こんにちは むうさんです^^
登山に行く時に、レインウェア(雨具)は必携です。
今回は、1万円ちょっとと低価格でありながら北アルプスの縦走にも使えるミズノのレインウェア『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』の買い替えレビューです。
▼メンズ 『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』
▼レディース 『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』
登山用のレインウェアとして必要な性能
雨具なら何でも登山で使えるわけではありません。
登山では安全のために必要な、レインウェアとしての性能があります。
登山の雨具の目的は、
《1》体を濡らさないこと。
体を濡らしてしまうことで、体温が奪われ、低体温症になるリスクが高まります。
《2》動きやすいこと。
登山では、動きやすくないと、転倒などの危険が高まります。
そのために、登山用のレインウェアとして必要な性能は下の通りです。
①登山用として設計されていること。
②上下セパレートタイプ
③透湿防水素材であること
④ハードに使える表面の生地
⑤横殴りの雨でも、水の入らないシール性
この5つの性能を、『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』で確認しながら、レビューしていきます。
ミズノのレインウェア『ベルグテックEX ストームセイバVI』レビュー
9年前に購入したのは、ミズノのレインウェア『ベルグテックEX ストームセイバⅣ』でした。
2世代前のレインウェアでしたが、日帰り登山や、富士山登山、北アルプス縦走など、大活躍でした。
ただ、最近、久しぶりに使ってみたら、パンツがしみてしまうことが分かったので、買い替えることにしました。
レインウェア(雨具)は、消耗品なので、メンテナンスをしていても、買い替える時期がきてしまいます。
私は高価なレインウェアではなく、『ベルグテックEX ストームセイバⅣ』が気に入っていたので、今回リピート購入しました。
サイズ感
私は、身長172cmで体形は標準です。
下のAmazonなどをチェックしていただくと推奨サイズをご覧になれますが、Mは166~174、Lは173~181cmとなっています。
MサイズとLサイズの切り替わり近辺の身長です。
夏山を想定しての登山着で、上は夏用のフリースを着て、試着しました。
Mでも動きにくいことはなく、Lでも大きすぎることがなかったです。
悩みに悩んでLにしました。
Lにした理由は、冬に防寒着を着こんだ時を想定してです。
ですから、私みたいにサイズの切り替わりの人で冬の防寒着まで考えないなら、サイズ的には、推奨通りがおすすめです。
▼メンズ 『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』
▼レディース 『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』
①登山用として設計されていること。
ミズノのホームページに行くと、登山用として設計されていて、富士山登山では持参する人が一番多い雨具だそうです。
多くの方が使っているのは、日本メーカー製が安心という面もあるのだろうと思います。
登山時に持っていく時は、
この収納袋に入れて、ザックに入れてしまえばOKです。
②上下セパレートタイプ
下の写真の通り、パンツは上着と分かれていて、上下セパレートタイプになっています。
非常に動きやすいですから、登山の時に安心です。
③透湿防水素材であること
『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』は、透湿防水素材として、ミズノ独自のベルテックスEXを使っています。
透湿防水素材とは、
レインウェア内側の蒸気はレインウェアの外側へ逃がして、ムレを防ぎながら、水は外側から内側へ入れないというように、水蒸気は通すが、水は通さない素材です。
雨に濡れなくても、ビニール製の雨具などでは、蒸れて汗が体についてしまって、体が濡れてしまう状態になりますが、それを防止します。
上の写真の通り、『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』の内側は、すべてこのようにシルバーの素材で覆われています。
これは、3層構造のベルグテックEXのトリコットメッシュ層で、蒸気を通す層ですから、透湿防水素材で全面覆われていることになります。
④ハードに使える表面の生地
実際に9年間の長い間使いました。
また、北アルプス、富士山、高尾山など、様々な所で使いましたが、かなりしっかりとしていて、破けたり、傷がついたりするような弱い生地ではありません。
⑤横殴りの雨でも、水の入らないシール性
この後の詳細レビューで詳しく説明しますが、シール性はバッチリです。使っていて、袖から雨が入ってきた! 首から雨が入ってきた! なんてことはありませんでした。
▼メンズ 『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』
▼レディース 『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』
『ベルグテックEX ストームセイバⅣ』詳細レビュー
《ネック部分》
▼ネック部分のカバーをあけると
▼ネック部分のファスナーを下すと
▼カバーをしめて元に戻すと
カバーをしまると、まったく雨を通さないように、シール性はしっかりとしています。
さらに、ファスナーは、YKKの撥水ファスナーを使っていて、ファスナーテープにも撥水加工がされています
▼YKKの撥水ファスナー
《フード》
登山の雨のときに、フードが出しやすいかは、重要なポイントです。
▼フードはネック部に収納されています。
▼マジックテープをさっとはがしてフードを出す準備
▼フードを出します
▼前から見ると
フードも、透湿防水のベルグテックEXになっています。
写真にある通り、両側の前に、フードの開口部の大きさを調整するクリップがついています。
これを引っ張ると開口部が狭くなります。
《ポケット》
雨になると、ちょっとした物の出し入れをする場所があると便利なるので、ポケットがあると重宝します。
▼ポケットもマジックテープでシールされています
▼ポケットをあけると
通気性をよくするために、メッシュのポケットになっています。
▼ファスナーをしめて
▼マジックテープをしめて
▼しっかりとシールされるので雨は入ってきません
《袖》
雨が入りやすい箇所として、袖がありますが、『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』は大丈夫です。
▼袖は、ゴムとマジックテープの併用設計
▼マジックテープをしめると
しっかりと雨が入らないように、締めることができます。
《パンツ》
胴回りはゴムになっていて、クリップで締めることができます。
▼パンツの胴回り
▼中心部を拡大すると、ゴムを調節するクリップがあります
パンツの裾の部分、登山靴を履きながら、雨具のパンツを履くので、開口部が大きく開くことが重要です。
▼ファスナーがついています
▼ファスナーはもちろん仕舞えます
▼裾のファスナーをあけると
このように、かなり大きく開きますので、登山靴を履いていても、パンツを履くのに苦労しません。
工夫としては、レジ袋を用意しておいて、登山靴の上からレジ袋を履かせてから、レインウェアのパンツを履くと、滑りもよくて、汚すことなく、スーッとパンツを履くことができます。
▼裾の部分にも調整用のクリップがあります
登山におすすめのレインウェア(雨具)として、私も登山を始めた時からずっと使っていて、今回、リピート購入した『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』をレビューしました。
1万円ちょっとで購入できる高性能なミズノのレインウェアです。
是非、チェックしてみてください。
▼メンズ 『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』
▼レディース 『ミズノ ベルグテックEX ストームセイバVI』