こんにちは むうさんです^^
CANONのフルサイズミラーレスカメラとレンズのセット『EOS RP+RF24-105mm F4-7.1』を購入して半年以上が経ちました。
▼『EOS RP+RF24-105mm F4-7.1』のレビューをご覧ください
最初が旅行用として購入し、実際にそのように使っていたのですが、思いのほかEOS RPの瞳AFが優秀なため、イベントなどで人を撮るのにも使い始めました。
すると、人の背景をボカした写真を撮りたくなり、レンズが欲しくなり、EOS RPに装着するボケの表現のできるレンズを探し始めました。
▼その経緯は下の記事をご覧ください。
上の記事に書いたように、下の3つのレンズを次に購入する候補としました。
・RF85mm F1.2 L USM
・RF70-200mm F2.8 L IS USM
・EF24-70mm F2.8L II USM
今回は、この3つからレンズを選択して購入するまでの購入レビューです。
基本に戻ってレンズを選ぶと
候補とした3つは、どのレンズも、EOS RPのカメラ本体より高額なので選ぶのも慎重になります。
・RF85mm F1.2 L USM 約33万円
・RF70-200mm F2.8 L IS USM 約30万円
・EF24-70mm F2.8L II USM 約20万円 中古なら16万円程度
本当に買っていいのか、悩む価格です。
何を、どう撮りたいか? でレンズを選ぶ
そこで、レンズを選ぶ時の基本に戻ってみました。
レンズを選ぶ時は、
何を撮るのか?
どう撮りたいのか?
が大切です。
例えば、風景を構図をしっかり決めて、パンフォーカスで撮りたいのであれば、
パンフォーカスにしやすい広角のズームレンズが候補となります。
その上で風景写真であれば、パンフォーカスでしっかり解像させたいので、一般的に解像感が高い大口径レンズ、すなわち、いわゆる大三元ズームレンズの16-35mm F2.8のようなレンズが良いようです。
では、私は?
私の場合は、このEOS RPでは、森林セラピーなどのイベントで、イベントでの人の様子や、人の表情を狙って撮りたいと思っています。
となると、
人とその表情
人の表情のシャッターチャンスを逃さず撮りたい。
背景がボケて人物のハッキリする写真を撮りたい。
です。
どのレンズも、人とその表情を撮ることに向いていて、かつ、開放F値も小さく、ボケの表現ができるレンズです。
『RF85mm F1.2 L USM』は、いわゆるポートレートレンズですし、
『RF70-200mm F2.8 L IS USM』、『EF24-70mm F2.8L II USM』の2つは、大三元ズームレンズで、汎用性もあわせ持つ優秀なレンズです。
基本に戻ってみると、3つのどのレンズも、目的と合致していて、これだけでは選べません。もう一歩踏み込んで、より明確な選ぶためのポイントが必要そうです。
自分が使う焦点距離を調べて選ぶ
3つのレンズの違いは、①ズームか単焦点か、②焦点距離が標準か望遠か、がポイントです。
①ズームか単焦点か、それぞれの良さと気になる点をまとめてみると、
・焦点距離ごとの効果を使った写真が撮れる
・すぐに画角を変えられる速写性
・近づけない時、離れられない時でも、画角を変えられる
・写りがズームレンズより美しい
・開放F値が小さく、ボケが大きい
・開放F値が小さく、暗い場所での撮影がしやすい
・フレーミングのために、足を使って動いて撮らないといけない
まとめてみてわかったことは、
画角がある程度決まっているなら、単焦点のRF85mm F1.2 L USMで、メリットを享受すれば良いし、
様々な画角で撮る場合は、瞬間瞬間の人の表情を捕まえたいので、ズームレンズの方が良いと思いました。
過去撮影した写真の焦点距離を調べる
そこで、選ぶ上で調べたことは、RF24-105mm F4-7.1 IS STMで、過去のイベントの時に撮影した写真の焦点距離を調べることでした。
自分が、イベントで人を撮影するシチュエーションで、どのような焦点距離を多用しているのかを、レンズ選びの参考にしようと考えたのです。
調べた結果は以下の通りです。
・24~35mm 25%
・36~50mm 28%
・51~70mm 31%
・71~85mm 8%
・86~105mm 8%
左側の数字が過去の撮影した写真の焦点距離です。右側の数字の〇〇%は、撮影した写真全体でその焦点距離で撮影した写真が何%だったかを示しています。
予想としては、105mmまで望遠にして撮影したのが多いのではないかと思っていましたが、意外と、24-70mmの標準ズーム域での割合が合計では84%(25%+38%+31%)と高い結果でした。
撮影したのが『EOS RP+RF24-105mm F4-7.1』の組み合わせですので、24-105mmはもちろん100%、24-70mmでも84%カバーできるということです。
自分自身が初めてミラーレスカメラを購入した時に、50mm単焦点レンズから撮影を始めたのが要因なのか?50mm前後が特に多くなっています。50mm単焦点の当時は、足を動かして画角を調整していましたら、そのフットワークと、50mmの画角が体に染みついているのかもしれません。
▼SONY 50mm単焦点レンズのレビュー記事
3つから2つに候補のレンズを絞る
この結果を見て、85mm単焦点レンズのRF85mm F1.2 L USMを購入しても、今の使い方だと使う場面がどれだけあるのか、そんなに使わないのではないか。と考えました。
購入すれば、フットワークよく前後に動いて撮影すると思いますが、瞬間、瞬間をうまく切り撮れるのか自信がありません。
ポートレート撮影のように、被写体の方が動かない、動きが少ない場面でないと、今の自分では使いこなる自信がありませんでした。
そのため、下のように美しいボケなのでとても残念ですが、今回は、RF85mm F1.2 L USMを見送ることにしました。
EF24-70mm F2.8L II USMに決めました
望遠ズームか? 標準ズームか?
では、
RF70-200mm F2.8 L IS USMか?
EF24-70mm F2.8L II USMか?
今現在、RF24-105mm F4-7.1 IS STMを持っているので、画角的には70-200mmが重なりが少なく、より望遠でボケの大きな撮影ができます。
もう一度、目的を確認すると、
人とその表情
人の表情のシャッターチャンスを逃さず撮りたい。
背景がボケて人物のハッキリする写真を撮りたい。
この目的では、よりボケが大きいのは望遠レンズなので、70-200mmの方です。そうはいっても、EF24-70mm F2.8L II USMも開放F値が2.8と小さいので今もっているレンズよりボケますし、大三元ズームレンズなので解像感も上がります。
そして、シャッターチャンスを生かすとなると、望遠ズームはどうしても遠くから撮影することになります。
今の自分が関わるイベントは、距離感が近く、過去に撮影した写真を調べた結果の通り焦点距離で50mm前後の撮影が多いことがわかりました。
いろいろと考えていくと、
EF24-70mm F2.8L II USMを使ってみたいと思い始めました。
EF24-70mm F2.8L II USMに決める
今現在持っているレンズと焦点距離かを被るので、悩みに悩みました。
悩みに悩みましたが、
今回は、EF24-70mm F2.8L II USMを購入しました。
標準ズームレンズで開放F値も2.8なので、欲しかったボケのある写真が撮れます。そして、何しろ大三元ズームレンズの中心的なレンズです。写りのベースレベルが違うはずです。
そんな期待の『EF24-70mm F2.8L II USM』のレンズスペックは下の通りです。
表の中で青色がついているところが、私が重視したスペックです。
・開放F値が2.8
F2.8と小さいので大きなボケのある写真が撮れます。
・最大撮影倍率が0.21倍
寄れるレンズですので、人物はもちろん、もの撮りでも活躍しそうです。
・AFモーターがUSM
素早くピントを合わせてくれてシャッターチャンスを逃さずに撮影できます。
・フィルター径が大三元ズームレンズとして82mmと大口径。
今までの『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』の67mmより口径が大きくなり光をたくさん取り込むことで綺麗な描写になります。
実際に購入して使ってみて、とても気に入りました。
買ってみてわかったのが、色も含めて描写が綺麗で、レンズによる色ってあるんだと初めて感じたことです。
EF24-70mm F2.8L II USMを中古で購入するには
ネットショップで、中古で『EF24-70mm F2.8L II USM』を安く手に入れることができました。
新品の方が良いですが、今後もレンズを購入していきたいので、ここは出費を抑えました。
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