こんにちは むうさんです^^
前回は、パナソニックの、テスコム、の4機種を比較しながらレビューしました。
ドライヤーの基本機能、髪を乾かすために必要な性能である、
・風量
・温度
について、
・パナソニックのハイスペックモデル『EH-NA9G』
・テスコムのフラッグシップモデル ノビー『NIB3001』
・リュミエリーナ『レプロナイザー 3D Plus』
の4つのヘアドライヤーの比較レビューでした。
今回は、それぞれのドライヤーの製品ごとの個性ある機能を比較しながらのレビューです。
温風と冷風の切替え機能
冷風への切替え
温風と冷風を切り替えることで髪の毛がセットされ艶がでるので、冷風に切り替えるのは大切な機能です。
安いドライヤーも、スイッチを上下にカチカチと、TURBO→DRY→COOLと動かせば、冷風に切り替わって、ボタンを押し続ける必要はないです。ただし2つ問題があって、
①冷風の風量は変えられない
②温風から冷風に、冷風から温風に、風量のある状態で、即座に切り替わった方が、髪の艶が出るのに対して、TURBOからCOOLに即座にスイッチで切り替えられない。
上の4製品は、どれも温風と冷風の切替えに特徴があります。
パナソニックは温冷リズムモード
パナソニックのドライヤーは、下の写真にある丸いボタンを1回押すと、モードがひとつ進むようになっています。
温風モード→温冷リズムモード→冷風モード→スカルプモード→インテリジェント温風モード→温風モードとなるので、温風から冷風へ、冷風から温風へに即座に切り替えるのは、苦手です。
また、このボタンの位置も、私の場合は親指を伸ばしても、ドライヤーをかけながらは届かないので左手で押していました。それほど大変ではないのですが、取っ手部分にあった方がやりやすいです。
ではパナソニックのドライヤーは使いにくいのか?
というとそういうわけではありません。パナソニックのドライヤーでは、自分で切り替えなくてもすむように、温風と冷風が自動で切り替わる”温冷リズムモード”という機能があるんです。
室温をセンサーで検知して、温風と冷風の間隔を自動で切り替えてくれます。
この機能はとても便利で、温風をあてていて、そろそろ冷風になって欲しいなと思ったら、冷風になってくれます。
ドライヤーのかけ方が上手くない私には、何もしなくても自動なのが嬉しいです。
『「温冷リズムモード」は、温風であたためながら髪のくせをのばし、冷風で冷やすことでしっかりくせのびをキープします。うねりがとれて髪の表面が整うので、光が反射し、ツヤツヤでしなやかな髪に仕上がります。』
とパナソニックのホームページにあります。
フラッグシップの『EH-NA0G』では、高浸透ナノイー、ハイスベックの『EH-NA9G』ではナノイーの効果と相まって、艶が出ます。
▼【レビュー】パナソニック ナノケア ドライヤー EH-NA9G/05~
▼パナソニックのフラッグシップモデル『EH-NA0G』
▼パナソニックのハイスペックモデル『EH-NA9G』
リュミエリーナ、テスコムは、冷風切替専用スイッチ
サロン発のリュミエリーナとテスコムは、サロン仕様になっていて美容師さんがヘアドライヤーをかける時に温風と冷風の切り替えを操作しやすくなっています。
リュミエリーナには、下の写真の通り冷風スイッチ(COOL)があり、ボタンを押している間だけ、冷風になります。
そして、このCOOLスイッチが秀逸なのは、リュミエリーナ『レプロナイザー 3D Plus』では、温風から冷風に切り替わるのに、温風の温度が徐々に下がりながら、冷風になるのではなく、即座に冷風になります。
ほんとに瞬時なんです。
おそらく、温風と冷風でドライヤーの中の通るレートが違うのだと思います。ですから、温風、冷風、温風と切り替えて使うのに、とても便利です。
▼《実感レビュー》リュミエリーナ(LUMIELINA)レプロナイザー
▼リュミエリーナ『レプロナイザー 3D Plus』
テスコムは冷風切替専用スイッチ+温冷自動切換えモード
テスコムは、スイッチを上へ押し込むと、スイッチが固定されて指を離しても冷風が出続けます。
冷風から温風に戻すときは、スイッチを下に下げるだけで解除されて温風になります。スイッチをずっと押していなくて良い操作系になっています。
▼温風モード
▼冷風モードへは、COOLスイッチを上にするだけ 固定されて冷風が出続けます。
この仕様の良いところは、冷風の時に冷風ボタンを押していなくて良い所と、冷風の時にボタンを押していないので、右手で風量スイッチをいじり、風量を変えることができる点です。
リュミエリーナとテスコムの仕様の違いでは、頻繁に温風と冷風を切り替えるならリュミエリーナ『レプロナイザー 3D Plus』の方が使いやすいので、おすすめです。
一方、そこまで頻繁でなくて冷風の風量も変えたいという方はテスコムの方がおすすめです。
▼《テスコム ドライヤー》おすすめのノビーNIB3000/3001実感レビュー
▼テスコムのフラッグシップモデル ノビー『NIB3001』
温風と冷風の切り替え機能比較のまとめ
ご自身の手で髪を触り髪の温度を確かめながら、温風と冷風を切り替えたい、地肌で感じる温度で温風と冷風を切り替えたい方は、サロン系のリュミエリーナやテスコムの方が、使いやすいです。
自分でボタンを押して操作するのは面倒だから、ヘアドライヤーにまかせたい方は、パナソニックがおすすめです。
実は、テスコムはこの4機種の中で、唯一どちらもできます。
自動で温風と冷風を、温度センサーで温度を見ながら切り替えるモードもあり、即座に切り替わる冷風ボタンもある。
サロンNo.1でありつつも、このようにご家庭で使いやすい機能も入れてきています。
4つのドライヤーを、温風と冷風の切り替えについて比べてみましたが、選ぶのに参考になればと思います。是非、チェックしてみてください。
▼パナソニックのフラッグシップモデル『EH-NA0G』
▼パナソニックのハイスペックモデル『EH-NA9G』
▼リュミエリーナ『レプロナイザー 3D Plus』
▼テスコムのフラッグシップモデル ノビー『NIB3001』