こんにちは むうさんです^^
森林セラピーに力を入れている鳥取県智頭(ちず)町へ、森林セラピストのむうさんは、研修に行ってきました。
・鳥取県智頭町の森林セラピー~自然豊かな森で、心地よく癒されました~【前編】
・鳥取県智頭町の森林セラピー~自然豊かな森で、心地よく癒されました~【後編】
智頭町の中心部は、昔、宿場町だったこともあり、その当時の雰囲気を残しています。そんな町なかを写真撮影をしながら歩いてみました。
最近首都圏に進出しているパン屋『タルマーリー』が実は智頭町にあったり、綺麗なゲストハウス『楽之(たのし)』があったりと、楽しい散歩でした。
智頭町の概要
智頭駅です。
ホームと乗ってきた電車は、こんな感じでした。
たしか3両編成だったと思います。
因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)のいなばですね。
智頭駅に着くと、路線図がありました。
9つ先の駅が鳥取駅です。
私は、新横浜駅→新幹線のぞみ→姫路駅→智頭駅のルートで行きました。新横浜駅から4時間7分と考えていたより近く感じました。
駅に着くと、案内板があります。
右が瀬戸内海、左が日本海で、一番左の赤い丸の駅が智頭駅です。
智頭の町の案内板です。
色々とみる場所がありそうですが、徒歩移動なので、町の中心を写真を撮りながら歩いてみました。
宿場町だった智頭町
街を歩いていると「備前街道 智頭宿」という大きな木柱が立っていました。
智頭町観光協会のホームページを見ると
智頭宿は、上方へと向かう主要道であった「智頭往来」の宿場町。江戸時代には、参勤交代で江戸へと向かう鳥取藩の最初の止宿であり、藩主の宿泊や休憩の場となる御茶屋や奉行所、制札場が置かれていた要所です。往来に沿うまち並みには宿場町として栄えていた往時を偲ばせる町屋の建物や道標が今も残っており、国指定重要文化財の「石谷家住宅」、「塩屋出店」、「西河克己映画記念館」、「諏訪神社」など、見所も多く散策を楽しむことができます。
と、あります。
鳥取藩は30万石以上の大きな大名でしたから、重要な街道での最初の宿場だったのでしょう。
山に囲まれた智頭町
智頭町は山間のまちなので、周りにはすぐに山があります。
木の表面を焦がして炭化させることで、腐りにくくして、長持ちするようにしています。普通の住宅でも、このあたりだと当たり前のようです。
また、瓦葺きでもあり、街並み全体が歴史を感じさせてくれます。
木の格子窓と杉玉がいたるところに
木の格子窓がいたるところにあります。
最初の写真に杉玉がありましたが、いたるところにあります。
石谷家住宅
石谷家住宅のホームページ(石谷家住宅)を見ると、
・国指定重要文化財
・江戸時代、参勤交代の宿場町であった智頭宿。因幡街道に面する石谷家住宅は敷地面積3000坪、部屋数40余りによって構成されています
・見上げれば巨木の梁組み、大黒柱の輝き。近世から近代への建築技術の推移を示す歴史的建造物群です
・古くは江戸時代末期ころから、昭和時代にまでわたって、各期に建設された歴史的建造物が数多く残っています。このうち主屋や多くの付属室は、大正八年にはじまり昭和四年に終わる、一連の大正新築工事によって建てられたもの
とのことです。
今回は時間が合わなかったので、見学できませんでしたが、巨大な梁など一見の価値がありそうです。
諏訪神社
石谷家のすぐ横に諏訪神社があります。
諏訪酒造
諏訪神社の前の街道をまっすぐ行くと、諏訪酒造に着きます。
漫画で『夏子の酒』というのがありました。確か、幻の酒米をつくって日本酒にするというような話だったと思います(違うかも……)が、そのモデルになった酒蔵があります。諏訪酒造さんです。
杉玉というと、秋になってお米がとれて、新酒ができたときに緑色の杉玉を作ります。新酒の時期には、この杉玉も綺麗なグリーンの杉玉になっているのでしょう。
ここに、お店もあってお酒を買うことができます。
20年以上寝かせていた古酒から、大吟醸、精米率70%の御燗向きのお酒まで、数十種類ある感じでした。品揃えのいい酒蔵です。
綺麗な水の流れる側溝
側溝と呼ぶのがふさわしいかわかりませんが、きれいな水が流れています。
水を見てみると。
さらに続いていきます。
森があるところには、綺麗な水があるということなのですね。
グルメと泊まり
TALMARY(タルマーリー)パンとビール
『野生の菌で醸すパン、地ビール&カフェ』ということで、とても美味しいパン屋です。首都圏、開催にも進出しています。地元で食べられるなんて贅沢でした。
TALMARY(タルマーリー)へは、地元に人に車で送っていただいたので、距離感は?です。
イノシシのお肉のソテーと、パンもいろいろな種類を食べられ、満足でした。
ゲストハウス 楽之(たのし)
綺麗なゲストハウスでしたので、泊まってみました。
枕カバー、シーツ、掛布団カバーと、肌に触れるところはすべてカバーがかかっていて、清潔感バッチリのゲストハウスです。
店主のかたは調理人で1階ではカフェと食事ができるお店もやられていました。
帰りは智頭急行で
駅前の智頭町観光協会です。
1階にお土産が売っています。
その智頭町観光協会からJR智頭駅を見ると、
そんな智頭駅には、JRと智頭急行の2つの駅があります。
こちらがJRの智頭駅
こちらは、智頭急行の智頭駅
帰りは智頭急行に乗りました。恋山形駅を撮影するのが目的です。
智頭急行は1両編成のワンマンカーでした。車両は質実剛健な感じです。
恋山形駅
智頭町の隣の駅が恋山形駅です。
目的達成です。
智頭急行で、森林セラピー同様にゆったりと帰路につきました。とても快適な列車の旅となりました。