こんにちは むうさんです^^
前回は、
・QC検定に向けての知識
・QC検定のおすすめテキスト本
・QC検定2級 文章題の勉強法
を説明しました。
▼《QC検定》おすすめの勉強法1
《QC検定1、2級》おすすめのテキストと勉強法1
前回の記事に書いたように、私、むうさんは、QC検定の1級と2級に合格しています。そして、1級、2級とも成績上位者として合格しているんです。
勉強法のポイントは、下にリンク先のある各級ごとの2冊だけをつかって、合格を勝ち取ることです。私もそうでした。
今回は、前回の続きで、QC検定1級と2級 文章題の勉強法を詳しく説明してきます。
▼QC検定受験テキスト 1級(新レベル表対応版)
▼QC検定1級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
▼QC検定受験テキスト 2級(新レベル表対応版)
▼QC検定2級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
QC検定:おすすめの勉強法1のおさらい
▼《QC検定》おすすめの勉強法1
文章題が合格への第一条件
QC検定では、統計などの計算問題と、文章題に大きく分かれますが、点数を確実に稼ぐためには、文章題を確実に解けるようにすることが大切です。
計算問題は、大問で前の問題を解けると、その数字を使って次の問題を解く、となっているので、最初でつまずくと、大問をまるまる落としてしまうリスクがあります。
文章題は、一つわからなくても、つながっていないため、大問を落とすリスクがありません。
まずは、文章題を優先して実力をつけることが重要です。
以下は、2級のテキストの内容にそって説明しますが、考え方は1級も同じです。
『QC検定受検テキスト2級』のテキストを使って
まずは、『QC検定受検テキスト2級』の目次です。
1.QC的ものの見方・考え方
2.品質の概念
3.管理の方法
4.品質保証
5.品質経営の要素
6.倫理・社会的責任
7.品質管理周辺の実践活動
8.データの取り方とまとめ方
9.新QC七つ道具
10.統計的方法の基礎
11.検定と推定
12.管理図
13.抜取検査
14.実験計画法
15.相関分析・回帰分析
16.信頼性工学
『QC検定受検テキスト2級』は、教科書として使う教材です。
ですから、
”わからなければ、『QC検定受検テキスト2級』を見返す”
ことが学習を進める上で大切です。
そして、文章題の勉強の進め方についてです。
目次のうち、1~7が文章題、8~16が計算問題となります。
まずは、この1~7章をしっかりと学習していきましょう。
勉強のために準備するもの
2つあります。
①蛍光ペンを2色以上
目立つ色として、蛍光ピンクと蛍光グリーンがおすすめです。
②付箋紙
ダイソーなどで売っています。細長いタイプものです。
この2つの道具も使って、学習を進めていきます。
QC検定:おすすめの勉強法
全体の概要と流れ
①2冊のテキストだけしか使わない
②らせん状に、少しずつ上っていく勉強法
③進捗を見える化
概要は上の通りで、2冊のテキストを使って、らせん状に実力を高めていく勉強法で、進み具合を見える化してモチベーションアップする仕組みも入れています。
①QC検定の全体像を把握する:教科書の1~7章に目を通す
②学習の計画を立てる
③教科書を一章読んだら、その一章の問題集を解く
④らせん階段の2周目:教科書を見直す
⑤らせん階段の2周目:問題集を解く
上のような流れですが、具体的には次から説明していきます。
▼QC検定受験テキスト 2級(新レベル表対応版)
▼QC検定2級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
①QC検定の全体像を把握する
教科書である『QC検定受験テキスト 2級』の文章題の章(1~7章)を読みます。
読んでいて、わからないところは、付箋を貼るのがポイントです。最初は付箋だらけになるのが当たり前ですから、付箋だらけになっても構いません。次回に、前回わかっていなかった場所だと、わかるようにするためです。
ポイントのもう一つは、マーカーは引かないこと。なぜかと言うと、最初から引きてしまうと、マーカーだらけになってしまい、本当に重要な箇所がわからなくなるからです。
そして、各章の終わりに、まとめがあるので、最後にそれに目を通しておきます。
すると、目を通すだけでも、その章で読んで来たことを思い出しますので、記憶が定着されます。
①のポイントをまとめると、
・文章題の1~7章を通して読む。
・読んでいて、わからないところは、付箋を貼る。
・付箋は貼っても、マーカーは引かない。
・各章の終わりにあるまとめは、しっかりと目を通す。
そして、この段階で重要なことは、
自分がどれだけわからないか、がわかることです。
仕事での経験などから知識があって、そこそこわかるのか?
私のように、品質の仕事をはじめて時間も浅く、そんなに経験もなく、わからないことだらけなのか?
ということです。
やみくもにやるのではなく、自分の現在地を知っておくことがで、合格への道のりを計っておくことが大切となります。
②学習の計画を立てる
勉強の計画は重要です。
ただし、詳細な計画を実行できる人は、非常に少ないです。
実際、私自身も計画通りには進みません。
ここで言う計画とは、
今週末までにここまで進めよう。
自分のどの時間を使おう。
その時に、どこで勉強しよう。
などを、計画することです。
・今週末までにここまで進めよう(どこまで進めるか?)
→近い時点までの目標を設定する
・自分のどの時間を使おう(どの時間を使うか?)
→自分の時間の中で、使える時間からどこで勉強するか決める
・その時に、どこで勉強しよう(どこで勉強するか?)
→どの場所で勉強するか決める
参考に、私の場合をご紹介します。
仕事が月曜日から金曜日だったので。
・どこまで進めるか?
については、月~金と、土日を分けて考えていました。
今週の月曜日は、教科書の第一章を読み終え、火曜日は問題集を解いて、水曜日は教科書の第二章を読み、木曜日に問題集を解く、金曜日は、第一章と二章の教科書を読み直す。
といった感じです。
・どの時間を使うか?
通勤の時間を使う。
・どこで勉強するか?
片道30分くらい通勤で電車に乗るので、その時間を使うことにしていました。電車だと、スマホさえ触らなければ、他にやることもないので、私は集中できました。
この位の計画でも、QC検定に合格したいこともあり、有効でした。ついつい、電車でスマホを触りたくなっても、今は頑張ろうっていった感じです。
③教科書を一章読んだら、その一章の問題集を解く
上の私の計画でも書きましたが、アウトプットしないと、頭に入ってこないので、問題集を早い段階からやることは、とても有効です。
できない問題は、次はわかるようにと思って、答えを確認しておきます。
※次、間違えても普通です。私もそうですから。
第1~7章まで一通り読み終わった教科書『QC検定受験テキスト 2級』の最初の第1章を、前回同様に読みます。読み方のポイントは1回目と同じです。教科書は、相変わらず付箋のみで、マーカーはしません。
1章読み終わったら、次に、問題集『QC検定2級対応問題・解説集』を解いていきます。問題集には、マーカーも付箋も使わないようにします。理由は、いつ問題集を解く時もフレッシュな状態で取り組みたいからです。
そして、次に、第2章、第3章と、第7章まで、この③を続けて行きます。
この段階で、勉強としては一周したので、らせん階段の2階に着きました。
ポイントをまとめると、
・各章ごとに、教科書を読み、問題集を解くという順序で進める
・教科書を読むポイントは、①と同じ
・問題集は、付箋も、マーカーもしない
この③のらせん階段を上って行くのです。3周すると、かなりできるようになります。
④らせん階段の2周目:教科書を見直す
③書いたのように、教科書の『QC検定受験テキスト 2級』を一章ごとに勉強するのですが、この段階だと、問題集も一回解いているため、どこが重要か多少わかるようになってきています。
なので、このときから、
重要度が高くて、覚えていないとこに、マーカーをします。
単に覚えていないところだと、マーカーが増えすぎて、どこが重要かわからなくなるので、マーカーを引くのは慎重にです。
後で、重要点だけを見直せるように、付箋はそのままが基本ですが、もう大丈夫だと、覚えたと思う所は、付箋をはがします。
こうして、
付箋の数が減っていくことで、自分の理解が進んでいることを見える化
します。
これが、モチベーションアップの助けになるはずです。
・教科書にもマーカーをしてもよい。ただし、慎重に。
・教科書の付箋、覚えたところははがしていく。
・付箋をはがしていくことで、理解度を見える化
⑤らせん階段の2周目:問題集を解く
教科書を1章読んだら、問題集の『QC検定2級対応問題・解説集』を解きます。ここは、基本③と同じですが、解答の解説かかれたページの扱いが変わります。
問題集を解く時は、常にフレッシュな状態が好ましいので、問題集に何か書かれていたり、マーカーが引かれていたり、付箋が貼られていたりするのはご法度です。
ただし、それは問題の部分です。解答の解説のページだけは別にです。付箋を貼ったり、マーカーをしたりは、問題の部分にはしませんが、※重要な所を今からやるとかがわかり、フレッシュでなくなるため。解答のページには、教科書同様に、付箋を貼って、特に重要な箇所にマーカーを引きましょう。
そして、いちばん重要なのは、解けるようになっても、何度も頭に刷り込むように、解くことです。
1回できたからといって、次から抜かすなどはしないことです。何度も解くことで、なぜその答えなのかが理解できるようになります。それは、毎回解くために考えるためです。
できると、理解できるは違うので、ここが大切です。理解していると、初見の問題でも、そのさきにある理由が見えるようになって、解くことができます。スポーツのトレーニングと同じです。勝手に頭が動くようになります。
・問題集は、問題の部分には、付箋も、マーカーもしない。
・解答の解説の部分には、付箋をして、重要ところだけ、マーカーをする。
・解けるようになっても、何度も解く!
以上、QC検定の文章題ができるようになるまでの勉強法でした。
実際に、私がやっていて、最初は全くできませんでしたが、1月程度で問題集はできるようになりました。
QC検定1級なら、『QC検定受験テキスト 1級』、『QC検定1級対応問題・解説集』の2冊。
QC検定2級なら、『QC検定受験テキスト 2級』、『QC検定2級対応問題・解説集』の2冊だけで、合格できます。是非、チェックしてみてください。
▼QC検定受験テキスト 1級(新レベル表対応版)
▼QC検定1級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
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