夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【小仏城山:登山レビュー】ニリンソウ~イカリソウ~カキドオシ~春の花咲く道と相模湖を望む嵐山の風景

こんにちは むうさんです^^

桜も終わる4月下旬、春のこの時期は、山野草の花が楽しませてくれます。

ニリンソウ

ニリンソウ

前回の「箱根 浅間山」では、満開の山桜が綺麗でしたが、今回は、足元にある小さな花たちを見に、高尾山の隣『小仏城山』へ日影からのルートで登って来ました。

今回は、春の小仏城山』登山レビューです。

小仏城山はどんな山?

高尾山を登り、そのまま山頂を過ぎて先に進むとあるのが小仏城山です。
多くの人は、高尾山で引き返すので、高尾山ほど人が多い山ではありませんが、山頂には、食事を提供してくれる城山茶屋があり、なめこ汁が有名です。

小仏城山
《山域》 高尾山域(東京都)

《標高》 670m

《ルート》高尾駅→バス→日影バス停→日影沢キャンプ場→城山→千木良→弁天橋→嵐山→相模湖大橋→相模湖駅

《トイレ》 高尾駅、日影沢キャンプ場、城山、千木良、弁天橋、相模湖駅

《コースタイム》 4時間25分

《アクセス》JR/京王 高尾駅からバス

《見どころ》 山野草の春の花、かながわ景勝50選(嵐山からの相模湖)

ルートはいくつかあり、今回は、高尾山ルートではなく、日影から登り、小仏城山から、相模湖に抜けるルートにして、かながわ景勝50選(嵐山からの相模湖)嵐山にも登ってきました。

高尾駅北口の小仏行きのバス

高尾駅北口の小仏行きのバス

高尾駅北口の小仏行きのバス停には、多くの人が並んでいて、行列ができています、
現場にいたバスの従業員に、次乗れますか?と聞くと、大丈夫ですとのこと。
実際、3台のバスが来て、メンバー全員が乗れました。
通常でも混むのが、この花の時期はいつもにも増して混雑するのかもしれません。

小仏までは行かずに、高尾駅から10分乗った日影バス停で降ります。半分位の人が降りましたが、ほとんどの人が、われわれとは別のコースに向かったので、登山道は混み合うことなく、歩けました

イカリソウ

イカリソウ

今回の山行のメインの目的は、山野草の花々です。ニリンソウ、高尾スミレ、ツルカノコソウ、カキドオシなど、登山道の両側に咲き誇っているこの時期おすすめです。

小仏城山~嵐山 登山レビュー

日影~小仏城山

日影バス停から先に進み、左へ折れて行くと登山口があります。

登山道の最初の方で、日影沢キャンプ場を通り過ぎて進んでいきます。

日影沢キャンプ場

日影沢キャンプ場

登山道は、沢沿いを、涼しさを感じながらの春のぽかぽか陽気の中を歩きます。

沢沿いの登山道

沢沿いの登山道

ここからは、道は舗装されているので歩きやすく、足元を見ると道の両側に花が咲いている贅沢な登山道です。

ツルカノコソウ(形が十字なのが面白い)

ツルカノコソウ(形が十字なのが面白い)

この日の本命は、ニリンソウカキドオシでした。

カキドオシ(葉っぱを揉むと爽やかな香り)

カキドオシ(葉っぱを揉むと爽やかな香り)

登山口から登り始めると、ニリンソウは早速咲いていました。というか、この小仏城山まで登って行く途中にいくつもの小さな群生があり、お腹いっぱいになるくらいでした。

ヤマルリソウ(まるい感じがよい)

ヤマルリソウ(まるい感じがよい)

山野草の花の中で、一番美しいと思ったのが、ラショウモンカズラです。

ラショウモンカズラ(紫と白のコントラストが美しい)

ラショウモンカズラ(紫と白のコントラストが美しい)

小仏城山までは、花を撮影しながらの楽しい山登りとなりました。

小仏城山

小仏城山には、茶屋が数軒あり、昔ながらの雰囲気がとってもよい場所で、ベンチとテーブルのあるので、ゆったりと時間を過ごせます。

小仏城山の茶屋

小仏城山の茶屋

小仏城山の茶屋で提供する食事や甘味類の安いこと。今のインフレとは無縁のようです。

良心的なお値段

良心的なお値段

例えば、餅入りお汁粉が400円。私の食べたところてんは300円でした。
甘いパンの後のところてんは、口がさっぱりして美味しかった!です。

小仏城山~相模湖

ここからは、相模湖に向けてどんどん下りて行きます。こちらの斜面は、植林の針葉樹が多く、花は咲いていない感じです。

小仏城山~JR相模湖駅までのルート

小仏城山~JR相模湖駅までのルート

途中、弁天橋が上から見える箇所があり、撮影ポイントです。

下りきると、昔茶屋があった場所(千木良)に到着。トイレもあるので、休憩スポットですが、茶屋には、当面休業の張り紙がありました。

弁天橋は72mある、かなり長い吊り橋です。そこから見る相模湖畔の景色は、新緑に包まれて綺麗でした。

72mある吊り橋の弁天橋

72mある吊り橋の弁天橋

嵐山

ここまで、そこそこ歩きましたが、最後にかながわ名勝50選嵐山に登ります。

嵐山登山口:ここから登りです

嵐山登山口:ここから登りです

 

急登の上、途中に休む場所もなく、もくもくと歩いていく感じ。足の筋肉の疲れを感じながら、山頂に到着です。

嵐山の名前の由来は、京都の嵐山のような景色というところからのようです。秋に来るのも良いかもしれません。

嵐山山頂:京都の嵐山のような風景が広がっているのが由来

嵐山山頂:京都の嵐山のような風景が広がっているのが由来

嵐山からは同じ道を下り、最後に、相模湖のダムを通ってJR相模湖駅に到着です。

相模湖ダム:神奈川の水がめ

相模湖ダム:神奈川の水がめ

撮影写真レビュー

ニリンソウ

ニリンソウの群落が、小仏城山へ登る途中いくつもありました。
その中でも、丁度陽の光が入って、しべの影が綺麗だったので撮影しました。

ニリンソウ

ニリンソウ

弁天橋

小仏城山を越えて、上から弁天橋が見えた時、一山越えた実感が湧きました。

新緑の中の弁天橋

新緑の中の弁天橋

弁天橋からの風景

弁天橋を歩いていると、日本の新緑をつけた樹木があり、撮影をしました。

新緑の2本の木(弁天橋より)

新緑の2本の木(弁天橋より)

おすすめの登山グッズ

フジヤマタオル~高速乾の今治タオル

私は10年間、登山の時は必ず持って行って、すぐに使えるように首に巻いていました。

フジヤマタオル

フジヤマタオル

登山後の温泉でもこのタオルを使えるので、重宝しています。
現在は2代目を使っています。

特徴は下の通り、シンプルですが、便利な登山ツールです。

フジヤマタオルの特徴

・タオルの今治(いまばり)産

・高吸水‥汗もすぐに拭き取れます

・高速乾‥拭いた汗もすぐに乾きます

・高消臭‥汗臭い匂いはしません

▼フジヤマタオル レビュー記事

おすすめの速乾タオルです。是非チェックしてみてください。

▼今治 フジヤマタオル

モンベル デルタガセットポーチ

最高に使いやすいポーチで、これも登山の時は必ず持っていきます。

デルタガセットポーチ LとM

デルタガセットポーチ LとM

山と高原地図や、スマホ、ティッシュ、日焼け止め、グローブなど、歩きながらでも使いたくなるようなものを入れて、首から下げています。

元々、Mサイズを持っていたのですが、もう少し容量が欲しくなり、Lサイズを買い増ししました。

▼デルタガセットポーチ LとMレビュー

タウン用としても使えるので、使える場面が多くおすすめのポーチです。是非チェックしてみてください。

▼モンベル デルタガセットポーチL

▼モンベル デルタガセットポーチM

コロンビアハット

最近の暑さもあり、今まではキャップタイプでしたが、昨年ハットを購入しました。

コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

店頭で選びに選んで、3種類ハットを購入したのですが、つばも大きく、一番紫外線を防ぐのがこのハットです。ベンチレーションがあるので通気性もよいので、被っていて快適です。

▼イエロードッグマウンテンブーニー レビュー記事

日差しの強い夏の北アルプス登山や日帰り登山に、おすすめのハットです。是非チェックしてみてください。

▼コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー