夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【希望】春になっても芽生えないクヌギ~大きな樹木を部屋で小さく育てる~ミニ盆栽<51>

こんにちは むうさんです^^

クヌギは3年目でしたが、2023年春になっても新しい葉を出してくれていません。

▼【全滅!】春になっても芽生えないクヌギ

クヌギをどんぐりから発芽させてから、一番の危機が訪れました。
このまま、すべて枯れてしまうのか……。

▼クヌギをどんぐりから発芽させた記事
【驚き】クヌギのどんぐりの発芽、ミニ盆栽へ小さく育てるチャレンジ

そこへ、一筋の希望が見えてきました。緑色の芽が!

クヌギの緑の芽

クヌギの緑の芽

今回は、どんぐりから育てたクヌギが、全滅か?とおもったその時、よく観察すると、まだわからない状況だと希望が見えた紹介です。

芽を出さないクヌギたち

前の紹介した通り、春になっても葉っぱを出してくれていません。
全滅に向けてカウントダウンです。

死んだクヌギたち

死んだクヌギたち

希望の緑色のクヌギの芽

しかし、1つひとつのクヌギをじっくり観察すると、枝の部分が緑色だったり(上の写真の ”クま” など)しています。

枝が緑色ならば、枝で光合成ができるので、まだ可能性があります。

また、さらによく観察すると、小さな緑色の芽があることがわかりました。

まだ、チャンスはある!

く君、クは君、クま君、お君に期待

く君、クは君、クま君、お君の4つに期待です。

く、クは、クま、おに期待

く、クは、クま、おに期待

く君については、2022年も芽生えなかったのですが、まだ枝の下の方が緑色です。

▼く君

クヌギのく君

クヌギのく君

芽は茶色いですが、私はく君を諦めません。また、あの綺麗な黄葉をみせてほしいからです。

▼クは君

クヌギのクは君

クヌギのクは君

一番の期待のクは君です。緑色の芽があります。葉っぱになってほしい!
水をこまめにあげて、霧吹きをしてICU(集中医療)状態で世話をしています。
葉が開くには大量の水が必要です。

▼お君

クヌギのお君

クヌギのお君

クヌギのお君

こちらも緑色の芽があります。
同じくICU(集中医療)状態で、スクランブルです。

植え替えて、新たな土で栄養豊富に

1年間ポッドの中で同じ土でした、土の栄養も切れているでしょう。ならばと、新しいポッドと土へ植え替えです。 

▼く君

p21ポッドも小さいものから、サイズアップして育ちやすい環境にしました。
く君の復活を祈ります。

▼クま君

クま君は、芽はでていませんが、枝が緑色です。
その枝で光合成をして、芽を出してほしいです。

▼クは君

これで準備万端です。
4つの希望から、芽が1つでもでるように、世話をしていきます。

頑張れ!クヌギたち

どんぐりのこと、クヌギのことを知りたいなら

おすすめの本を2冊ご紹介します。

▼新装版 タネはどこからきたか? 鷲谷 いづみ (著), 埴 沙萠 (写真)

リアルなどんぐりの生態の写真と説明で、どんぐりってこういうことだったんだと知ることができる本です。

どんぐり以外のタネのことも含めて、説明されているので、タネ全般のことがわかることで、どんぐりがどういう特徴があるのかも知ることができます。
鷲谷 いづみさんと、植物写真家の埴 沙萠さんのこのシリーズはどの本もおすすめです。

▼アセビは羊を中毒死させる 渡辺一夫著

クヌギをはじめ28種類の樹木の個性と生き残り戦略が簡潔な言葉で書かれていて、どなたでも読めるやさしい本となっています。

クヌギのどんぐりがなぜ大きいのか?一方、大きいと不利な点は何なのか?など、好奇心をくすぐります。渡辺一夫さんのこのシリーズは、他に2冊あり、どれも超おすすめです。