こんにちは むうさんです^^
最近、写真サークルの仲間ができたので、街中スナップを撮り始めています。スナップ写真だと、軽量で取り回しのよいカメラが欲しくなりますし、その場で見せたいのでJPEG撮って出しで気に入った写真が撮れると嬉しいです。
となると、FUJIFILMのカメラが気になります。
APS-C機で軽量で、フィルムシミュレーションでJPEGでも気に入った写真が撮れそうです。
そんな『FUJIFILM X-T5』を使って街中スナップを撮りました。軽くコンパクトに進化して、さらにフィルムシミュレーションも新たなノスタルジックネガを搭載しています。
今回は、『FUJIFILM X-T5』を、スペック、作例を混じえて紹介します。
▼FUJIFILM ミラーレスカメラ X-T5
▼XF16-80mmF4 R OIS WR
フィルムシミュレーション
FUJIFILMは、元々カメラ用のフィルムの会社でした。
今でもカメラ用フィルムの製造販売をしていますが、全盛期はたくさんの種類のフィルムを販売していたのです。ですから、FUJIFILMには、それらのフィルムの様々な情報があります。
そこで、それらのフィルムの特徴を生かした画作りをデジタルで実現したのが、フィルムシミュレーションです。
新しいカメラが発売されるごとに、増えてきたので、いまでは19種類ものフィルムシミュレーションがカメラに搭載されています。
例えば、”スタンダード”と呼ばれる”PROVIA”や、XT-5に新たに搭載された”ノスタルジックネガ”は、『X-T5』で下のように説明されています。
標準的な発色と階調で人物・風景など幅広い被写体に適します
アンバーに味付けされたハイライトと色乗りの良いシャドウで印刷された写真のような雰囲気を表現します
フィルムシミュレーションについて、詳しく説明された本として『FUJIFILM 画質完全読本』があります。ブログでブックレビューしていますので参考にしてみてください。
▼『FUJIFILM 画質完全読本』ブックレビュー
▼『FUJIFILM 画質完全読本』
FUJIFILM X-T5
X-Tシリーズは、初代が2014年に発売されてから、ついに”5”となりました。
カメラが年々高機能化する中で、サイズが大きく、重さも増えてきたのが『X-T4』まででしたが、今回の『X-T5』は、『X-T4』の526g(本体のみ)から476gと50g軽くなり、サイズも幅が5mm、高さが1.8mmもサイズダウンしたのです。
いいカメラを気軽に持ち歩きたい、スナップ撮影用の軽いカメラがほしいと思っていた私にはぴったりです。
Photography First:写真優先
動画のスペックを大幅上げることは、上位機種のX-H2などに任せたため、動画によりサイズが大きくなるよりも、写真を最優先に設計されたようです。
もちろん、動画のスペックも向上していて、4K60P、フルHDでの240Pのスローモーションには対応しながら、6.2Kオーバーサンプリングでの4K動画にも対応とスペックが向上しています。
私には超オーバースペックですが……。
Photography First:写真優先は、写真撮影がメインの私にとっては、とっても嬉しいことです。
カタログを読んでみると(X-T5のカタログより抜粋)
5代目となる「X-T5」は、Xシリーズの原点である「小型・軽量・高画質」に拘り、写真を最優先に設計され、洗練されたデザインをブラッシュアップすると同時に、進化した第5世代デバイスを搭載。
「小型・軽量・高画質」の原点回帰は、ホント嬉しいです。
また、エンジンであるデバイスも第5世代へと進化しているので、オートフォーカスに被写体検出が導入されるなど、最新機能が取り入れられています。
X-T5スペック
そんな、『FUJIFILM X-T5』のスペックを、前機種の『X-T4』と比較しながら、確認すると、
比べて優れた点を薄い青で色付けしていますが、
4020万画素と高解像度になり、さらに撮影可能枚数が増え、軽くなって小さくなって、オートフォーカスも強化され、そしてフィルムシミュレーションにノスタルジックネガが追加されました。
ほしい!の一言です。
▼FUJIFILM ミラーレスカメラ X-T5
フィルムシミュレーションで撮影
さっそく、フィルムシミュレーションを使って撮影してみました。
ここで紹介するのは、「PROVIA:スタンダード」と「クラシックネガ」、そして新しく追加された「ノルタルジックネガ」です。
▼PROVIA:スタンダード
▼クラシックネガ
▼ノスタルジックネガ
PROVIA:スタンダードは、発色がよくて、FUJIFILMのいう記憶色に沿っていて、綺麗に色がでています。
クラシックネガは、フィルムライクな色合いで、緑と赤系の色合いに特徴があります。空の色を含めて、フィルム写真をみているかのような印象を受けます。
ノスタルジックネガは、アンバーに寄っているとのことで、空の色が黄色みがかっていて懐かしい感じがしてきます。被写体を選ばないフィルムシミュレーションのように感じました。
この写真では、私はノスタルジックネガが好みかもしれません。
ただ、家族を連れていて、子どもがあの中に写っているなら、PROVIA:スタンダードの発色の良さがよいです。
『FUJIFILM X-T5』、ちょっとした日常が輝き出すようなカメラです。
軽くて画質がよくて、フィルムシミュレーションが楽しい。おすすめのカメラです。是非、チェックしてみてください。
▼FUJIFILM ミラーレスカメラ X-T5
▼FUJIFILM ミラーレスカメラ X-T5 XF18-55mmF2.8-4 Rレンズキット
▼『FUJIFILM 画質完全読本』