こんにちは むうさんです^^
5月に14mmF2.8の単焦点レンズを購入して、星景写真を撮ろう!と意気込んでいました。せっかく高い山に登るなら、綺麗な星空を撮影しようという考えです。
ただ、レンズを手に入れた後に調べてみると、写真を撮る上で、レンズ以外にも必要な機材があることがわかりました。
それがレンズヒーターです。
買ったレンズは一回も使っていない上に、レンズヒーターなるものに、どんな性能が必要なのかもわからない状態でした。
それなら、最初は安いものを購入してダメなら、また考えよう。と購入したのが『【改良バージョン】COOWOO レンズヒーター』で、2千円台と試すにはお手頃なお値段でした。
今回は、北アルプスの3000m級の山で撮影してきての実践レビューでお伝えします。
▼【改良バージョン】COOWOO レンズヒーター
レンズヒーターが必要な理由
結露現象
レンズ面に水滴がついてしまうためです。
冷えたコップの表面に水滴がつくのと同じ理屈で、空気中の水蒸気が冷えて液化して水滴となる結露現象です。
北アルプスで結露!でもレンズヒーターで解決!
普段、写真撮影をする時に、結露なんてしたことがなかったので、北アルプスで撮影している時も、わざわざ重い荷物に追加して持って行ったにもかかわらず、最初は使いませんでした。
星空を撮影するのに、三脚は必要だし、昼間に撮影で使ったレンズを交換しないとなど、やることがあったので、ついつい忘れてしまっていました。
ところが、途中でレンズに近い鏡筒を触ってみると水滴がついています。えっ!と思ってレンズ面を見ると、レンズ面には水滴がびっしりで曇っている感じです。
撮影していた時間が無駄になった!
仕方ないので、いったんテントへ戻り、レンズヒーターを使って10分ほど待つと、レンズの水滴がすっかりなくなっています。自動車のリアウインドについている熱線のようにすぐに効果が発揮されました。
運よく、天候が良く、撮影を続けることができましたが、タイムラプスなどを撮影したいたら致命傷でした。
そこで撮影したのが下の写真。人生初めての天の川撮影でした。
▼【改良バージョン】COOWOO レンズヒーター
COOWOO レンズ ヒーター レビュー
Amazonで色々と調べましたが、”Amazonおすすめ”で、レビューポイントもよく、価格も2290円(2024年6月時点)と購入しやすい価格だったので、『【改良バージョン】COOWOO レンズヒーター』に決めました。
外観など
購入すると、しっかりした箱に入って到着しました。
▼到着した箱
▼ラベルとみると
改良バージョンと記載されています。何が改良されたのかわかっていませんが。
▼開封すると
▼箱から取り出します
左から、取説、コントローラー付きケーブル、レンズヒーターの本体。となっています。
レンズヒーター外観
▼レンズヒーター本体
ケーブルと一体で、下のベルクロ(マジックテープ)で止めるようになっています。
▼ベルクロ(マジックテープ)の部分
レンズヒーターはどの部分でも、このベルクロ(マジックテープ)が引っ付く素材となっているので、幅広いレンズ径に対応しています。
購入前に調べていて、悩んだのが、幅の広さでした。
広すぎるとレンズを温めるのに、装着しにくいのではないか?などです。ところが、どこにも幅の記述がないのでした。さっそく、その悩みを解決するために、測長してみます。
▼幅の長さ
5cm弱です。購入前に想像した通りでした。
▼全体の長さ
約43cmです。
13cm(130mm)径のレンズまで巻き付けることができます。そんな太いレンズはほぼないので、実質どんなレンズにも使えます。
ただし、暖かくなる領域(ヒーター領域)は43cmもありませんでした。
▼暖かくなる領域(ヒーター領域)
暖かい領域を手で触って確認しましたが、上の写真で2cm~32cmの間だけが暖かかったので、この部分がヒーター領域となります。
30cmの長さのヒーターがあるということですから、95mm径のレンズなら全周温められます。
操作性
コントローラーを見てみます。
▼温度調節は3段階
自分は、H/高いを使用しました。それでも、触って熱いとは感じなかったので、バッテリーが十分あるなら、H/高いで良いと考えています。
タイムラプスなど長時間撮影でバッテリーがきになるなら、L/低いなのかもしれません。
▼本体とコントローラーケーブルは、USBで繋げます
▼モバイルバッテリーで給電すればOK!
▼レンズに巻き付ける(巻き付ける前)
▼レンズに巻き付ける(巻き付けた後)
花形フードからレンズヒーターがでないようにします。はみ出ると写り込んでしまうので。
また、使った感じでは、30分では消費量が少なったので、モバイルバッテリー(4800mAh)で、数時間以上は持ちそうです。
▼【改良バージョン】COOWOO レンズヒーター
COOWOO レンズ ヒーターまとめ
使う前は、難しいのではないか? 結露がうまく解消されなくてトラブるのではないか?など不安がありましたが、実際に使ってみると、全然難しいことはなく、効果は抜群でした。『【改良バージョン】COOWOO レンズヒーター』で十分です。
もし、レンズヒーターをどれにしようか悩んでいるなら、『【改良バージョン】COOWOO レンズヒーター』が、お手ごろ価格で、効果もあり、おすすめです。是非、チェックしてみてください。
▼【改良バージョン】COOWOO レンズヒーター