こんにちは むうさんです^^
写真を撮るのは、とっても楽しいですが、他の人の写真を見るのも刺激があり、楽しかったりします。
こんな写真が撮れるんだ!
こんな色使いがあるんだ!
と、次に撮影に行くときの栄養になったりします。
今回は、16名のTwitterで活躍されているフォトグラファーさんの写真を集めた『Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編』をご紹介します。
この写真集を読んだらすぐに、
真似して撮影、現像してしまった!そんな本です。
16名のフォトグラファー
この本で紹介されているフォトグラファーは下の16名です。
岩倉しおり
Akine Coco
ざきphoto
イノウエ
tomosaki
三谷ゆかり
高埜志保
ねる屋。
おくで
ごりかめ
Smith
べく
しふぉん
naok-a
wasabitool
宵月絃
Twitter発 写真が好きだ。の魅力
この本の魅力は、大きく3つだと感じました。
①フォトグラファーがセレクトした代表作がみられること。
②フォトグラファーの考え、想いの言葉が聞けること。
③twitterのアカウントが書かれていて、各フォトグラファーの現在の作品に触れられること
①フォトグラファーがセレクトした代表作がみられること
1人のフォトグラファーさんで、5ページ分、7~9作品の代表作を見ることができます。代表作としてセレクトされただけあって、一つひとつの写真が訴えてきますし、フォトグラファーさんの作風も伝わってきます。
フォトグラファーさん、それぞれの作風の違いも比較できて、自分自身の好みもわかるので、自分のためにもなりました。
②フォトグラファーの考え、想いの言葉が聞けること
出身地は?、愛用のカメラは?、写真のテーマは?、好きな被写体は?、影響を受けたものは?、あなたにとって写真とは?
という質問に、各フォトグラファーが答えてくれています。
例えば使っているカメラのメーカーだと、16名中10名がSONYとダントツです。
ミラーレスカメラで先行していた効果でしょうか。
また、コロナ禍の写真への影響などもそれぞれあり、それが作品に繋がっているようです。
③各フォトグラファーの現在の作品に触れられること
この本は、写真集をみて、読んで終わりではなく、この先に各フォトグラファーが、どんな写真を撮っているのか知りたいという思いにも応えてくれます。
twitterのアカウントが書かれているので、各フォトグラファーの現在の作品に触れることもできます。
この本で、好きなフォトグラファーさんを見つけて、twitterで追っていけるので、常に現在進行形なのも、この本の大きな魅力です。
どんな写真なの?
それぞれのフォトグラファーさんの写真は、絶景などではなく、日常を自分の感性で作品へ昇華させたものばかりです。
岩倉しおりさんの言葉を借りると、
「こんな世界だったらいいなという気持ちを込めて撮っています。でもその光景は実際に存在していて、どこにでもありふれていて、どこにでも美しくなる瞬間がある」
また、tomosakiさんは、
「SNSで、Akine CoCoさんのお写真に出会い 「地元福井でもこんなに素敵に撮れるんだ」と衝撃を受け、そこから本格的にカメラをするようになりました。」
と話されています。
そのAkine CoCoさんは、
「何気ない場所に何気なく存在している風景、どこか心に沁みる風景をいつも追い求めています。」
と言っています。
この本の写真は、
見た人の記憶に触れ、
見た人の心に沁み入り、見た人がストーリーを作り出す、そんな素敵な写真集です。
私が好きなフォトグラファーさんは
しふぉん さんと、naok-aさんの写真が好きです。
しふぉん さんの写真は、
東京を撮っていて私に馴染みのある風景であること。都市ならではのミニマルな写真がいいです。
naok-aさんの写真は、
明るく元気な写真ではなく暗めのトーンなのと、桜の花びら小鳥などシンプルな被写体を画面構成でみせてくれます。
そして、その2つが相まって時間がゆったりと流れていくように感じるのです。
オマージュ!真似してみました。
過去の撮影した写真を現像し直してみたり、真似して撮影したりしてみました。
▼アニメ調の色合い
標識があっち向いてしまっていますが……。
▼フィルム調
この写真も、ひまわりがあっち向いてしまっていますが……。
▼空の色と雲の様子
▼しっとりとした光線の風景
▼茜色の空と電柱
オマージュでした。
『Twitter発 写真が好きだ。』まとめ
この本を見て、読んでよかったところは、
①フォトグラファーがセレクトした代表作がみられること。
②フォトグラファーの考え、想いの言葉が聞けること。
③twitterのアカウントが書かれていて、各フォトグラファーの現在の作品に触れられること
です。
そして、
フォトグラファーたちの想いを読むと、やさしくて、温かい気持ちになれる、そんな写真集になっています。是非、チェックしてみてください。
▼Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編