夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

イチョウのミニ盆栽~銀杏(ぎんなん)発芽方法で芽生えた!そして育てる~室内で小さく育てるミニ盆栽<26>

こんにちは むうさんです^^

秋に銀杏(ぎんなん)を拾ってきて、果実部分はきれいに洗って、植えておきました

ぎんなんとイチョウの葉

ぎんなんとイチョウの葉

銀杏も、どんぐりと同じように、栄養たっぷりの種子なので、余裕で発芽するだろうと思っての仕込みでした。

▼イチョウの種 銀杏の発芽方法で、プランターに銀杏を植えた記事

今回は、イチョウの種子の銀杏の春になっての様子をレビューします。

イチョウはどんな木?

イチョウには、オスとメスがあり、銀杏はメスの木にしかなりません

銀杏(ぎんなん)のなる様子

たわわな銀杏(ぎんなん)

イチョウも街路樹として結構ありますが、最近は銀杏のできないオスの木を植えることが多いようです。
銀杏は、落ちて匂いがするので、敬遠されるようになったようです。

黄葉時期のイチョウの街路樹は映えます

黄葉時期のイチョウの街路樹は映えます

とはいえ、今も銀杏が拾える場所はいろいろとあるので、秋に拾って銀杏を植えておきました。

発芽しないギンナン(銀杏)

クヌギやコナラのどんぐりも、ケヤキ、トウカエデなどの種も、すっかり発芽していますが、4月の中旬を過ぎても、銀杏は音沙汰なしで、芽を出してきません

今年の冬は、寒い日が多く、霜が降りた日がかなりありました
銀杏も中が凍ってしまえば、細胞が壊れて発芽しない可能性もあります。
霜が降りる度に、大丈夫かと思いながら見ていました

ですから、発芽をしないのを見て、やっぱり駄目なのかと、思っていました。

その横では、トウカエデが、元気よく双葉から本葉、そこからさらに葉っぱを出して、生長しています。

▼トウカエデの種からの芽生えのレビュー記事

5月末まで待って発芽しなかったら、土を掘り返して、原因を探ろうと考えていました。

ついに芽生えた銀杏(ぎんなん)

そんな状態で4月も下旬になった4月23日に、緑の芽がニョッキと一つ出ています
昨日まではなかった!

イチョウの種 銀杏が芽をだしました

イチョウが芽をだした!

ついに芽を出しました。
すると、4月27日には、さらに2つの芽生えがでて、芽が一気に3つになりました。

イチョウの新たな芽生え

最初の芽生え+新たに1つ

ぎんなんから新たな芽生えの様子

あらたな芽生え

4月23日に、最初にでてきたが芽が、4月29日には、下のようにかなり立派になっています。
それとこの形が、なんとなく、イチョウっぽい葉っぱがでてきそうな予感をさせます。

ぎんなんの芽が出てから6日後の様子

イチョウの芽がでて6日後

さすが、銀杏からの発芽です。
太く、立派な芽生えです。

4月29日には、その他にも6本の芽生えがでてきています。同じ時期に一斉に発芽するものなのか、いきなりのことです。

▼銀杏からの芽生え、最初に芽生えたのが一番右の芽です(3つ)

イチョウの種の銀杏からの太い芽生え

▼一斉に芽生えました(4つ)

一斉に、銀杏から芽生えました

▼4月29日時点で、7つの芽生え

7つのイチョウの芽生え

上の写真で7つの芽生えがあります。
わかりますか?

こうなると、いきなり忙しくなります。
イチョウが芽を出したら、ミニ盆栽にするのに何をすればいいんだろう?

と、本を読んで調べながら、調べる時間欲しさに、もう少し生長するのは待ってほしい!

なんて、都合の良いことを考えています。

イチョウも、本当に楽しみです。
絶対に、ミニ盆栽にしようと思います。

樹木について知りたい方へ おすすめの本

《1》樹木観察して名前をわかりたい

『樹木図鑑 林将之監修』

葉っぱの形で、372種の樹木がわかる樹木図鑑です。
携帯できるサイズで、見て、読んで楽しい本で、おすすめです。チェックしてみてください。

▼【樹木図鑑(林将之監修)五感で楽しめるおすすめの図鑑】ブックレビュー 

《2》樹木の生き方を知りたい

『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』

樹木は動けないため、生きるためにいろいろな戦略を持っています。
イチョウは紹介されていませんが、36種類の樹木の個性と生き残り戦略を教えてくれる貴重な本です。
とても面白いので、是非、チェックしてみてください。

▼『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』ショートブックレビュー

《3》樹木ってどうなっているか知りたい

『樹木博士入門 小幡和男他著』

樹木について、観察をしているかのように、豊富な写真でそのすべてを教えてくれる、”事典+図鑑”です。

写真は企画しながら撮っているので、見たことのない写真がたくさん載っていて、眺めているだけでも樹木のことがわかってきます。
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▼『樹木博士入門』ブックレビュー