こんにちは むうさんです^^
私はレンズにはプロテクトフィルターをする派です。
登山に持って行ったときなど、不慮のことが起こりえるからなのと、レンズが高価なので、何かあると落ち込みそうだからです。
高価なレンズで描写を追い求めるレンズには、最高のプロテクトフィルターを装着しています。それは、プレミアムグレードの「Kenko(ケンコー) ZXII プロテクター」です。
ただ、値段が高い!!!、高過ぎる!ので、
そこまで出せないな~という時は、プレミアムグレードではなく、ハイグレードのフィルターから選びます。
今回は、ハイグレードのフィルターとして、初めて『マルミ光機 EXUS LENS PROTECT MarⅡ』を使ってみました。MarkⅡとバージョンアップされたこともあり、十分すぎるほど高性能でした。
今回は、『マルミ光機 EXUS LENS PROTECT MarkⅡ』を今使っている他のプロテクトフィルターと比較しながら、ご紹介します。
▼マルミ光機 EXUS LENS PROTECT MarkⅡ
マルミ光機
フィルターメーカーというと、ケンコー(Kenko)、ハクバ(HAKUBA)など日本のメーカーや、KANI、NISIなど円形フィルターよりもハーフNDをメインにしたメーカーもあります。自分がプロテクトフィルターとして使ったことがあるのは、ケンコーとハクバのものです。
マルミ光機も、日本のメーカーで、ケンコーより創業は早く1952年の老舗メーカーです。工場は長野県にあり、水と空気がよいことが、クリアなフィルターづくりに欠かせない要素だということです。しっかりとしたものづくりをする会社というイメージです。
『マルミ光機 EXUS LENS PROTECT MarkII』は、評判が良かったので前からチャンスがあれば使いたいと思っていましたが、新たにレンズを購入した今回導入しました。
EXUS LENS PROTECT MarkⅡとライバルの比較
Kenko PRO1D Lotus プロテクター
ライバルの一つ目は、フィルター界の巨人、ケンコーの『Kenko PRO1D Lotus プロテクター』です。今では、バージョンアップされて『Kenko PRO1D LotusⅡプロテクター』となっていますが、私が持っているのが旧バージョンなためです。スペック比較では、両方を比較していきます。
▼Kenko PRO1D Lotus プロテクター レビュー記事
Kenko PRO1D Lotus プロテクター レビュー記事
ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード
2つ目のライバルは、カメラ用品界の巨人、ハクバの『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』です。ハイグレードの中では若干価格がお手頃になっています。
▼ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード レビュー記事
ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード レビュー記事
スペック比較
プロテクトフィルターで重要なスペックは、下の通りです。
①反射率が低いこと→できるだけフィルターの影響をなくし光を素直にレンズに届ける。
②撥水・防汚機能→雨をはじき、指紋がつきにくい。
③帯電防止→ほこりがフィルター面に付着しにくい。
④ガラス外周墨塗り加工→フィルター枠とガラスの間での乱反射を防ぐ。
上のことを踏まえながら、スペックを比較してみます。
面反射率は、低いほどよいです。プレミアムグレードのフィルターでも0.1%ですから、0.2~0.3%はどれもハイグレードの水準となっています。
中でも『マルミ光機 EXUS LENS PROTECT MarkII』は、0.2%と優秀な数値を示しています。
比較表に示すハイグレートのフィルター3つは、どれも撥水・防汚機能をもっていますが、スタンダードなフィルターだとこの機能がありません。私が、ハイグレートを選択する一番の理由が、撥水・防汚機能があることです。
室内ではなく、外で撮影する場合はどうしても汚れがついたり、水滴がついたりのリスクがあり、気づかずに撮影して、後から”しまった!”と思いたくないからです。
また、いったん汚れがついても、スタンダードだとなかなか拭きとれないのが、撥水・防汚機能があるハイグレートだと、サッと拭き取れるので、撮影している時に、とても助かります。
撮影しての画質の差
正直言って、差を感じたことがありません。
逆光のような状態でもフィルターのせいでフレアやゴーストがでることもありませんでした。また、細かく画像を見ても、どのフィルターでも、フィルターによる劣化を感じがことはありません。
防汚機能の比較
汚れの付きにくさや、汚れの拭き取りやすさは、差があります。
『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』は、汚れがとれづらいです。登山に持って行った時など、レンズ交換の時なのか、指の汚れつけてしまった時に、とれにくさを感じます。
それに比べて、マルミ光機とケンコーは、すぐにとれるので、とても助かります。
▼マルミ光機 EXUS LENS PROTECT MarkⅡ
マルミ光機 EXUS LENS PROTECT MarkⅡ
外観を見ていきます。
▼フィルターとフィルターケース
ケンコーやハクバは、四角いフィルターケースですが、マルミは名前の通りなのか、丸みを帯びています。
四角よりもしまう時に場所をとらないのと、ケースの角でバッグなどを痛めないので好印象です。
▼フィルターケースを開けると
フィルターケースは、フィルターのサイズに寄らず共通のようです。私が購入したのは67mm径のものです。
▼レンズに装着します
ゴールドのフィルターロゴがカッコよく、スタンダードのフィルターではないことが一目でわかって満足です。
EXUS LENS PROTECT MarkIIまとめ
肝心の写りですが、MarkⅡになって反射率も0.2%と、プレミアムグレードのプロテクトフィルターの0.1%に迫る性能です。
レンズの性能がそのまま活かせるだけのポテンシャルがあります。
画面内に日の出などの太陽が入っても、フレア、ゴーストの発生はなく、素晴らしいです。日の出を綺麗に撮影することができます。
使った実感として、ハイグレードのフィルターの中でも、一つ頭が抜けている感じがしています。
高性能で、お手頃な価格の『マルミ光機 EXUS LENS PROTECT MarkⅡ』はおすすめです。是非チェックしてみてください。
▼マルミ光機 EXUS LENS PROTECT MarkⅡ