こんにちは むうさんです^^
ザックを買おうと思ったのは、ちょうど良い容量のものがほしくなったからです。
登山用としては、32リットル、70リットル、そして、登山兼普段用として12リットルを持っています。
12リットルでは入らずに、32リットルでは大き過ぎることがあり、今までは、なんとかやっていましたが、やっぱり買おう!となったのです。
今回は、『コロンビア ブルーリッジマウンテン30L バックパック』を購入したので、そのレビューをする前に、今使っている、エクセレントな登山ザック『ドイター フューチュラ32』を紹介します。
▼ドイター フューチュラ32(メンズ)
▼ドイター フューチュラ30SL(レディース)
ザックの選び方
登山ザックで最初に購入するのに最適なサイズは30リットル台です。
日帰り登山にも使えるし、山小屋泊にも行ける容量なので、広い用途で使えるからです。
ですから、私も、登山用として最初に購入したのは、『ドイター フューチュラ32』の32リットルでした。10年以上前です。
山小屋泊では、4泊5日で北アルプスの表&裏銀座縦走にも行きました。
長期縦走のときの重い荷物も問題なく背負って歩けるザックです。そして、丹沢あたりなど、日帰り登山は、全てこのザックで行っています。他に持っていませんから。
こんなように、相当使っていますが、質実剛健なドイツのメーカーだけあり、いまだに、何の不具合もなく使い続けられています。
こういうザックを使っていると、ドイターのような 丈夫なザックを作るメーカーの良さを本当に感じます。
▼ドイター フューチュラ32(メンズ)
ドイターとフューチュラ
ドイター(deuter)とは
ドイターは、ドイツのアウトドアメーカーです。
ホームページを見ると「私たちの製品は、ユーザーの方々と一緒に山や旅先で、ハッピーでエキサイティングな時間を共有します。」
とあるように、「山と旅」をメインとした商品を開発・販売しています。
ですから、アパレスメーカーではなく、「山と自転車、旅行、そして寝袋」などの商品を発売している、ドイツらしい質実剛健な硬派なメーカーです。
だから、私が10年以上も使える丈夫なザックなんだと思います。
そんなドイター(deuter)の歴史(History)をホームページから抜粋して紹介します。
・1898年 ドイツのアウグスブルグにて創業
ハンズ・ドイターによりドイツ・アウグスブルグで創業。セイル(帆)、リネン素材、袋類の生地、車や馬等のブランケットなどを生産する一方で、テントのレンタル事業をもてがけ成長を図る。
・1968年 世界初のナイロン素材
世界初のナイロン製のバックパックを販売。軽くて丈夫なナイロン素材は、瞬く間に主流となりました。
・1971年 ドイツ国内最大のメーカーに
バックパックやトラベルバッグの国内最大のメーカーへと成長しました。
・1984年 エアコンフォートシステム誕生
優れた背面通気性を誇るこのシステムは、バックパック市場において革命的な存在となり特許を取得しました。
・1998年 フューチュラシリーズの誕生
進化したエアコンフォートシステムを備えた「フューチュラ」が誕生。今も世界中で多くのハイカーから支持され、ドイターのトップモデルとなりました。
・2018年 進化したフューチュラ
抜群の背面通気性に加え、肩や腰へのフィット感などの改良を加えた進化した背面システム、「エアコンフォートセンシックシステム」を搭載したフューチュラが誕生しました。
・2021年 新しい冒険のはじまり
これからもマウンテンスポーツを楽しむ人びとのサポートとなる製品開発を続けるという決意をもとにロゴを一新しました。
※ドイターホームページ Historyより一部抜粋
これをみると、『フューチュラ』がドイターにとって大きなブランド商品であることがわかります。
後で紹介しますが、背中をドライに保つ「エアコンフォートシステム」が秀逸です。
ドイターフューチュラの特徴
私が使っていて、特に実感している特徴は下の通りです。
①背中のドライキープ
背中のあたる部分がメッシュで、かつザックと離れていて、風が通ることで背中の汗を乾かしてくれる。
②重い荷物を腰で背負える
腰のベルトがしっかりとしていて、フレームもあり、腰で背負える。
③丈夫な素材で耐久性がある
登山時は、枝に引っかけたり、岩場を登ったりしますが、耐久性があるので安心して使えます。
④雨蓋
少しの雨なら、本体へ雨が入って行かない。雨具など薄くなるものを挟んでしまえる。
⑤2気室
雨具など、使いたい時にすぐに取り出せるように、下側に入れておける。
⑥ザックカバーが下に内蔵されている
ザックカバーを取り出した時に、ザックにフックが引っ掛けてあるので、そのまま伸ばせばザックにカバーをかけられる。
10年以上、日帰り登山や山小屋泊に使ってきて、不満なく使い続けているのが一番の特徴かもしれません。
▼ドイター フューチュラ32(メンズ)
▼ドイター フューチュラ30SL(レディース)
フューチュラの10年の実感レビュー
メッシュパネルで背中が快適
特に、この『ドイター フューチュラ』は背中の部分がメッシュパネルになっているので、汗をかいてもドライキープをしやすくなっています。
正面からはよくわかりませんが、メッシュパネルとザックの間が空いていて、風が通るようになっています。
背中の汗で濡れている感じがしないのが、登山での快適さを保ってくれます。
腰で背負えるフレームとベルト
また、背中にフレームが入っていて、縦走などで荷物が重い時は、しっかりとしたベルトとこのフレームで腰で背負うことができるのも良い所です。
上の写真の通り、フレームが腰、背中、肩と入っているので、腰で背負った時にザックが支えてくれて、肩への負担がなくなり、重さで肩が痛くなることはありません。
また、なんちゃってという程度のベルトしかついていないザックもありますが、ベルトがしっかりとしていることで、腰で背負えるようになるので、荷物が重い時は重要です。
長時間歩いたことがあれば、すぐに、その違いはわかります。
4泊5日の北アルプスの表&裏銀座縦走では、毎日10時間強歩いたのですが、腰で背負っているので、肩は全く問題ありませんでした。
丈夫な素材
リップストップのナイロンで強度が高い素材です。
雨蓋
『コロンビア ブルーリッジマウンテン30L』と比べるとわかるのですが、トップがチャックで横に開けるのではなく、蓋があるようなデザインになっています。これを雨蓋といいます。
雨蓋なので、少しの雨なら、本体へ雨が入って行かないですし、さっと雨具など薄くなるものを挟んでしまえるところが、とても使いやすいです。
2気室で使いやすい
2気室で、ザックの一番下に、チャックで開放できるスペースががあります。
2気室だと普段はしまっていても、取り出したい時にすぐに出すことができて便利です。私は、いつでも取り出せるように雨具やファーストエイドキットを入れています。
また、2気室ですが、敷居の布がチャックで止まっているだけなので、1気室へすることもできます。
ザックカバーを内蔵
意外と重要なのがザックカバー(ザックのレインカバー)です。
雨の時に、ザックカバーを取り出して装着するのがストレスなくできないと、ついついザックカバーをせずにザックがびしょ濡れなんてことがあります。
よくあるのが、ザックカバーが別売りで、別のところへしまっておくザックです(おスプレー、グレゴリーなど)。
フューチュラーは、ザックカバーが内蔵されていて、ザック下部のチャックを開けるとザックカバーが取り出せ、ザックに片側が接続されているので、サッとカバーすることができます。このストレスフリーなところは、本当に気に入っています。
ドイター フューチュラ32まとめ
10年以上使い続けられる、ドイツメーカー:ドイターが作った丈夫なザックです。
一度ザックを購入して気に入ったら、買い換えずに使い続けたいですから、耐久性があり長く使えているのが、本当に嬉しいです。
山に登る時も、長く使っていて慣れたザックになると、どこに何が入っているか見なくてもわかり、ストレスがなく快適なのです。
日帰り登山から、山小屋泊まで使える30リットル台のザックとして『ドイター フューチュラ』は、とてもおすすめです。是非、チェックしてみてください。
▼ドイター フューチュラ32(メンズ)
▼ドイター フューチュラ32(メンズ)
▼ドイター フューチュラ30SL(レディース)
▼ドイター フューチュラ30SL(レディース)