみてください。
▼『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』ショートブックレビュー
《3》樹木ってどうなっているか知りたい
『樹木博士入門 小幡和男他著』
樹木について、観察をしているかのように、豊富な写真でそのすべてを教えてくれる、”事典+図鑑”です。
写真は企画しながら撮っているので、見たことのない写真がたくさん載っていて、眺めているだけでも樹木のことがわかってきます。
超おすすめの本です。チェックしてみてください。
▼『樹木博士入門』ブックレビュー