夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【買った】超望遠ズームレンズ購入~SIGMA100-400mm F5-6.3 DG OS HSMへ(2)~

こんにちは むうさんです^^

前回の記事で、夜景撮影のために超望遠ズームレンズを探し始めたことを書きました。

今回は、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(キヤノン EFマウント)』購入の決め手と、それまでに実は別のレンズを買ってしまった!ことをご紹介します。

もしかしたら、別のレンズをレビューしていたかもしれません。

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)をSONY α7RⅢに装着

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)をSONY α7RⅢに装着

▼SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(キヤノン EFマウント)

超望遠ズームレンズの4つの候補

当初、下の4つが超望遠ズームレンズの候補でした。

超望遠ズームレンズ候補

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(CANON EFマウント)

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)

TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD(SONY Eマウント)

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN(SONY Eマウント)

当初は、SIGMAの150-600mmが第一候補でした。
単純に、望遠が大きいレンズがよかったからです。

ですから、上の『CANON EFマウント』で『SONY Eマウント』と共有できるか、『SONY Eマウント』専用ののどちらか悩んでいました。

そこで、触って決めようと、実物を大手量販店に見に行きました。

ヨドバシカメラで使ってみたら

④SIGMA 150-600mmは重過ぎた

ヨドバシカメラへ行くと、『④SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN』が、SONY α7Cに装着されて展示されていました。 

さっそく、手にとってみると、フロントヘビー(レンズの前の方が重い)で手持ちをしずらく感じました。それでも、夜景撮影は三脚で使うから関係ない、と思いながら、店内のポスターにフォーカスを合わせて撮影していました。

ここからは、私の感じたことですが、オートフォーカスがジャスピンにならずに、少しずれた感じでした。展示されていた個体のせいかもしれませんが、ピントが合わないことが何度もあり、あれ?という感じでした。

そのように試し撮りをしていると腕が疲れてしまい、どうしようかなと思っていると……。

③TAMRON 150-500mmを試す

③TAMRON 150-500mmもレンズが展示されていたので、店員さんにお願いして、レンズを交換させていただきました。

すると、レンズの根元側に重心があるのか、すごく持ちやすいのです。

③TAMRON 150-500mmなら手持ちも行けそう!

実際に、4つのレンズの重量を比較してみると、

超望遠ズームレンズの重量比較

重量比較

確かに、④は重いですが、それ以上に③が持ちやすいのに驚きました。重量があるのに、持っていても疲れないのです。

持った瞬間に ”ほしい!” と思ってしまいました。

④SIGMA 150-600と同様に、店内ポスターへフォーカスを合わせて撮影していると、③TAMRON 150-500mmはピントもくるくる、ジャスピンです。

これよくね。
と惚れてしまい、ヨドバシカメラから出るときには、③TAMRON 150-500mmに決めていました

ほんとに、触りに来て良かった、SIGMA 150-600がどんなレンズがわかってよかった。という感じです。

③TAMRON 150-500mm F/5-6.7を購入したが…

期間限定セールでお買い得

新品か中古かで悩みましたが、お値段のこともあり、中古で良さそうなのがあれば、中古で購入しようと、ネットでいろいろと漁っていると、昨日まで12万5千円だったのが、期間限定セールで10万5千円で、中古ショップで売っていました。

それも ”美品” です。
写真で見ても、マウント部の金属部の擦れ方をみても綺麗で、使ってないんじゃないかというレベル。

信頼しているショップでしたし、この価格なら安い!と嬉しくて、すぐに購入しました。

③TAMRON 150-500mm F/5-6.7を購入

③TAMRON 150-500mm F/5-6.7を購入

初期トラブルが発生

購入してすぐに自宅に届き、
ウキウキしながら、早速開封して、『SONY α7RⅢ』に装着しました。

ところが……。 

カメラの電源を入れると、ジジジジジ、ジージーとレンズから音がなり続けるのです。詳しくは、下のような現象が発生しました。 

③TAMRON 150-500mm F/5-6.7中古 初期トラブル

・カメラ本体 α7RⅢ

カメラの電源を入れると、ジジジジジ、ジージーと音が鳴りだし、継続して鳴り続けます
※写真を撮影することに集中できない耳障りな音。
※動画撮影すると音が入ってしまうレベル。

・フォーカスが合うと音が消えます。
※モーターか何かの音?

・手振れ補正をOFFにしても、AFをMFへ切り替えても、消えずに鳴り続けます。

・手振れ補正のモードで、1と2の音が大きく、3は少しまし。

・事前に試したTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXDでは、このような音がしませんでした。

ネットで同じような現象が発生している人がいないか、レビューなどで調べると、やはりいました。個体差があって、多くの人には発生していないようでした。

即、返品する

購入した『③TAMRON 150-500mm F/5-6.7』の外観は非常に綺麗で新品同様ですし、夜景撮影には関係ないから、安いしこのまま使うか?と悩みました。

が、カメラを構えて撮影しようとするとジジジという音が耳障りで、手持ち撮影をする気になれません。

1時間程度使って悩んで、こういう初期トラブルは、即返品した方がいいからと、上の現象を書いた紙を入れて、すぐに梱包して、翌日の朝の出勤前にコンビニから返品のための発送をしました。

また、ショップへメールで連絡しておき、それに対してショップからは、すぐに返信があり、返品を受け付けていただきました。ショップは ”マップカメラ” です。

③TAMRON 150-500mmを候補から外す

気に入っていただけに、『③TAMRON 150-500mm F/5-6.7』が中古とはいえ、初期トラブルは残念でした。実際に、他にも同じような現象に悩んでいる方がいたので、私だけではないようです。

QC検定1級のむうさんは、”品質”には厳しいので、いっぺんにこのレンズへの熱が冷めました。

そうです。このトラブルでレンズメーカーTAMRONへの信頼が一気に失われて、『③TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD(SONY Eマウント)』は候補から外しました。

4つの超望遠ズームレンズを詳しく比較

超望遠ズームレンズに求める条件

私の条件は下の6つでした。
特に《5》の解像度はこだわっていました。

超望遠ズームレンズへの私の条件①

《1》価格は15万円以内

《2》メインは三脚での夜景撮影

《3》夜景撮影に使うカメラ:SONY α7RⅢ

《4》SONYとCANONでレンズを、できれば共有したい
   →EFマウントのレンズ

《5》高い解像度がほしい

《6》なるたけ大きな焦点距離がほしい

上の視点で、4つの超望遠ズームレンズを、詳しく比較していきますが、最初に前回も使った解像度の比較表です。

4つの超望遠ズームレンズの解像度比較

4つの超望遠ズームレンズの解像度比較表

4つの超望遠ズームレンズの解像度比較表

《引用元》
「ePHOTOzine」のサイトのデータ
②SIGAM 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)
③TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD(SONY Eマウント)
④SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN(SONY Eマウント
「LensTip.com」のサイトのデータ
①SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(CANON EFマウント)
②SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)

4つのレンズとも、解像度は高いですが、その中でも②SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)』が、より高解像度です。

実際に、②SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMを『SONY α7RⅢ』に装着して撮影した写真です。上の写真の一部を切り取ったのが下の写真です。

▼撮影画像(②SIGMA 100-400mm F5-6.3で撮影)

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMで撮影

▼その一部をトリミング 

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMで撮影した写真を拡大

東京タワーや周囲のビルの細かいところまで描写されています。4240万画素の『SONY α7RⅢ』の性能を引き出せていると思います。

4つの超望遠ズームレンズの比較

4つの超望遠ズームレンズを詳しく比較していきます。

超望遠ズームレンズ比較表

超望遠ズームレンズ比較表

青色が濃いほど、他と比較して優位だと言うように示しています。

CANON EFマウントが、SONY Eマウントより優位なのは、マウントアダプターSIGMA MC-11を使うと、CANON EFマウントのレンズがSONY Eマウントで使えるからです。

▼マウントアダプター『SIGMA MC-11』レビュー記事をご覧ください。

▼SIGMA MC-11

もう1点、CANON EFマウントが優位な点として、テレコンが使えることです。
SONY Eマウントでは、SONY以外のレンズはテレコンが使えません。そのため、テレコンを使っての最大焦点距離が、CANON EFマウントのレンズが大きくなります。

SIGMA 100-400mm F5-6.3は優秀

そして真打ちの②SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)』を比較表でみてみると、三脚座を除けば、全て青色がついていて、非常に優秀です。

超望遠ズームレンズ比較表

再掲:超望遠ズームレンズ比較表

下のように、私の条件をしっかり満足しています。

SIGMA 100-400mm F5-6.3は優秀

・CANON EFマウントなので、『α7RⅢ』と『EOSRP』でレンズが共用できる

・夜景撮影でこだわっていた解像度が非常に高い

・テレコンを使えば、焦点距離が最大800mmまでいける。

・重量が手持ちもできる重さ

唯一課題となる三脚座ですが、SIGMAの純正品はないのですが、すでに実績があり、途中改良もされて完璧にフィットしているF-Foto 三脚座があります。

F-Foto 三脚座(SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM専用)

F-Foto 三脚座(SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM専用)

三脚を使う前提でしたし、レンズが長く重いのでフロントヘビーになるので、私は購入しました。

▼F-Foto 三脚座(SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM専用)

SIGMA100-400mm F5-6.3 DG OS HSMに大満足

購入した『TAMRON 150-500mm』を初期故障で返品したり、色々とありましたが、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)』に、とても満足しています。

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMで撮影

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMで撮影

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMで撮影

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMで撮影

解像度が高く、手持ちでも撮影できる超望遠ズームレンズ『SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMで撮影』はおすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(キヤノン EFマウント)

▼F-Foto 三脚座(SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM専用)

▼SIGMA MC-11