こんにちは むうさんです^^
冬の寒い時期、氷瀑を見に行こうと考え調べると、奥多摩の檜原村にある日本の滝百選である払沢の滝が凍るとの情報があり、年間で一番寒い1月下旬を狙って行ってきました。
それだけだとすぐ終わってしまうので、以前から行きたかった、馬頭刈尾根にあるつづら岩に登ってきました。
今回は、払沢の滝とつづら岩登山の紹介です。
2025年1月下旬の山行です。
払沢の滝とつづら岩?
払沢の滝
日本の滝百選にも選ばれている東京都 檜原村にある滝です。
檜原村のホームページで確認すると、
「高度差60メートル・全4段からなる滝です。4段のうち、遊歩道で訪れて見られるのは落差約23.3メートルの最下段。」
とのこと。
遊歩道から見ると、そこまで大きくないなと思っていましたが、その上に見えない3段があるということで、納得です。では、上の3段は見られるのか?というと、少し調べた感じでは、わかりませんでした。
つづら岩
標高969mの場所に、大きな岩の地帯があり、そこがつづら岩です。
大きさは数十メートルという、クライミングをやるくらい大きな岩です。丁度尾根の上にあり、ここからの眺望を眺めるのが目的の一つでした。
こんな場所に、こんな大きな岩が!
地球の地殻の規模の大きさに驚かされます。
《標高》969m
《ルート》武蔵五日市駅→(バス)→払沢の滝入口→払沢の滝→千足バス停(登山口)→天狗滝→綾滝→つづら岩→鶴脚山→馬頭刈山→高明山→高明神社鳥居→高明神社→小宮ふるさと自然体験学校→軍道バス停→(バス)→武蔵五日市駅
《トイレ》 払沢の滝の近く、千足バス停(登山口)のちょい先、高明神社、小宮ふるさと自然体験学校
《コースタイム》 4時間50分
《アクセス》JR五日市線 武蔵五日市駅からバス
《見どころ》
・日本の滝百選である払沢の滝の氷瀑
・「つづら岩」からのスリル溢れる大迫力の展望
・檜原村の2つの大滝である天狗滝と綾滝
途中、綾滝、天狗滝と、滝を見ながらの山行は、変化があり楽しい道です。
アクセスは、JR五日市線 武蔵五日市駅からバスで約20分の払沢の滝入口バス停で降ります。
「檜原とうふ ちとせ屋」の左の道を入ると、払沢の滝の入口です。
つづら岩と払沢の滝 登山レビュー
払沢の滝
「払沢の滝冬まつり」として“最も凍りつく日(結氷日)”を当てる「氷瀑クイズ」や、「フォトコンテスト」の案内が、入口にありました。
ここまで盛り上げているなら氷瀑しているだろうと、期待感が高まります。
ところが、払沢の滝の入口から入ってすぐに郵便局のような建物に温度計がかかっていて見ると”3℃”。氷点下ではない!
いきなり、これは無理かもと暗雲が漂います。
払沢の滝への途中、忠助淵の綺麗な流れを見たりしながら、行ってみます。
払沢の滝に近づいていますが、音が聞こえません。まさか、氷っている!と期待しながら小走りに進むと、見事に裏切られました!
いつも通り流れている払沢の滝でした。
今年は寒いと思っていましたが、丁度暖気が入ってしまったためか、氷瀑は見られませんでした。
後から檜原村が毎日更新している結氷率を見ると、その日は0%。その通り、一切氷っていません。残念でした。
つづら岩まで
払沢の滝入口のバス停から千足バス停へ車道を進んでいきまます。途中、車道沿いから見える茅倉の滝を過ぎながら、
行くと、登山口に到着です。
途中の天狗の滝を通らずにつづら岩へ行くルートもありますが、予定通り天狗の滝を通るルートへ行くと、最初に小天狗の滝があります。
さらに進んでいくと、岩場を滝壺へ下りていくルートがあり、アスレチック感覚で楽しみながら降りると、天狗の滝です。
岩壁を撫でるように流れる様がやわらかくて美しいです。
最後に一番迫力のある綾滝です。
台風か何かで木材が積み重なっていますが、右を回っていく道を行くと滝壺まで着きました。
このあたりは、それなりに登りが急で、ぐっと標高を上げていく感じです。
つづら岩
つづら岩を正面にT字路の分岐に到着し、右の方へ行こうとしましたが、つづら岩方面へ登れそうもありません。よく見てみると、分岐をまっすぐ行くようです。
これ登るの?という傾斜のきつい登山道を登ると、その先はつづら岩があり、多少広い場所があって昼食としました。もちろんクライミングしないで登れます。
つづら岩はクライミングがされているようで、鎖やホールドのようなものがあります。覗きますが、垂直なつづら岩、落ちるくらい身体を乗り出さないと下は見えません。
つづら岩からの眺望は、見ごたえがあります。
奥側の尾根は、笹尾根でしょうか。
馬頭刈(まずかり)尾根
つづら岩からは東に馬頭刈尾根を下っていき、鶴脚山、馬頭刈山、高明山、と下りながらピークを越えていくコースです。
「山には神が宿る」日本の古来からの信仰では、自然界には神が宿るとされていて、高くそびえる山の頂上には神が宿ると考えられてきたようです。
そのため、山は古くから信仰の対象となり、多くの神社が山中に建てられています。この高明神社もそうでしたが、今では下に神社が遷されています。
小宮ふるさと自然体験学校
下山しましたが、バスの時刻まで1時間弱ありました。寒い中待つのは辛いので、どうしょうか?カフェでもあればと思いましたが、飲食店もコンビニも何もありません。
ちょうどあったのが、小宮ふるさと自然体験学校です。廃校になった学校を使って自然体験ができる施設です。校舎の入口を入ると、名前を書く用紙が置いてあり、誰でも入れるようになっています。
入ると、職員の方がいて、ゆっくりしていって下さいと温かいお言葉。
展示物がある部屋で椅子に座らせてもらい、休憩です。
2階には檜原村にいる動物、鹿、イタチ、テン、ハクビシン、タヌキ、アライグマなどの剥製があり、職員(学芸員かな?)の方に、色々と教えてもらいました。
イタチとテンは競合しないとか、タヌキとアライグマは同じ生活圏なので競合するなど、面白いお話を伺え、バス待ちの時間を有意義に過ごすことができました。
おすすめの登山グッズ
フジヤマタオル~高速乾の今治タオル
私は10年間、登山の時は必ず持って行って、すぐに使えるように首に巻いていました。
登山後の温泉でもこのタオルを使えるので、重宝しています。
現在は2代目を使っています。
特徴は下の通り、シンプルですが、便利な登山ツールです。
・タオルの今治(いまばり)産
・高吸水‥汗もすぐに拭き取れます
・高速乾‥拭いた汗もすぐに乾きます
・高消臭‥汗臭い匂いはしません
登山中だけでなく下山後も、汗拭きに使いながら、下山後の温泉で体を洗ったり、フジヤマタオルも洗ってすぐに乾くので、体を拭いたりで活躍してくれます。
▼フジヤマタオル レビュー記事
おすすめの速乾タオルです。是非チェックしてみてください。
▼今治 フジヤマタオル
モンベル デルタガセットポーチ
最高に使いやすいポーチで、これも登山の時は必ず持っていきます。
山と高原地図や、スマホ、ティッシュ、日焼け止め、グローブなど、歩きながらでも使いたくなるようなものを入れて、首から下げています。
元々、Mサイズを持っていたのですが、もう少し容量が欲しくなり、Lサイズを買い増ししました。
▼デルタガセットポーチ LとMレビュー
タウン用としても使えるので、使える場面が多くおすすめのポーチです。是非チェックしてみてください。
▼モンベル デルタガセットポーチL
▼モンベル デルタガセットポーチM
SWANSサングラス~日帰りも夏山も雪山にも
SWANSのサングラスをずっと使っています。
SWANSを使い続ける理由は、コスパが良く、紫外線カットの寿命が長いからです。
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※山本光学(SWANS)ホームページより抜粋:https://swans.co.jp/faq/detail/6/
特に、『SWANS OUTLAND BAATARA OL-110 CSK』は、下の特徴があり、登山用として使いやすいのです。
①紫外線カット率=99.9%
②軽い:23.5g
③明るめの可視透過率:40%と日陰でも見やすく、ずっと装着していられる
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▼『SWANS OUTLAND BAATARA OL-110』レビュー記事
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▼『SWANS OUTLAND BAATARA OL-110 CSK』
amazonはOL-106ですが、楽天とYahooはOL-110