こんにちは むうさんです^^
夏の空に現れる天の川。
北アルプスなどの高い山に登ると、肉眼でもハッキリ見えて、撮影したくなります。

ただ、天の川を撮影するとは言っても、どんなレンズを揃えればいいのか、どう撮影すれば良いのかを調べて、その結果、購入したのがソニーのレンズ『SONY FE 14mm F1.8 GM』です。

天の川を撮影するのに最適な14 mm の画角と、短めのシャッタースピードでも天の川を撮影できる、開放F値1.8の明るいレンズです。その上、ソニーの最高峰のレンズの称号 Gマスターレンズで、最高の解像感を見せてくれます。
今回は、天の川撮影に最適な『SONY FE 14mm F1.8 GM』を紹介します。
▼SONY FE 14mm F1.8 GM
1.天の川撮影に必要なレンズスペック
天の川撮影のレンズに必要な4条件
天の川撮影につかうレンズには、以下の4つが必要です。
①画角:14~24mm
②開放F値:2.8以下
③収差がないこと:コマ収差(サジタルコマフレア)、色収差などがないこと
④フィルター:リアフィルターが装着できること
1つずつ、説明していきます。
①画角:14~24mm
14mm単焦点か?
16-35mmのズームレンズか?
20mmや24mmの単焦点か?で悩みました。

いろいろな作例を見まくりましたし、このレンズの前にSAMYANGの低価格のマニュアルフォーカスレンズ14mmF2.8を購入して試したりしました。
天の川全体を撮影するなら、14mmでないと入りきりません。16mmでも少し切れる感じでした。
また、調べていくと、20mmの方が天の川の中心部をアップできるので、20mmを推す方もいて、非常に悩みました。
私の結論としては、星景写真では20mmの方が良い場面もありそうですが、最初の1本目のレンズであれば天の川全体が撮影できる14mmがベストだと考えました。宇宙の壮大感を写し込みたいですから。
②開放F値:2.8以下
当たり前のことを言ってしまいますが、地球が自転しているので、シャッター速度をゆっくりめにすると星が点ではなく流れてしまいます。ですから、星が流れないシャッター速度にしようとすると、自ずとシャッター速度が速めになります。速めの10秒位のシャッター速度であれば星は流れません。

シャッター速度ってどう決めればいいの?と思うかも知れませんが、星が流れないように撮影するためのシャッター速度を求める公式が実はあったりします。
それは、200ルール、250ルール、500ルールなどです。
200ルールとは、シャッター速度×焦点距離=200以下にすると星が流れないという公式です。
シャッター速度×焦点距離=200以下
焦点距離=14mmの場合
シャッター速度×14mm=200以下なので、シャッター速度は約14秒
14mmの焦点距離であれば、シャッター速度×14mm=200以下なので、シャッター速度は約14秒になります。これが250や500で良いと考える人もいれば、厳格に200以下でないとだめだということで、ここは個人のさじ加減です。
私は200ルールで撮影しています。
この星を流さないためのルールで、シャッター速度は決まってしまいますが、撮影画像の明るさは考慮されていません。
そのため、撮影者が撮影画像の明るさをコントロールできるのは、ISOとF値だけとなります。F値が4のレンズだと暗いため、ISOが6400とか12800などと大きくなりノイズが乗りやすくなってしまいます。
結論として、天の川撮影には、できるだけ明るいレンズ、開放F値が小さなレンズが必要なのです。
明るければ、明るいほどISOを大きくしないですむので、大三元ズームレンズのF2.8ではなく、F1.8の単焦点レンズを選びました。
③収差がないこと
コマ収差(サジタルコマフレア)、色収差などと言われても、私にとっては、聞いたことのない言葉でした。それで、購入前に色々と調べました。
コマ収差(サジタルコマフレア)は、画面の四隅で星が彗星のように尾を引いたり、鳥が羽を広げたような形に歪む現象をいいます。
また、色収差は星の周りに不自然な色(パープルや青など)がにじむ現象です。

星空撮影用のレンズの中で、作例を見たり、レンズのレビュー動画を見たり、読んだりして調べた結果、『SONY FE 14mm F1.8 GM』は最高レベルなので、問題なしです。
これは、写真にした時に非常に小さい現象なので、スマホ画面ではわかりません。どこまで気にするかということもありますが、大きめにプリントしたいと考えた時は綺麗に越したことはないと思います。
4つの中では、優先度は低い項目です。
④リアフィルターが装着できること
星を大きく目立つように撮影するためにフィルターを使用する手法があります。ただし、レンズの前面にフィルターを装着すると、画像の端にいくほど星が伸びる現象がでてしまいます。フィルターの厚み分による屈折によって発生する現象です。そのためCPLフィルターのようにレンズ前面にフィルターを装着するのは推奨されません。

そのため、フィルターを装着するならレンズとカメラセンサーの間となり、レンズのリアに装着するのが普通です。『SONY FE 14mm F1.8 GM』はリアにフィルターを装着できるスリットがあり、そこへフィルターを入れて使うを標準としています。ただし、無い方が星が細かく写るので、天の川撮影に、フィルターは必須ではなく、撮影者の考えで良いです。
2.『SONY FE 14mm F1.8 GM』実感レビュー
レンズスペック
『SONY FE 14mm F1.8 GM』のレンズスペックを確認していきましょう。

最初にその軽さです。
登山に持っていくので、460gという軽さはとても嬉しいポイントです。重いと持っていくのを悩みますし、レンズは持っていければこそ撮影に使えるので、最大のメリットです。
また、持ち運びということでは、Gマスターレンズには標準でレンズケースが同梱されており、ピッタリのサイズのケースがあるのも有り難いです。私はいつも、このケースでレンズを持ち運んでいます。

上の写真の通り、絞りリングがあるので、天の川撮影ではF1.8固定ですが、風景などを撮影する時は絞りリングが使えるので撮影しやいと感じています。
解像度が凄い!逆光に強い!
尋常ではない解像度です。
私が持っているレンズの中で、撮影した写真を見ると、他のレンズとは1ランク以上も解像度が高く感じます。いわゆる、線が細い、点が点で写るレンズです。
解像度が高いと言われるレンズ『SONY FE 16-35mm F2.8 GM』や『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO/ART』よりも明らかに上の解像度です。
その上、逆光耐性も高いので、下の写真のように、早朝の朝日の時間帯などに使ってもフレアもでず綺麗に撮ることができます。

3.天の川撮影
ピント合わせ
天の川撮影で大切なのは、ピント合わせです。無限遠にすればいいんじゃないの?とピントリングを端に回しきってもピントはなぜか合いません。マニュアルフォーカスで合わせる必要があります。

SONYのミラーレスカメラには、ブライトモニタリングという機能がついています。ブライトモニタリングを使うと、暗い星空でも星がモニター画面で確認できるように明るさを増感してくれるので、明るい星を見つけたら拡大してモニター上でピントを合わせます。
フォーカスリングに適度なトルクがあり、このレンズは、ピントを合わせやすいです。
撮影はブラケットで
私は、ブラケット撮影で明るさの違う3枚を一度に撮影しています。ISO=1600、シャッター速度=10秒、F値=1.8を標準に、前後2枚の計3枚です。1回シャッターを押せば撮影してくれるので面倒ではなく、念のためです。
この時に、F値1.8の明るさの素晴らしさを体感します。ISOが1600ですむので、ノイズをかなり抑えて撮影できます。
天の川の撮影写真
木曽駒ケ岳で撮影

山の頂上付近なのですが、下界の光が入っています。
それでも、撮影日は新月で月の出ない日を狙っているので月光はなく、天の川がしっかりと撮影できています。
唐松岳で撮影

唐松岳の山小屋も入れて撮影しました。
細かい、小っさな星まで撮影できているのがわかります。これを見ると、また使いたくなる、素晴らしいレンズです。
『SONY FE 14mm F1.8 GM』まとめ
天の川を撮影したい!という思いから、『SONY FE 14mm F1.8 GM』を購入しました。そうしたら凄い解像感で、こんなにたくさんの星を撮影できるんだと驚き、また撮影したくなるレンズです。

天の川撮影に必要な機能は、すべて揃っていて、そのレベルはGマスターレンズだけにハイグレードなのです。
SONYのミラーレスカメラを持っていて、天の川撮影をしたいなら『SONY FE 14mm F1.8 GM』一択だと思います。超おすすめのレンズです。是非チェックしてみてください。
▼SONY FE 14mm F1.8 GM