こんにちは むうさんです^^
最近は、連日のように熊に人が襲われるニュースが流れています。
19時の短いNHKニュースでも、今日も熊に襲われて・・・。というくらいですから、相当です。

登山をする私としても、奥多摩の棒ノ折の近くの沢で、いきなり熊に襲われたニュースなどをみて、人ごととは思えなくなりました。
そこで、ついに購入したのが、熊スプレーです。

実際に試し打ちもしましたが、効果ありです。
今回は、おすすめの熊スプレー『フロンティアーズマン・ベアスプレー ホルスターセット』を紹介します。
今回私が購入したのはAmazonです。下のリンク先で購入しました。
▼フロンティアーズマン・ベアスプレー ホルスターセット
熊が人を襲うことが増えた?
一般的に原因として言われているのは、熊の生息数が増えたことと、山にある熊の餌のドングリが不作のため、街中にも熊が下りてきたり、山で熊に会う機会が増えたことだということです。
2002年〜2014年にかけて鳥獣保護法が整備され、熊の保護が進んだのが、生息数が増えた一因とのことです。

となると、法律で守られている熊の数がそう簡単に減るとは思えません。行政のとっている対策は、街中でも発砲による駆除ができるようにしただけで、生息数を本格的に減らす施策は取られていません。
フロンティアーズマン・ベアスプレー 実感レビュー
スペック
『フロンティアーズマン・ベアスプレー』のスペックを見ていきましょう。

噴射距離が12.2m、噴射時間7~8秒です。
実際に、熊スプレーを噴射して熊が逃げていくのは1秒間命中すれば良いので、7~8秒あれば十分です。

有効成分も2.0%と、熊スプレーの基準を満たしています。
スペックは十分です。
一方、スペック以外の実際に使う時に重要なポイントは下の2つだと考えていて、それを満たしていたので『フロンティアーズマン・ベアスプレー』を選びました。
・輪っかがある
→片手で噴射できる
→落としにくい
・レバーが押しやすい
→いざという時に、噴射するのに力がいらない

上の写真の通り、輪っかとレバーの押しやすさが重要だと考えていました。
となると、スペックがあっても、試し打ちをしないとわからないことがありそうなので、次に試し打ちの結果を紹介します。
試し打ち
YouTubeで別の熊スプレーの噴射の動画を見ていましたが、ボタンが硬くて押せないというものがありました。かなりしっかり押さないと噴射しない熊スプレー(別の熊スプレーです)のようです。
慣れだとは思いますが、一度も撃たないと、いざという時に使えないと大変なので、試し打ちをしました。
奥多摩での登山の時に腰につけて持っていき、山の中の人のいない所で試し打ちです。

腰から熊スプレーの丸い輪っかの所に指をかけて、ホルダーから引き上げ、右手で持ち、親指でストッパーを外して、ボタンを押しました。特に強い力も必要なく、ゴキブリ用のスプレーを押す時と変わらない感じでした。
ただ、押すと凄い勢いで、プシューと赤っぽい粒子が噴射します。一瞬驚きました!
噴射距離が12mというだけあり、1秒もしない位で、すぐに押すのをやめましたが、そこら一帯が赤い粒子で染まり、カプサイシンの匂いが凄い!です。
この試し打ちで、分かったのは、噴射に戸惑うことなく使いやすく、カプサイシンの威力が凄いということです。
熊対策としての効果は、バッチリだと思いました。

買う前に不安だったのが、上の写真にある白いストッパーを簡単に外せるか?ということでしたが、手前に引くなり、横に押すなりすると、簡単に外せます。試し打ちの時も楽に外せましたし、いざという時に、焦ることはなさそうです。
実物の外観
『フロンティアーズマン・ベアスプレー ホルスターセット』を見ていきましょう。
▼パッケージ状態(表)

▼パッケージ状態(裏)

このパッケージを開けるのが大変なくらいしっかりと表面と裏面が接着されていました。熊スプレーが漏れると大変なことになるからでしょうか。
▼フロンティアーズマン・ベアスプレー本体

▼フロンティアーズマン・ベアスプレーをホルスターへ挿入

ホルスターはジャストサイズで入りました。ホルスターの造りにちゃちい感じはなく、しっかりとしています。実際に使う時は、ホルスターに入れて持ち歩くのでしっかしていて安心です。
▼ホルスターのベルトループ

ホルスターのベルトループは実測すると、幅3.7cm、ベルトが通るところは7.5cmでした。私は登山ザックの腰ベルトに通して持ち歩いています。
▼有効期限

左上を読み取ると、EXP:08/2028となっているので(EXPはexpiry(有効期限)の略)、2028年8月が有効期限です。なるたけ、低めの温度で保管することで、長く使えるようですので、暑い場所に置かないように気をつけています。
▼ストッパー(装着状態)

▼ストッパー(外した状態)

楽に外せるので、いざという時に焦らずにすみそうです。
▼レバーと輪っかの部分

輪っかがあるので、輪っかに中指をひっかけて、薬指と中指で固定して、レバーを親指で押す感じです。輪っかがあるので片手で噴射できます。
もし熊と出会ったら、左手で後ろに障害物がないか確認して後退しながら、熊スプレーを構えることになりそうなので、片手で噴射できるのは重要だと思って、輪っかがある『フロンティアーズマン・ベアスプレー』を選びました。
私は、輪っかがないものは落とすリスクもあり、両手で噴射することになるので、避けた方が良いと思います。

▼フロンティアーズマン・ベアスプレー ホルスターセット
熊スプレー:フロンティアーズマンまとめ
『フロンティアーズマン・ベアスプレー ホルスターセット』ホルスターのつくりもしっかりとしていて、ベルトループに通して腰につけて持ち歩きやすくなっています。
実際に試し打ちで確認もできたので、登山の時は毎回持っていっています。

『フロンティアーズマン・ベアスプレー ホルスターセット』は、噴射力もあり、輪っかに指をかけやすく、ボタンも押しやすいので素早く使用できます。その上、使う上で必須のホルスターも付属している、おすすめの熊スプレーです。 是非チェックしてみてください。
▼フロンティアーズマン・ベアスプレー ホルスターセット