こんにちは むうさんです^^
以前、雑誌に掲載されたPEXTAXの広告写真「光の表現」で、瀬尾拓慶さんの作品を見てから、惹かれていました。
そうしたら、瀬尾拓慶さんのYoutubeで、ギャラリーで『第1回ネイチャーフォトコンテスト』写真展をやるとのこと。ギャラリーは東横線の日吉駅にあり、遠くはないので、写真展を見てきました。※本日(2023/3/26 18時まで開催)。
▼第1回ネイチャーフォトコンテスト「作品選考の様子」
YouTube:【公式】写真家・瀬尾拓慶
ギャラリーの写真は、ブログに掲載して良いという承諾もいただいています。
瀬尾拓慶のギャラリー・グリーム
駅から遠いと嫌だなと思いながら、事前に調べると徒歩2分です。
」日吉駅で降りるのは初めてでした。
ここから、歩いて2分。
歩いていると、通り過ぎてしまいそうになるほど、近かったです。
普段は、瀬尾さんの写真を飾っているギャラリーらしいのですが、今回は受賞作品の写真展です。
『第1回ネイチャーフォトコンテスト』写真展
最優秀賞
瀬尾拓慶さんも在廊されており、最初に簡単に説明をしていただきました。
最優秀賞の作品は、正面に飾られていました。
写真を見て最初に思ったのが、写真の良さもあるのですが、プリントのクオリティの高さです。EPSONの大判インクジェットでプリントしてマット調のラミネートをしていてアルミ板に貼っているとのことでしたが、ネイチャーフォトにマッチしていて美しかったです。
モニターで見るのとは全然違い、写真という物の存在感がリアルに伝わってくるので、プリントも面白いと思いました。
最優秀賞の作品の中でも、中央の額に入っている作品など、今回のネイチャーフォトコンテストのテーマである「ネイチャーと光」をうまく捉えていました。
これだけの写真を撮るには、足を運んだ回数と、時間とタイミングがあると思うと、素晴らしい作品を見せていただきありがとうございます。という感じです。
私は優秀賞の作品が好きだった
いろいろな人の作品が見られるので、コンテストの写真展の良いところです。私は優秀賞の方の作品が好きでした。
色の種類が多くなく、彩度の低い感じが素敵です。
特に、右上の写真は薄いグリーンと光が綺麗でした。
受賞にあたっての瀬尾さんのコメントが展示されていましたが、「身近な環境を追求する。これはフォトグラファーにとって一つの研究テーマになり得ます。とうしても作品を撮る為に遠征をしたくなってしまうものですが、身近と言える範囲内における自然と光を追求しているとのこと。」
というように、身近な環境を追求するというスタンスも好感がもてました。今回の作品も被写体としてみれば、登山をすれば見ることのできるような場所ですが、それが作品として切り撮れることに、写真は撮り方だと、勇気づけられました。
瀬尾拓慶さんの作風
瀬尾拓慶さんの作品
瀬尾さんの作品も飾られていました。
瀬尾さんの作品で好きなところは、グリーンの色具合、光の凹凸の感じです。
瀬尾さんが光の階段と呼んでいる前から後ろへ向かって、明るいところと暗いところが交互に表れるところです。
瀬尾拓慶さんの撮り方
数年前に瀬尾拓慶さんの作風をみてから、どうやって撮っているんだろうと調べてみたことがあります。
2つのYouTubeが参考になります。
▼CP+2019 セミナーステージ:瀬尾拓慶氏
CP+2019 セミナーステージ:瀬尾拓慶氏「PENTAXと生きる写真家 Takumichi Seo 「光の記憶」
この動画をみてわかったのが、PenTaxのカメラには、カスタムイメージがありそれを調整できて、特に”キー”という機能が重要なことです。
瀬尾拓慶さんは、下のような順序で撮っているようです。
露出補正
↓
カスタムイメージの選択
↓
コントラスト(ハイライト・シャドー)
↓
キー(中間光量)※重要
↓
ホワイトバランス ケルビン調整
カスタムイメージでも”銀残し”と”フラット”をよく使っていると話されています。ただ、銀残しの色をそのまま使ったのではイメージに合わないので、色の調整はかなり細かくやられているようです。
これをみて、”銀残し”を使いたくなったのです。
つづいて、カスタムイメージの”キー”をどうやって使っているのか、実際に撮影しながら説明してくれている動画があります。
▼CP+2020 スペシャルセミナー[瀬尾拓慶氏]
瀬尾拓慶さんによる等々力渓谷での撮影での説明
たとえば、日があたっていないところでも、明るいところと少し暗いところの明るさの違いがあります。それを、露出補正でアンダー側へ調整をして、”キー”を使って中間調の明るさを明るくして、明るさの違いを浮かび上がらせていく。
このPEXNTAXのカメラでないとできない撮影方法に興味があり、PENTAXのカメラを買うか、本当に悩んでいます。
PENTAXのカメラを買うなら
PENTAXのカメラは、一眼レフです。
光学ファインダーなので、リアルに光の差を感じることをできるのが大きなメリットです。
ただ、一方でカスタムイメージなどは反映されないので、液晶画面のライブビューで確認しながら撮影する必要があります。
ミラーレスでしか撮影したことがないので、一眼レフで撮影すると、新しい体験もできそうですし、何より、”銀残し”と”キー”を使って撮影したいという欲求があります。
それで、PEXTAXのカメラを調べました。
なるたけ安く、購入したいということで選んだのが、
『PENTAX KP-70』、『PENTAX KF』です。
『PENTAX KP-70』は2016年の製品で、それより前の機種だと価格は安いのですが、画素数が少ないなどスペックダウンが大きいので、この2機種を選びました。
『PENTAX KP-70』、『PENTAX KF』のスペックを紹介すると、
PENTAXというと、防塵・防滴構造ボディ、−10℃耐寒動作保証が特長です。自然を撮影するのに適したカメラのようです。
実際に今回選んだ2機種では、
『PENTAX KP-70』は、中古でしか手に貼りませんが価格が安く、最新機種の『PENTAX KF』とくらべても遜色ありません。ただ、『PENTAX KF』はカスタムイメージの里び(フィルム調)が追加になっているのと、新品が購入できるのが魅力です。
『PENTAX KP-70』と『18-135WR』のレンズキットでも6万円くらいですから、登山のときにほしいと思っていた高倍率ズームレンズです。そして、CANONやSONYで高倍率ズームを買うより安いですし。などと買う理由を考えています。
『PENTAX KP-70』、『PENTAX KF』、興味がある方は、是非チェックしてください。
▼PENTAX K-70ボディ
▼PENTAX K-70 18-135mmWRレンズキット
▼PENTAX KFボディ