こんにちは むうさんです^^
銀杏もぎんなんに栄養があるからと、銀杏(ぎんなん)から発芽して少し成長してから、茎を切って小さくしようと試してみました。
その記事は下から
そんなイチョウがどう成長したか?
イチョウのミニ盆栽レビューです。
銀杏があればと、葉と幹を切った結果
全部で13本のイチョウを、ポッドへ移して育て始めました。
順調に育ってきているので、今回から名前を付けています。味気ないですが、アルファベットです。
▼左から、A君、B君、C君、D君
イチョウの生命力はすごいです。
イチョウは死滅したと考えられていたのが、中国の山奥で見つかって今に至っています。すごく古い種類の樹木です。また、そんな古い樹木が生き残っただけあり、生命力が強いことを、ヒシヒシと感じます。
まず、幹が太く、すぐに茶色になりました。ようは木化したということです。
どんぐりの栄養を持つクヌギやコナラでさえ、緑色のままです。
種から発芽した、トウカエデやケヤキは細っそい緑色の茎です。
生き残り力があるように感じます。
▼A君の葉っぱが茶色くなってきていますが、大丈夫でしょうか?
ただし、途中の芽が緑色になって、スタンバっていますから、上の葉っぱが枯れたら、下の葉っぱがでてきそうです。クヌギやコナラは、一番上の葉っぱが枯れたらおしまいの感じですが、イチョウは違いそうです。
▼茎の途中の芽が緑色になってスタンバイしています。
▼右から、Eさん、Fさん、Gさん、Hさん、Iさん
見ていると、幹の途中にある芽を開いて葉っぱをだしたりしています。ようは、この時期から上への生長だけではなく、生き残るために少しの太陽の光さえ逃さないという生命力があります。
この時期(発芽して半年以内)の樹木としては、クヌギ、コナラ、トウカエデ、ケヤキに見られない特徴です。
▼右から、J君、K君
K君は小さな葉っぱですが、茎の途中から葉っぱを出しそうです。
▼右から、L君、Z君
芽を残して、葉っぱをすべてきってしまったZ君は大丈夫でしょうか?
全体としてイチョウの生命力の強さを感じています。
秋の黄葉に向けて成長が楽しみです。
樹木について知りたい方へ おすすめの本
《1》樹木観察して名前をわかりたい
『樹木図鑑 林将之監修』
葉っぱの形で、372種の樹木がわかる樹木図鑑です。
携帯できるサイズで、見て、読んで楽しい本で、おすすめです。チェックしてみてください。
▼【樹木図鑑(林将之監修)五感で楽しめるおすすめの図鑑】ブックレビュー
《2》樹木の生き方を知りたい
『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』
樹木は動けないため、生きるためにいろいろな戦略を持っています。
イチョウは紹介されていませんが、36種類の樹木の個性と生き残り戦略を教えてくれる貴重な本です。
とても面白いので、是非、チェックしてみてください。
▼『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』ショートブックレビュー
《3》樹木ってどうなっているか知りたい
『樹木博士入門 小幡和男他著』
樹木について、観察をしているかのように、豊富な写真でそのすべてを教えてくれる、”事典+図鑑”です。
写真は企画しながら撮っているので、見たことのない写真がたくさん載っていて、眺めているだけでも樹木のことがわかってきます。
超おすすめの本です。チェックしてみてください。
▼『樹木博士入門』ブックレビュー