こんにちは むうさんです^^
マクロレンズを使っていても、もっと大きく撮りたいと、ファインダーを覗きながら思ったりします。
そんな時には、APS-Cのカメラを使うと、画素数を多いまま、大きく撮影できるようになります。
今回は、SONYミラーレスの黎明期の名機、今では2万円台で購入できる:ミラーレスカメラ『SONY α NEX-6』でのマクロレンズ撮影レビューです。
▼NEX-6ボディ
マクロレンズでの撮影
マクロレンズは、被写体の近くに寄って大きく撮ることができるレンズですが、多くのマクロレンズが最大撮影倍率が1倍です。
※最大撮影倍率の説明は、記事『 【初心者向け】マクロレンズとは?~レビュー~スペックの見方、購入する時に気をつけること~』をご覧ください。
私の持っている『シグマ 105mm F2.8 DG DN MACRO ART 』も、最大撮影倍率は1倍です。
『シグマ 105mm F2.8 DG DN MACRO ART 』については、下の記事をご覧ください。
では、どうやって、より大きく撮るか?
1つは、フルサイズのカメラでクロップする手があります。フルサイズのセンサーをAPS-Cと同じサイズしか使わないことで、トリミングしたような効果によって大きくすることです。
ただ、α7は2400万画素で、クロップすると約1000万画素になっていまいます。
そこで、画素数を確保しながら、大きく撮影するために、APS-C機の『SONY α NEX-6』で撮影することにしました。
NEX6は、SONYのミラーレスカメラの中でも、最新のSONY機と同じ位相差、コントラストAFのファストハイブリットAFを使っていて、ファインダーも0.5型で236万画素と最新機種のα6400と同じという凄いカメラです。
SONY NEX6が、マクロ撮影に向いている理由
①ファインダーがあり、236万画素と十分なスペックであること
②絞りの効果が、ファインダーに反映されること
マクロ撮影では、ピントの合わせ難しいのです。マクロ撮影はボケを多用してかつ、被写体に近くのでピント面が浅いのが大きな理由です。
さらに、大きく拡大して撮影するので、少しのズレが大きな被写体が少し動くだけでピントがズレ、自分自身の体が動いたり……。
ですから、ピントを確認しながら撮影したいので、液晶モニターよりもファインダーの方が、撮影しやすいのです。
そして、NEX-6はファインダーがある上に、236万画素、0,5型と、フルサイズのα7シリーズと同じスペックなのです。
ですから、マクロ撮影でもファインダーでしっかり撮影できます。
そして、マクロ撮影に大切なボケ具合も、絞りを2.8から4などに変えれば、ファインダーに絞った効果が反映されてボケ具合が変わるので、狙った写真が撮れます。
これはSONYのミラーレスカメラの特徴です。
私は、中古で2万円台で購入して使っています。おすすめのカメラです。是非チェックしてみてください。
▼NEX-6ボディ
SONY α NEX-6でマクロ撮影
α7と比べてどの程度大きく撮れる?
フルサイズの『SONY α7』と、APS-C機の『SONY α NEX-6』で温度計のメモリを撮り比べてみました。
▼SONY α7
▼SONY α NEX-6
レンズが一番近づける最大撮影時での比較です。
『SONY α NEX-6』の方が大きく撮れるのがわかると思います。実際は、1.5倍の大きさで撮影できます。
実際の撮影例
朝顔の花を撮影してみました。レンズは『シグマ 105mm F2.8 DG DN MACRO ART』です。
最初は、同じサイズに写るように撮影。
▼SONY α7
▼SONY α NEX-6
同じサイズで撮影する時は、α7の方がより被写体に近づいて撮影するので、ボケ具合が大きくなります(背景の茎のボケ具合が違います)。
続いて、マクロ撮影で大きく撮影してみます。
▼SONY α7
▼SONY α NEX-6
しっかりと解像しながら、大きく撮影できました。
マクロ撮影で大きく撮りたいときにバッチリです。
身近なタンポポを大きく撮りたい!
小さな野草の花を大きく撮りたい!
なんて時に、『SONY α NEX-6』とマクロレンズとの組み合わせは、最高です。
ファインダーも見やすく、ピントも合わせやすく、低価格で購入できる『SONY α NEX-6』はおすすめです。是非チェックしてみてください。
▼NEX-6ボディ
▼レンズキット付き