こんにちは むうさんです^^
私、むうさんは、QC検定の1級と2級に合格しています。
1級、2級とも、成績上位者として合格できました。
QC検定の学習法などの詳しくは、前回の記事をご覧ください。
今回は、QC検定へのおすすめの学習本と、QC検定がなぜ必要で、品質が悪い製品を私がつかまされた時のことをご紹介します。
QC検定へおすすめの学習本
1級、2級とも独学で、予備校のようなものや、オンライン教室などには一切行きませんでした。
QC検定1級で10%、2級、3級で4~50%程度の合格率で、やさしくはありません。
受験をしようとしている方は、どのように勉強したらいいのか悩んでいらっしゃる方もいるかと思いますが、私が、1級、2級とも、合格に向けた勉強ではQC検定の主催者の一つ”日科技連”の本を選びました。わたし1級、2級ともこの2冊の本と過去問題集でしか勉強していません。これだけで合格できる、おすすめの本です。
写真を見ていただくとわかるように、付箋をはったり、マーカーをいれたり、この2冊をしっかりと使いこなしています。
≪全体を網羅している教科書≫
「QC検定受験テキスト 1級」と「QC検定受験テキスト 2級」です。
▼QC検定受験テキスト 1級(新レベル表対応版)
▼QC検定受験テキスト 2級(新レベル表対応版)
≪試験範囲が網羅されている問題集≫
「QC検定1級対応 問題・解説集」と「QC検定2級対応 問題・解説集」です。
▼QC検定1級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
▼QC検定2級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
私は1級のときも、2級のときも、この2冊の本を何度も読んで解いたことが、合格につながりました。選択問題は、解きながら覚えられますし、計算問題も解き方を覚えながら解いたものです。
これらの本だけで合格できるので、たくさんの本に手を出さないことをおすすします。是非、チェックしてみてください。
QC検定の知恵が必要
品質はコストがかかる
買ったものが使えなかったり、故障したりします。
なぜ?最初から使えないのか?
なせ、すぐに故障してしまったのか?
品質は、使っている部品の品質、ユニットの品質も大切で、高い部品を使うかどうかというコストもあります。
また、製造工程で、品質を守るために検査を一つ追加するにも、カメラが必要、センサーが必要と、費用がかかります。人がやるとしてもその工数(作業時間)はコストに跳ね返ってしまいます。
このように、製品の品質には、企画/設計と製造とが関係してきますし、コストがかかるため、品質はメーカーが考える必要なレベルに留まります。
ですが、
「コストがかかるから」で終わりではなく、コストを乗り越え、良い品質にする知恵を教えてくれるのが、QC検定なのです。
QC検定は知恵と手法の塊
今回ご紹介するQC検定のQCとは品質管理のことで、品質管理とは工場での生産での品質を維持向上させる仕組みや手法のことです。
ただし、QC検定には、1級から4級まであって、1級や2級になると、工場のことだけでなくて、企画、設計、開発での品質の作り込みの話も入ってきて品質全般についての知識や、実務が求められます。
合格率は、上で書いたように級が上がると合格率もかなり下がり、かなり難しい資格となります。
別の見方をすると、それだけ知恵が詰まっているのが、QC検定なのです。
品質の悪い製品で、痛い目にあった経験
私もQC検定1級ですし、
ものを見る時に、品質への意識は高いと思っています。その理由の一つは、下のような痛い目を見たことがあるからです。
買ってきたら使えない
WiFiルーターの大手の某メーカーの製品で、2回連続で痛い目にあっています。
一回目は充電アダプターです。仕様では、1000mA出ていないといけないのに、出力が低く、スマホを充電できませんでした。2個買って一つが最初から故障していました。
ここで、わかることは一つは問題なかったことです。ですから、設計的にはおかしくなくて、生産での問題だと考えられるということです。
ちなみに、made in chinaでした。中国だからではなく、国がどこでも、品質管理がしっかりしていれば、こんなことになりません。
結局、使える1つを含めて2つとも返品して、別メーカーのものを買い直しました。
わざわざ、電車賃と時間をかけて、電車に乗って、購入した家電量販店へ行き、別メーカーのものを選んで、交換して差額を支払ったのです。
購入した人が、こんな面倒なことになっていいのでしょうか?
使っていたら故障する
2回目は、WiFiのアダプターです。
一ヶ月間は問題なかったのですが、しばらくすると、問題が出てきました。パソコンのUSB端子につけて使うもので、正常だと青くLEDが点灯するのですが、使っていると、時々LEDが消えています。あれ!おかしいなと思うと、WiFi接続できません。
なんとなく、だまし騙し使いましたが、途中で使うのをやめて、自宅のルーターと有線でつなぐようにしました。
このことからわかるのは、メーカーとして信頼性試験をしていないのか、していてもこのメーカーの品質基準が低くてOKとしてしまっているのかわかりませんが、ユーザーからみると、『このメーカーのものは二度と買わない』と思います。
実際、その後はこの手のものは別にメーカーのものしか購入していません。
ユーザーからみると、本当に迷惑なメーカーです。
2回も同じメーカーで
2回、同じメーカーで不具合に出会うのは、相当確率が低いはずです。
初期故障率は、製品によって違いますが、普通、カメラ、家電やガジェットのメーカーは1%あったら大問題です。
仮に1%であっても、2回連続となると、1%X1%だと、1万回に1回になります。
ですから、2回連続出会うということは、明らかに品質が異常レベルにあるということです。
こんな迷惑をユーザーにかけていいのでしょうか?
是非、QC検定を学んで、受験して、一人でも多くの人が、品質に取り組んでほしいと考えています。
QC検定で品質の知恵を獲得しよう
われわれから見ると、とても大切な品質。
QC検定を受験したい、会社や学校から言われて受験しなくちゃいけない人には、下の参考書をおすすめします。
私は、1級も2級もこの2冊と過去問題集だけで、成績上位で合格できました。
是非、頑張って合格してください。
≪全体を網羅している教科書≫
「QC検定受験テキスト 1級」と「QC検定受験テキスト 2級」です。
▼QC検定受験テキスト 1級(新レベル表対応版)
▼QC検定受験テキスト 2級(新レベル表対応版)
≪試験範囲が網羅されている問題集≫
「QC検定1級対応 問題・解説集」と「QC検定2級対応 問題・解説集」です。
▼QC検定1級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
▼QC検定2級対応問題・解説集(新レベル表対応版)