こんにちは むうさんです^^
3月のQC検定検定が終了しました。
年2回(3月と9月)に試験がありますから、半年後のステップアップに向けて級を上げての受験を考えている人、再チャレンジする人など、いろいろと思います。
私も2級に合格した後、最初は1級のあまりにも低い合格率をみてやめておこうと考えたのですが、1回だけチャレンジすることにした結果、1級を成績上位者として合格することができました。
QC検定は2級、1級とも成績上位者として合格した ”むうさん” が、今回はQC検定3級受験向けにおすすめのテキストをご紹介します。
今では、QC検定について教えることがあり、その際に使っているテキストとなります。
▼QC検定受検テキスト3級(新レベル表対応版)
▼QC検定3級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
▼すぐに使えるQC手法―QC七つ道具で問題解決
QC検定3級受験に向けたおすすめのテキスト
QC検定3級と1,2級の違い
QC検定1級、2級を受験する人は、品質関連の実務をやっているなど、ある程度の経験がある人だと思いますが、3級となると、まだ経験がない人や、経験が浅い人が多いです。
となると、1級、2級のようにおすすめは2冊だけ!ということにはなりません。※下の過去記事を御覧ください。
▼QC検定受験(1級、2級)とおすすめテキスト
QC検定 おすすめのテキスト本は日科技連のQC検定受験テキストとQC検定1級対応問題・解説集
▼品質の考え方とQC検定
【品質は知恵】QC検定1級合格者がおすすめ→QC検定受験テキストとQC検定1級対応問題・解説集
基本の部分を学ぶテキストが必要となります。そこで、今回のQC検定3級受験に向けたおすすめのテキストとしては3冊となりました。
QC検定3級:おすすめテキスト
品質管理(QC:Quality Control)は、日科技連が先頭を切って引っ張ってきました。
デミング賞の創設、QCサークルの推進などなど。今の日本のものづくり=Made in JAPANがあるのは、日科技連の力に負う部分もかなりあります。
実際に、QC検定も日本規格協会と共に、日科技連も主催しています。ということで、主催者が作った公式テキストが一番だと考えています。
そして、学習カリキュラムに対して抜け漏れがなく網羅されているので、実際に私も日科技連のテキストを使って勉強しました。
ということで、おすすめのテキストは下の3冊で、全て日科技連出版社が発行している本です。
①QC検定受検テキスト3級 日科技連出版社
②QC検定3級対応問題・解説集 日科技連出版社
③すぐに使えるQC手法―QC七つ道具で問題解決 日科技連出版社
品質関連の業務経験がなくとも、この3冊でしっかりと学習すれば合格は勝ち取れます。
QC検定受検テキスト3級
この本は、3冊の中での教科書の存在です。200ページ強あり、QC検定3級に必要なすべての項目が網羅されています。
この本の目次は下のようになっています。
QC検定で重要なのは、文章題と計算問題に分かれることです。
計算問題が不得意な方は、確実に文章題を取れるようにする必要があります。
1.QC的ものの見方・考え方
2.品質の概念
3.管理の方法
4.品質保証
5.品質経営の要素
6.データの取り方とまとめ方
7.QC7つ道具
8.新QC7つ道具
9.統計的方法の基礎
10.管理図
11.工程能力指数
12.相関分析
上の内容でいうと、『6.データの取り方とまとめ方』から計算が入ってきます。
統計の入門がここから始まります。
この『QC検定受検テキスト3級』の特徴は、計算問題については、簡単な例題があり、解き方が書かれていることです。必要最低限の問題数ですから、この簡単な例題は、確実に解けるようにしておく必要があります。
ただし、この教科書だけでは、知識はつけることができても、実際にQC検定の受験でどんな問題を解くのかがわかりません。
そこで必要になってくるのが、『QC検定3級対応問題・解説集 日科技連出版社』です。
▼QC検定受検テキスト3級(新レベル表対応版)
QC検定3級対応問題・解説集
『QC検定受検テキスト3級 日科技連出版社』が教科書とすると、『QC検定3級対応問題・解説集 日科技連出版社』は問題集です。
この本は上で紹介した『QC検定受検テキスト3級 日科技連出版社』と目次は同じ内容と順番で、この2冊で1セットのような関係になっています。
はじめて解いた時に、『QC検定受検テキスト3級 日科技連出版社』で覚えた知識をどう使うのかがわかる、どうその知識が問われるのかがわかる、という問題集です。
実際に使う時は、この問題集を何度も解いて、解説を読んで、さらに『QC検定受検テキスト3級 日科技連出版社』を振り返る。というフローで学習を進めると、確実に力がつきます。
文章題も見た瞬間に答えがわかるくらいまで、何度も解いてください。
品質管理に求められる考え方が、頭の中に染み付いてくるので、QC検定試験で初見の問題を見たときも、どれが正しい選択肢かわかるようになります。
▼QC検定3級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
すぐに使えるQC手法―QC七つ道具で問題解決
最初に書いたように、品質に関連する業務をしている方なら、上の2冊で十分合格できると思います。
ただ、経験していない人や経験が浅い人は、もう1冊学習しないと不安があります。実際に、私はこの本を教科書とした講習を受講して、しっかりと学んでいます。
実務上に必須の知識なので、学んで損はなく、お得しかありません。
『すぐに使えるQC手法―QC七つ道具で問題解決 日科技連出版社』は、副題にある通り、QC検定7つ道具を実際にどのように使うのかを教えてくれます。
この本の目次は下の通りです。
1.正しいデータをとる
2.チェックシート
3.特性要因図
4.パレート図
5.ヒストグラム
6.グラフ
7.散布図
8.管理図(1)
9.管理図(2)
10.層別
11.QC手法の使い方
品質管理の実務を行う上で、しっかりと学んでおいた方がよいことがぎっしりと詰まっています。
チェックシート、散布図、層別、などなど、そしてQC手法の使い方。
この本の特徴として、とても具体的で、作業レベルにまで落とし込まえれており、さらに例題も豊富なので力がつきます。おすすめの副教材です。
▼すぐに使えるQC手法―QC七つ道具で問題解決
QC検定3級受験に向けたおすすめのテキスト3選
QC検定3級受験に向けたおすすめのテキスト3選でしたが、私は品質関連の業務を行う上で必須の知識だと思っています。
合格するために、おすすめの日科技連出版社の3冊で学するために、是非、チェックしてみてください。
▼QC検定受検テキスト3級(新レベル表対応版)
▼QC検定3級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
▼すぐに使えるQC手法―QC七つ道具で問題解決