こんにちは むうさんです^^
前回は、抹茶として挽く前の碾茶についてご紹介しました。
今回は、その続きでいよいよ碾茶を挽いて抹茶をつくり、お茶をいだいていきます。
今回ご紹介するお茶ミルは、『ポーレックス お茶ミル・Ⅱ』です。調べてみると、お茶ミルで細かく挽くのは難しいようなのですが、その中で細かく挽けることをしっかりとうたっている製品です。
この製品は、細かく挽けるのが凄いのと、『「2017かごしまの新特産品コンクール」工芸・生活用品部門 鹿児島県知事賞受賞』とあって、しっかりとしていると思い、購入しました。
最初に、私とお抹茶の関係をお伝えさせてください。
私は、遠州流茶道の名取(なとり)、奥之伝を終了し、宗号をいただいております。
茶道のお点前(おてまえ)のお稽古をしていますが、普段の生活の中では、もっと手軽にお抹茶を楽しんでいます。
今回は、この『ポーレックス お茶ミル・Ⅱ』を使って、挽きたてのお抹茶をいただきましょう。
ジャパンポーレックス?
ジャパンポーレックスは、鹿児島県霧島市に本社がある日本の会社です。
ホームページをみてみると、
「自社で企画・開発した製品を、日本国内の自社工場で生産をしている会社です。
独自の特殊な成型方法により、精巧なセラミック製品を開発しております。」
とあります。
ですから、製品はMade in Japanです。
また、「約25年前より塩、胡椒、胡麻等を挽くセラミック製刃のミル類」
を開発、生産してきたようです。
そのセラミックという特殊な技術を使って、
今は、コーヒーミル、スパイスミル、などをつくっています。
そのコーヒーミルでは、「令和2年度九州地方発明表彰」特別賞 文部科学大臣賞受賞されているようで、技術のしっかりとした日本の会社なのだと思います。
しっかりとした技術にのっとり開発生産している会社、好感が持てます。
では、お茶ミル・Ⅱはどんな製品なのでしょうか?
ポーレックス お茶ミル・Ⅱのスペック
お茶ミル2のスペック表
初代のお茶ミルよりも3倍細かく挽けて、約18ミクロンまで細かく挽くことができます。
ホームページでは、抹茶は約10ミクロンで、30ミクロンを下回るとざらつかず、喉ごしが良いと書かれています。ということなので、30ミクロンを下回っていて、十分な細かさとなっています。
私が調べた限りでは、粒子の大きさの数字が書かれていた上で、このレベルまで挽ける手動のお茶ミルとしては唯一の製品でした。
また、セラミック製の刃なので、摩耗にしくいため耐用年数が長いという特徴があります。
さらに、コンパクトサイズなので、アウトドアなどにも持っていくにも丁度いい大きさです。
実際に使ってみると、アウトドアで使うのにも、うってつけだと感じました。外の空気を吸いながらゆったりとした気持ちで、お茶の葉を挽くというのは、考えただけでも気持ちが良さそうです。その後の野点(のだて:外でお抹茶を点てること)という流れは、ゆったりとした時間を過ごせそうです。
使い始めてネックになるのが、お掃除のしやすさだと思いますが、セラミック刃なのでお茶の粉はとれやすいですし、挽いたお茶をうける部分はステンレス製で水で洗うことができました。
洗いたいところが洗えないとか、掃除が面倒なんてことはありませんでした。さらには、分解後、簡単に組み立てることができるので、本格的に掃除をすることも可能です。私が数回使ったところでは、まだそこまでは必要ないと思いました。
ポーレックス お茶ミル・Ⅱ
さっそく、見ていきましょう。
お茶ミル2の外装
▼外装箱
▼ポーレックス お茶ミル・Ⅱ
箱にはエンボス状にでこぼこがあって、高級感のある外装箱です。
▼会社の説明です
▼材質がしっかりと書かれています
本体はステンレスですので、錆びませんので水洗い可能ですね。
▼売りの部分が書いてあります
一番は、細かく挽けることですね。さらに、その細かさを調節できます。
また、セラミック製の刃、分解掃除が楽にできるところは、普段使っていく上で大切なところです。
お茶ミル2の外観
▼箱から取り出してみると
本体と、取扱説明書がはいっていました。
▼本体をパーツに分けてみると
左上が挽く時に回すレバー、一番上のものが蓋でその下の本体にお茶の葉をいれます。一番下のステンレスのカップで挽いたお茶を受けるようになっています。
実際に分解掃除のときは、ステンレスのカップの上の白い部分がセラミックの刃なのですが、そこの部分も外して本格的に掃除ができるようです。
お茶の葉をしっかりと細かく挽ける『ポーレックス お茶ミル2』 お茶の葉をそのまま摂ることができます。
ご興味をお持ちになったら、是非チェックしてみてください。
最後に、碾茶もご紹介しておきます。碾茶は抹茶になる前、挽いたら抹茶になる茶葉となります。宇治茶の碾茶となります。チェックしてみてください。