夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【鉄砲木ノ頭:登山レビュー】山中湖越しの富士山を見に、冬晴れの日に明神峠から歩く

こんにちは むうさんです^^

山中湖越しの初冬の富士山を見るために、鉄砲木ノ頭に登ってきました。

2024年の富士山は、初冠雪が11月7日と、統計を取り始めて130年の中で、最も遅くなりました

鉄砲木ノ頭からの山梨県越しの富士山

鉄砲木ノ頭からの山梨県越しの富士山

雪のある富士山を見て、撮影したかったので、少しでも遅い時期をと粘り、明神峠へ行くバスが冬季休業になる直前の11月末に登ってきました。

2024年11月末の山行です。

鉄砲木ノ頭はどんな山?

鉄砲木ノ頭

丹沢山域の西端、山中湖のすぐ東にある山で、別名、明神山とも言われる標高1291mの山です。
山頂の周囲は、ススキに覆われて高い樹木もないため展望が良く、山中湖越しの富士山がとても美しく、登ったら、しばらくそこにいたくなる風景を見せてくれます。

鉄砲木ノ頭(明神山)
《山域》 丹沢(神奈川県)

《標高》1291m

《ルート》駿河小山駅→バス→明神峠→三国山東登山口→三国山→鉄砲木ノ頭→三国山→大洞山→アザミ平→篭坂峠→バス→御殿場駅

《トイレ》 駿河小山駅、明神峠バス停近く、篭坂峠バス停近く

《コースタイム》 5時間15分

《アクセス》JR御殿場線から 駿河小山駅からバス

《見どころ》
・最高の富士山の景色
・ブナの巨木林
・晩秋の尾根歩き

車でのアクセスはしやすいです。一方、公共交通機関を使って丹沢側から行くには、駿河小山駅からバスに乗って明神峠へ行くのが一番楽なのですが、バスは12月の第一日曜日までしか運行していません。その後は冬季休業となります。

初冬の富士山を見に行くには、そのタイミングを狙うしかないので、今回は11月末にしました。

登山ルート

《登り》山中湖側からではなく、神奈川側から楽に登るために、バスで標高900mの明神峠まで一気に登って、そこから自力で徒歩というルートです。 

登山ルート

駿河小山駅→バス→明神峠(9:15着)→三国山東登山口→三国峠→三国山→鉄砲木ノ頭→三国山→大洞山→アザミ平→篭坂峠→バス→御殿場駅

《下り》山中湖に下りるのが王道なのですが、山中湖から帰るのが大変なので、コース選定が意外と大変でした。
というのも、駿河小山駅からのバスは、往きはあるのですが、その一便だけで、帰りのバスがないのです。

そこで、三国山を通る尾根道を進んで、籠坂峠へ抜ける道としました。籠坂峠のバス停からは、JR御殿場線の御殿場駅へのバスがあります。

山中湖に抜ける方が、気持ち良いのは重々分かってはいますが……、意外と落ち葉があったりと、良いコースでした。

鉄砲木ノ頭登山レビュー

駿河小山駅~明神峠まで(バス)

JR御殿場線は、JR東海の路線で、数年前までSUICA(交通系ICカード)が使えず現金のみで不便だったのですが、今は使うことができます。

JR御殿場線

JR御殿場線

駿河小山駅に到着すると、バス乗り場とその先に今日の目的の富士山が綺麗に見えていて、テンションが上ります。

駿河小山駅のバス乗り場と富士山

駿河小山駅のバス乗り場と富士山

9月~12月の第一週の土日・祝日のみ、朝1便のみという限定された、ハイキングバスに乗っていきます。

富士急モビリティさん、ありがとうございます!
おかげさまで、鉄砲木ノ頭へ登れます!と感謝しながらの山行です。

明神峠バス停

明神峠バス停

バスでグイグイ登った後は、ゆったりと尾根沿いを歩いていきます。

明神峠~三国峠

明神峠から三国峠までは、最初は登山道なのですが、途中から車も走る道端の狭い歩道を歩からなければならないのが、少しストレスです。といいつつもほぼフラットな道なので登るのは楽です。

最初の登山道では、富士山の裾にある愛鷹山も見えます。

ふたこぶある特徴的な愛鷹山

ふたこぶある特徴的な愛鷹山

もみじの紅葉の最終盤です。

陽の光があたり綺麗です

山肌の形に沿って光の帯ができています。

山肌の光の帯

三国峠の駐車場で、靴紐を結び直したり、行動食を食べたりして準備をして出発です。

三国峠~鉄砲木ノ頭

三国峠から鉄砲ノ頭の方へ向かって行くと、両側に土が盛られた?真ん中の土が削られた?登山道に入っていきます。しばらくして、左側のすすきをかき分けて出てみると、富士山が正面にドーンと大きく見えます。

富士山!

富士山!

これだけ綺麗な富士山が見えるとテンションがいきなり上がります!

正面にはキツそうな登りの道が見えますが、もっと良い景色見てやろうと登っていく力がみなぎってきます。

最後の登り

最後の登り

その先を登ると、大きな富士山が!

富士山!

富士山!

鉄砲木ノ頭からの富士山は、本当に綺麗です。
登ってきた甲斐があります。

鉄砲木ノ頭~三国山~篭坂峠

鉄砲木ノ頭で昼ごはんを食べて、ゆっくりと景色を堪能した後、来た道を戻って、三国峠を越えて三国山へ向かいます。

三国山への道は、じゃっかん不明瞭ですが、迷うほどのことはなく、無事到着。
途中はフカフカの落ち葉を踏みながら(あまり歩かれていないということ)、楽に!楽しく!歩いて行くと、

三国山

三国山

三国山は、今までと逆側の眺望があるので、景色を見ながら少し休憩をして出発しました。

このあたりから、立ち枯れの木が目立ち始めます。

立ち枯れの木の向こうに愛鷹山

立ち枯れの木の向こうに愛鷹山

最後に富士山ともお別れします。

富士山とお別れ

富士山とお別れ

篭坂峠のバス停では、時刻表よりバスが30分ほど遅れました

来ないかも?と焦ってバス会社に電話すると、渋滞で遅れているとのこと。山中湖の方が渋滞することで、バスが遅れることがあるようです。普段登山でバスが遅れることを経験することがなかったので焦りましたが、しばらく待っていると、バス会社が、あと10分ほどですと言う通りに到着しました。

バスが遅れているときは、バス会社に聞けば(バス停の時刻表に電話番号が書いてありました)、あと何分で到着するか教えてくれるので聞いた方が良いですね。

撮影写真レビュー

山中湖越しの冠雪した富士山

山中湖越しの富士山です。構図として、アルプスまで入れるか悩みましたが、シンプルに山中湖と富士山としました。

山中湖越しの冠雪した富士山

山中湖越しの冠雪した富士山

おすすめの登山グッズ

フジヤマタオル~高速乾の今治タオル

私は10年間、登山の時は必ず持って行って、すぐに使えるように首に巻いていました。

フジヤマタオル

フジヤマタオル

登山後の温泉でもこのタオルを使えるので、重宝しています。
現在は2代目を使っています。

特徴は下の通り、シンプルですが、便利な登山ツールです。

フジヤマタオルの特徴

・タオルの今治(いまばり)産

・高吸水‥汗もすぐに拭き取れます

・高速乾‥拭いた汗もすぐに乾きます

・高消臭‥汗臭い匂いはしません

登山中だけでなく下山後も、汗拭きに使いながら、下山後の温泉で体を洗ったり、フジヤマタオルも洗ってすぐに乾くので、体を拭いたりで活躍してくれます。

▼フジヤマタオル レビュー記事

おすすめの速乾タオルです。是非チェックしてみてください。

▼今治 フジヤマタオル

モンベル デルタガセットポーチ

最高に使いやすいポーチで、これも登山の時は必ず持っていきます。

デルタガセットポーチ LとM

デルタガセットポーチ LとM

山と高原地図や、スマホ、ティッシュ、日焼け止め、グローブなど、歩きながらでも使いたくなるようなものを入れて、首から下げています。

元々、Mサイズを持っていたのですが、もう少し容量が欲しくなり、Lサイズを買い増ししました。

▼デルタガセットポーチ LとMレビュー

タウン用としても使えるので、使える場面が多くおすすめのポーチです。是非チェックしてみてください。

▼モンベル デルタガセットポーチL

▼モンベル デルタガセットポーチM

コロンビアハット

最近の暑さもあり、今まではキャップタイプでしたが、昨年ハットを購入しました。

コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

店頭で選びに選んで、3種類ハットを購入したのですが、つばも大きく、一番紫外線を防ぐのがこのハットです。ベンチレーションがあるので通気性もよいので、被っていて快適です。

▼イエロードッグマウンテンブーニー レビュー記事

日差しの強い夏の北アルプス登山や日帰り登山に、おすすめのハットです。是非チェックしてみてください。

▼コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー