こんにちは むうさんです^^
雪山デビューして、2回目の雪山は高見石です。
今回は、前回の記事の続きで高見石 雪山山行を紹介します。
2025年1月初旬の山行です。
高見石山行のコース
2日目のメインは、朝日を受ける天狗岳です。そのために、天狗岳の見晴らし台まで、コースタイム1時間30分強のナイトハイクします。
その後、中山峠から天狗岳の方へ少し入って、この冬の目標である天狗岳の下見をするコースです。
《ルート》
・初日:
茅野駅→渋の湯バス停→高見石/黒百合平分岐→賽の河原→高見石小屋→白駒池→高見石小屋(泊)
・2日目:
高見石小屋(日の出前に出発:ナイトハイク)→中山展望台→中山→見晴らし台(日の出に染まる天狗岳)→中山峠→天狗岳方面→中山峠→黒百合ヒュッテ→渋の湯バス停→茅野駅
高見石 登山レビュー
高見石小屋
高見石小屋、居心地がとっても良いです。
大きな小屋ではないので、宿泊客も少ないせいもありますが、ストーブの暖かさ、大きなテーブル、落ち着いた照明。そして、テーブルを前に椅子に座りながら、サービスの粉ミルクティーをカップに入れて、お湯を注いで何杯か飲めたのも良かった。
山小屋について、落ち着いた時間を過ごせるのは最高です!
また、登山中に飲んでおらず、意外と喉が渇いているので、このミルクティー(他にもカフェラテなどもありました)のサービスは嬉しかったです。
夕食も美味しかった!
大きなハンバーグ、五穀米の優しい味のご飯、温かいスープと手作り感一杯で、もてなされている感じが伝わってきました。
そして、日本酒とワインのサービスがあり、一升瓶が置かれていて、自分で注いで飲んで良いのです。
久しぶりに日本酒を飲みましたが、辛口でなくまろやかで、口の中で香りが広がる美味しい日本酒でした。
入口のThe山小屋!という感じも、素敵でした。
荷物は各自の寝床まで持っていけ、柱で仕切られているのでプライベート感もあり、ぐっすりと寝れました。
価格も1泊夕食付で9000円と最近の山小屋価格と比べてかなりお手頃ですし、もう一度泊まりたい山小屋です。
次のシーズンの最初は、高見石小屋からなんて考えています。
日の出前ナイトハイク 〜天狗岳見晴らし台
日の出に染まった天狗岳を撮影するために、天狗岳が望める見晴らし台へ向けて5時に出発しました。
見晴らし台は、中山峠から5分ほど登ったところにあり、高見石小屋から行く場合には、中山展望台を通り、にゅうとの分岐を越えた先にあります。
コースタイムで1時間30分強、初めて歩くコースのナイトハイクなので、時間がかかるかもと考えて少し早めのスタートです。気温はマイナス15℃でした。
昨日、5分位歩いて、樹林帯となる道にトーレスがあることや雰囲気は掴んでいます。
ヘッドランプは500ルーメンと明るい”ブラックダイヤモンド『ストーム500-R』”です。
▼レビュー記事もご覧下さい
ブラックダイヤモンド『ストーム500-R』レビュー
明るいヘッドランプは心強く、日の出前の雪の中も余裕で歩けます。
途中、樹林帯を抜ける中山展望台は道が分かりにくい、という事前情報で、樹林帯から抜けつつあった時に気をつけましたが、ハマりました。
強い風のためトレースがなくなっていて、トーレスっぽい所へ進みますが、ズボズボ踏み抜きます。そこそこ進みましたが、方向がはっきりしないので、YAMAPを見て確認すると、左手の樹林帯の方向と分かり、そちらへ向かうと、中山峠の道標が!そして、そこにはトレースがあります。中山展望台に入った最初でトレースを見失ったのだと分かりました。実際は、高見石からきて左手の樹林帯沿いにトレースがあったようです。
そんなこともありましたが、途中は夜明け前の綺麗な光の帯を見ながら進みます。
陽の光が出てきて、景色が綺麗でついつい立ち止まってしまい、時間がかかったりしながらの山行です。中山展望台を過ぎてしばらくすると遠くに天狗岳の2つのピークが見えてきました。
天狗岳見晴台には、予定通り6時30分に到着です。
飯盛山方面?から登る太陽を見て、天狗岳を見て撮ってと、きれいな景色に忙しく頭を振っていました。
天狗岳を日の出とともに見れたので大満足でした。
中山峠~下山
日の出を見終わったら、中山峠へ歩き、アイゼンに履き替えて、少し休憩して天狗岳方面に進みます。
今日はバスの時間もあり、往復30分ほど歩いてみました。
天狗岳が見える場所まで歩くと、この日は天候が良く、下から見た天狗岳は、登れそうに見えました。
ここまでの道も難しくなく、準備をして、登ろう!と中山峠まで戻り、
黒百合ヒュッテで休憩し、アイゼンからチェーンスパイクに履き替えて渋の湯へ。
雪山の下りは早く、1時間30分はかからなかったです。
高見石の雪山登山、高見石小屋が快適で、写真もたくさん撮れ、満足な山行になりました。
おすすめの雪山登山グッズ
ヘッドランプ:ブラックダイヤモンド『ストーム500-R』
登山では、何かあったときの安全対策として、また北アルプスなどでの早朝や夜間の移動としても、ヘッドランプが必携です。
使うときに明るいほど安心感があります。
昔は乾電池駆動のため明るさに限界がありましたが、バッテリー駆動のヘッドランプが登場したことで、一気に明るくなりました。
私が使っているのが、バッテリー駆動で、500ルーメンと最高に明るいヘッドランプ『ブラックダイヤモンド ストーム500-R』、ヘッドランプの一流メーカーであるブラックダイヤモンドで最も明るいものです。
▼ブラックダイヤモンド『ストーム500-R』レビュー記事
おすすめのヘッドランプです。是非チェックしてみてください。
カラーバリエーションがありますが、暗い時でも探しやすい明るい色がおすすめ、黒は避けたほうが良いです。
▼ブラックダイヤモンド ストーム500-R(色:アズール)
▼ブラックダイヤモンド ストーム500-R(色:オプティカルイエロー)
温度計:-50℃~測定できる『サーモマックス50』
夏の北アルプスの夜、外に出ると寒っ!何℃?とか、冬の登山で今日は何℃?とか、知りたくなり購入したのが、『エンペックス 温度計 サーモマックス50(FG-5152)』です。
表示板が大きいので、温度が見やすく、なにより-50℃から測定できます。
※日本の最測史上の最低気温=41.1℃
私が温度計にほしかった、”低温が測れる”、”見やすい”、”紐があって装着しやい”という条件を満たした優れものです。価格も千円台とお手頃なのも嬉しい!
●測定範囲:-50~50℃
●重量(実測):22g
●サイズ(実測):全体5.5cm径、表示画面3.7cm径
●紐の長さ(実測):50cm
●日本の国内工場で生産
▼エンペックス『サーモマックス50』レビュー記事
おすすめの登山用温度計です。是非チェックしてみてください。
▼エンペックス 温度計 サーモマックス50(FG-5152)
SWANSサングラス~日帰りも夏山も雪山にも
SWANSのサングラスをずっと使っています。
SWANSを使い続ける理由は、コスパが良く、紫外線カットの寿命が長いからです。
SWANSで製造しているサングラスは、どのレンズカラーであっても紫外線吸収材料を練り込んで製造しているため、色の濃さに関係なく有害な紫外線を99.9%以上カットしています。また通常のご使用方法でしたら、時間によって劣化することはございませんので、安心してお使いいただけます。
※山本光学(SWANS)ホームページより抜粋:https://swans.co.jp/faq/detail/6/
特に、『SWANS OUTLAND BAATARA OL-110 CSK』は、下の特徴があり、登山用として使いやすいのです。
①紫外線カット率=99.9%
②軽い:23.5g
③明るめの可視透過率:40%と日陰でも見やすく、ずっと装着していられる
④偏光(PL)性能:雪山で雪面が見やす
⑤風よけ(サイドフード):雪山での強風に対応
▼『SWANS OUTLAND BAATARA OL-110』レビュー記事
おすすめのサングラスです。是非チェックしてみてください。
▼『SWANS OUTLAND BAATARA OL-110 CSK』
amazonはOL-106ですが、楽天とYahooはOL-110