こんにちは むうさんです^^
前回は、
以前カメラバッグとして何を使っていたのか?
何をカメラバッグに求めるのか?
を紹介しました。
今回は、『マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)』と、購入する前に比較して購入することのなかったカメラバッグと、なぜ購入しなかったのかについてレビューします。
カメラバッグに求めることと最重視ポイント
前回の記事に書いたように、カメラバッグに求めることは下の通りです。
①アクセス:レンズ交換ができるくらい、大きくサイドが開くバックパック。
②サイズ:三脚(ベルボン ULTRA655)、トップローディングバッグが入ること。
③サイズ:旅行用としても使えて、カメラと2泊の着替えなどが入ること。
④レンズ保護:バッグがペラペラでなく、保護機能がしっかりしていること。
⑤中の敷居:自由に変えることのできる敷居であること。
⑥頑丈さ:長く使いたいので、頑丈であること。
⑦デザイン:格好いいこと。
この中でも重視したのが①。
バッグパックであること。
サイドが大きく開いてレンズ交換がサイドでできること。
ということです。
サイドが大きく開くバッグを徹底的に探し始めました。
サイドが大きく開くカメラバッグ
意外と種類がない
サイドが大きく開くカメラバッグ(バックパック)を探し始めて気づいたのが、そのようなバッグが意外とないことです。
サイドアクセスできるカメラバッグはとても多いのです。
ところが、どのカメラバッグも、サイドからカメラを取り出すことを目的としているために、カメラ1台分+α程度の開口サイズで、サイドアクセスのスペースが大きくないのです。
大きく開く、具体的には大口径のレンズ2本分のスペース以上のものとなると、かなり限られていました。
5つの候補
私が調べた限りでは、下の5つの製品が候補となりました。
Manfrottoの製品が3つもあるのは、Manfrottoに横を大きく開けた方がカメラバッグとして良いという考え方があるのかもしれません。
アルファベットが羅列されていて記号のようです。どんなカメラバッグなのかわかるように、下の写真を見てみてください。
《1》Manfrotto MB PL2-BP-ML-M(購入したバッグ)
《2》Manfrotto MB CH-BP-50
《3》Manfrotto MB MA3-BP-T
《4》PGYTECH OneGo BackPack
《5》Peak Design EVERYDAY BACKPACK30
デザインで分けると、
《2》、《4》、《5》は、似たデザインで、上のフリップ(蓋)でパカッと閉めるようになっています。また、カメラバッグという感じがなく、普段使いもできそうです。Peak Design EVERYDAY BACKPACKは、デザイン性が高くて人気があるようです。
《1》、《3》が似たデザインになっていて、《3》の大きいバージョンが《1》という感じです。
5つの候補を絞っていく
サイドが開く方向:背中側へ開くか、背中側から外へ開くか
実は、調べていくうちに、サイドが開く際に、方向に違いがあることが分かりました。どういうことかというと、下の写真の通り、ショルダーストラップ(肩にかけるストラップ)がある背中側から外側に開くか、背中側に開くかという違いです。
下の写真は、背中側から外側に開いています。
ショルダーストラップをかけたままレンズ交換することも考えているので、上の写真のように、背中側から外側に開いてほしいところです。
背中側に開くと、邪魔になります。
この視点で5つのバッグを比較すると、
価格はamazon価格です(MB PL2-BP-ML-Mだけはamazonの価格が高すぎるので、Yahooショッピングの価格)。
Peak Designの『EVERYDAY BACKPACK30』は、残念ながら外から背中側へ開きます。
邪魔になる方向です。それだけなら、デザインもいいし、候補に残したかったのですが、価格が他と比べて1、2段高くなっています。高いものを購入するのに妥協点があるのはイマイチなのと、一番重視しているサイドが大きく開く部分で疑問符がつくので、『EVERYDAY BACKPACK30』はやめることにしました。
『MB MA3-BP-T』は価格が抑えられているのと、youtubeで紹介していたカメラマンは背中側へ織り込んでいたので、使えるかもと思って残しました。
サイズは?
続いてサイズです。
現在の12Lのバックパックよりは多く入らないと買う意味がありません。そして、下のサイズ感が希望でした。
②サイズ:三脚(ベルボン ULTRA655)、トップローディングバッグが入ること。
③サイズ:旅行用としても使えて、カメラと2泊の着替えなどが入ること。
②サイズ:三脚(ベルボン ULTRA655)、トップローディングバッグが入ること。
三脚のベルボン ULTRA655は雲台付で約45cmです。バッグの内寸として46cmがほしいです。
三脚を外付けするのもいいのですが、他の人に当たったり、ぶつかって傷ついたりすると嫌なので、できればバッグの中にいれたいのです。
撮影時に、トップローディングバッグを持っていくので、できれば入ると嬉しい。トップローディングバッグを入れるとレンズ交換用のスペースを作れないので、悩んだポイントです。
③サイズ:旅行用としても使えて、カメラと2泊の着替えなどが入ること。
旅行用のバッグを持っていたのですが、古くなって捨ててしまい、今は持っていません。
ですから、車で旅行する時は登山ザックに荷物を入れて行っていましたが、旅行の時にカメラと旅行道具が入るバッグがほしいと思っていました。
この時点で、雲台つきの三脚が中に入るのが、購入した『Manfrotto MB PL2-BP-ML-M』だけです。ただし、三脚も雲台をはずすと37cmのため、どのバッグにも雲台を外せば入ることになります。
トラベル用まで見据えた時に、外寸、内寸をガッツリ比較していみると、
上の2つが同じくらいの容量で、下の二つが同じくらいの容量と2つのグループに分かれます。
容量が大きいことを最優先にしないのであれば、『PGYTECH OneGo BackPack』がよそそうです。デザインが私は好きですし、容量は18Lとそこそこあって、フルオープンで中の敷居も自由に設定できます。
ただ、トラベル用にすると少し小さいかなと感じました。
ここで悩みに悩みました。
そんなに大きなバッグが必要なのか?
でも小さいなら12Lとバッグと大きく変わらないし、
と……。
他のスペックを比較
ふたたびカメラバッグに求めることを確認すると、
①アクセス:レンズ交換ができるくらい、大きくサイドが開くバックパック。
②サイズ:三脚(ベルボン ULTRA655)、トップローディングバッグが入ること。
③サイズ:旅行用としても使えて、カメラと2泊の着替えなどが入ること。
④レンズ保護:バッグがペラペラでなく、保護機能がしっかりしていること。
⑤中の敷居:自由に変えることのできる敷居であること。
⑥頑丈さ:長く使いたいので、頑丈であること。
⑦デザイン:格好いいこと。
悩んだので、他の項目も比較しました。③レンズ保護、⑤中の敷居:可動式で自由度が高いこと、⑥頑丈さ:生地の強さ、縫い目がしっかしとしているか?の3点です。
実際に、ヨドバシカメラで実物を5つとも見ました。ものとしてはとてもしっかりとしています。
最後は、容量とデザイン
デザインが気に入ったのは、購入した『Manfrotto MB PL2-BP-ML-M』、『PGYTECH OneGo BackPack』、『Peak Design EVERYDAY BACKPACK30』の3つです。
バッグのデザインは大切で、持って歩くものですから、気に入ったものでないと買えないです。
そして、最後まで悩んだのが、
『Manfrotto MB PL2-BP-ML-M』と
『PGYTECH OneGo BackPack』
です。
最後は容量でした。
旅行の時にものが入った方がいいというのと、トップローディングバッグ2つと三脚を入れることができたことです。これは購入前に実物で入れてみました。
上の写真の
中央が『ハクバ GW-PRO RED ズームバッグ ライト 02 L(幅21.5×奥行き17.0×高さ33.0cm)』、
一番左が『マンフロット NEXTホルスターⅠMB NX-H-Ⅰ(幅16.0×奥行き12.0×高さ17.0cm)』です。
これを『マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)』に入れてみると、
しっかりと入ります。
これが決め手でした。
これだけの容量があれば十分だろうと。中途半端な容量のものは止そうと。
ハクバのバッグにEOS RPとRF70-200 F2.8をつけて、青いマンフロットのバッグにSONY α7に50mm単焦点レンズを装着したものを入れたり、交換用のレンズを入れたりする。この組み合わせでいく時にもこのバッグは使えると。
三脚が雲台がついたまま、スーッと入るのが気に入りました。旅行用を兼ねるなら多少大きい方がいいだろうという考えです。
デザインもとっても気に入っています。
リップストップナイロン生地がカッコいい。
このカメラバッグ、『マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)』で撮影にいくのが楽しいです。是非、チェックしてみてください。
《1》Manfrotto MB PL2-BP-ML-M(購入したバッグ)
《4》PGYTECH OneGo BackPack