夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【FE 24-105mm F4 G OSS レンズレビュー】購入への道~高い解像度の光学性能で、風景写真におすすめ~

こんにちは むうさんです^^

登山にいつも持って行くカメラは、『CANON EOS RP』です。
ズームレンズの『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』と組合せても880gとフルサイズのカメラとは思えないほど軽く、荷物の軽量化が必要な登山には最適です。

ですから、今回紹介するFE 24-105mm F4 G OSSを買うことになるとは、夢にも思っていませんでした。

『FE 24-105mm F4 G OSS』

『FE 24-105mm F4 G OSS』

ただ、写真を撮り続けていて、風景を4200万画素の高画素機である『SONY α7RⅢ』で撮りたいという欲求が押さえられなくなり、購入しました。

今回は、FE 24-105mm F4 G OSS』の購入への道を紹介します。

▼FE 24-105mm F4 G OSS

FE 24-105mm F4 G OSSが欲しい理由

風景写真を高画素で撮りたくなる

自分自身の目で、風景を見ている時に感じるのは、そこにある美しさとその鮮明さです。ただ、鮮明に見えているつもりでも、細かい葉っぱ一つひとつを判別して見れているわけではありません

ですが、感覚的には高い解像感なのです。
その自分の感覚をカメラで再現したいと、考え始めました。

櫛形山の山肌の景色 もっと高解像度にしたい!

櫛形山の山肌の景色 もっと高解像度にしたい!

α7RⅢで撮ろう!

もちろん、高画素のカメラから、購入するとなると二の足を踏んだと思いますが、手元に4240万画素の『SONY α7RⅢ』があります。それなら、『SONY α7RⅢ』で撮ればいい!と登山に持っていこうと。
撮りたいなら当たり前ですね。

4240万画素の『SONY α7RⅢ』

4240万画素の『SONY α7RⅢ』

そして、レンズも『CANON EF24-70mm F2.8L II USM』を持っていて、EFレンズならマウントアダプター『SIGMA MC-11』を挟めば、AFやボディ内手振れ補正も含めてしっかりと使えます。

▼SONYのミラーレスカメラでCANONのEFレンズを使う
【快適】SIGMA MC-11でキヤノンのEFレンズをSONY α7RⅢで使う

『SONY α7RⅢ』に『EF50mm F1.8 STM』を装着

『SONY α7RⅢ』に『EF50mm F1.8 STM』を装着

悩む:レンズを買わなくてよいか?

最初は、そうしようと思いましたが、

レンズを買いたい理由

・少しでも軽い方が良い

・望遠は105mmがほしい

・高価なレンズを登山へ持っていくのは不安

と考えて、レンズを買うか悩み始めました。

『CANON EF24-70mm F2.8L II USM』は、高価かつ重いレンズ

『CANON EF24-70mm F2.8L II USM』は、高価かつ重いレンズ

少しでも軽い方が良いから買おう!

実際に、『SONY α7RⅢ』は、カード込みで657gです。『CANON EF24-70mm F2.8L II USM』が805g『SIGMA MC-11』が125gなので、合わせると1587gになります。

1.6kgですから、登山に持っていくにはかなりの重量です。

登山は荷物の軽さが重要

登山は荷物の軽さが重要

登山以外なら、何でもない重さですが、山登りとなると、カップをアルミからチタンにして軽量化、雨具を軽いGORE-TEXにして軽量化と、お金をかけて軽量化してきました。

山登りは、少しでも軽い方がよいのです。

▼FE 24-105mm F4 G OSS

どのレンズを買うか?

せっかく買うなら、高倍率ズームか!

そんなこんなと色々と考えて、今後も登山で使うだろう、なら、稼働率も高いから、買ってもいいはず!
と、買うための言い訳を考えて、自分を納得させながら、レンズを探しはじめてしまいました。

購入する上、最初に候補になったのは、『TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD』『FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS』高倍率ズームレンズです。

RF24-105mm F4-7.1 IS STMを上回る高倍率ズーム

RF24-105mm F4-7.1 IS STMを上回る高倍率ズーム

上で書いたように、望遠で105mmまで欲しいのと、70mmまでの標準ズームレンズなら、『EF24-70mm F2.8L II USM』が写りも最高で不満がなかったからです。
登山の時は、いつも『CANON EOS RP』とズームレンズの『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』との組合せなので、105mmはどうしても欲しかったのです。

ただ、下のようなシーンに出会うと、もう一段望遠がほしいとも感じていました。

前のススキを外したい!

前のススキを外したい!

前に草やススキ、笹などがあり、構図から除きたいのに、入ってしまう時にもう少し望遠があれば除けるのに、と思っていました。
ということで、120mmとか、150mmがあればいいなとは思っていました。

また、せっかく買うなら、いま自分が持っていないズーム幅のレンズを買った方が良いと考えてです。

最初の本命は、人気があり、575gと軽めのレンズ『TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD』から、調べ始めました。

α7RⅢを生かせる解像度

『TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD』は、解像度が足りませんでした。

いろいろなサイトでMTFや解像度チャートなどをみましたが、中心解像度が高くても、周辺部はボケている感じになっていました。

今回の目的が、登山で風景を高精細に撮影する。それも、4240万画素の『SONY α7RⅢ』で、ということなので、解像度不足は致命的です。また、28mmスタートなのもいまいちでした。

じゃあ、SONYの『FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS』はどうかというと、780gと重い上に、古めのレンズで解像度がさらに足らない感じでした。

α7RⅢと同時発売の『FE24-105mm F4G OSS』

そして辿り着いたのがFE 24-105mm F4 G OSS』です。

辿り着いたのが『FE 24-105mm F4 G OSS』

辿り着いたのが『FE 24-105mm F4 G OSS』

2017年11月に『α7RⅢ』と同時に発売され、4240万画素を生かせる高解像度ズームレンズです。

重量は663gで、『CANON EF24-70mm F2.8L II USM』の805g+『SIGMA MC-11』の125g=930gより、267gも軽いです! 

そして、24mmスタートで、望遠は105mmあります。

ボケの表現もできるFE 24-105mm F4 G OSS

ボケの表現もできる

また、開放F値が4なので、上の写真の通りボケの表現もできるので、『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』を上回るスペックです。

FE 24-105mm F4 G OSSのスペック

『FE 24-105mm F4 G OSS』のスペックは下のとおりです。
重量が663gと軽く抑えられたこと、開放F値が4であること、最大撮影倍率が0.31倍と高いなど、嬉しいポイントだらけです。

『FE 24-105mm F4 G OSS』のスペック

『FE 24-105mm F4 G OSS』のスペック

評判の良いレンズで、発売時は当時として珍しく、数ヶ月待ちとなって手に入りにくかったようです。

人気のレンズだけあり流通量が多いので、程度の良い中古も出回っているようです。
高価だと登山へ持ち出しにくくなるのが嫌だったので、今回は私は中古で購入しました。

FE 24-105mm F4 G OSSで撮影!

登山へ持ち出して、撮影しています。

▼弘法山から富士山

弘法山からの富士山

弘法山からの富士山

▼川苔山での紅葉

川苔山での紅葉

川苔山での紅葉

レンズに不安がなく、SONY純正の信頼感を感じつつ撮影しているので、『α7RⅢ』でしっかりと撮影できているのを実感しています。

私は山登り用に購入しましたが、解像度が高く、最大撮影倍率も高い、そしてズームレンズとして使い勝手も良いと、FE 24-105mm F4 G OSSおすすめのレンズです。中古の価格もこなれてきていますので、是非チェックしてみてください。

▼FE 24-105mm F4 G OSS