夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイド、自然観察指導員”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【手軽】ミニ盆栽と、苔盆景、苔テラリウムの比較レビュー おすすめは?<2>~お部屋やデスクに自然のグリーンを飾る~

こんにちは むうさんです^^

前回は、苔テラリウム作家の石河英作さんの「五感で楽しむ苔」というイベントがきっかけとなって、苔テラリウムを自作して飾っていた話をご紹介しました。

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苔テラリウムをつくって、飾っていました


▼【素敵】五感で楽しむ苔テラリウム 実体験レビュー
www.muu0san.com


今回は、部屋やデスクにグリーンを置くために、その後にトライした「苔盆景」と現在トライ中の「ミニ盆栽」についてご紹介します。
それぞれの特徴を実感してきて、一つ一つ違っていて面白いです。お付き合いください。

苔盆景

盆景って、盆栽とどう違うの?と思いませんか。
盆景なんて聞いたこともない言葉ですし。

盆景教室に行って自作してきた時の講師の方の説明では、
・盆栽は、立木の枝ぶり、枝の粘りを表現したもの。
・盆景は、木そのものというよりも、風景を大切にする。
だそうです。

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苔盆景(講座でのサンプル)

色々と違いがあるのでしょうが、私が思うに、
盆景は作った瞬間に理想の景色になっていて、盆栽は何年もかけて理想の形を作っていく
というように、時間軸が大きな違いです。


講師の方は、木村 日出資さんで、長年、苔盆景をやられてきた方で、細かく丁寧に教えてくれました。

↓木村 日出資さんの著作苔盆景入門 木村 日出資著は、入門と言う通り初心者にわかるように書かれています。

また、こんな苔盆景もつくれるの?というような様々な苔盆景を紹介してくれています。流木を使った苔盆景、水を張ったものなどです。
苔についても、苔盆景に使える苔、20種類の苔の説明があります。ご興味のある方はチェックしてみてください。

『苔盆景入門 木村 日出資著』



苔盆景の教室では、
景色の盆栽なので、立体感を出すため、高いところ、低いところ。中間の3つの段差をつける。のが基本だと教わりました。
特に、手前を小さく、奥を大きくするのが立体感を出すためのコツだそうです。

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苔盆景で立体感をつける(講座でのサンプル)

苔盆景は、苔が主役です、すでに成長している草を使ったり、樹木の枝を飾ったりしますから、苔盆景とは自分の理想の景色を小さい空間に作るということです。

鉢は桜島の軽石です。

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右にあるのが桜島の軽石の鉢、左が土

その中に上の写真の左側にある土を埋めて、苔を載せていく要領で、苔盆景を作っていきました。
軽石を使うのは、お盆に水を入れて置くと、軽石なので水を吸い込むためです。

また、苔盆景は苔テラリウムと違って日光が大好きとのことで、日陰に置いていると苔が土色になるようです。ですから、日光の当たる場所へ置いてください。とのことでした。

スプレーで苔に水分を与えながら、出窓の日の当たる場所で育てました。
デスクに置いておくと日が当たらないので、デスクの場合はたまに日に当てるようにしてください。
 

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苔でこんもり小山をつくってみました(自作)


単に苔だけを育てるのではなく、草なども一緒に育てるので、楽しかったです。

ただ、苔テラリウムの蓋付きのガラス瓶のように全体が覆われているわけではなく、水分が蒸発するので、水をほぼ毎日あげる必要があります。
私にとっては、水をあげながら、日々の、草などの変化や成長を感じることができたので、水やりも楽しいことの一つとなりました。


苔盆景は、多少手間がかかっても、緑を見ているだけではなく、成長も楽しみたいという方に向いています
また、絵画的センスがあると綺麗な風景を作れるようですので、そのような方にも向いていると思います。
 

 

 

▼苔盆景を知りたいなら『苔盆景入門』

 

ミニ盆栽

ミニ盆栽は、教室に行ったりしていなくて、本を読みながらの独学です。
どんぐりが芽を出したところからはじめました。

芽生えが生長して葉っぱをつければ、グリーンがいつでも目に飛び込んできます。

まだ勉強中ですが、ミニ盆栽とは、鉢の大きさを小さくして根が成長しないようにし、結果として上モノである幹、枝、葉の成長を抑えることで小さな樹木を育てることです。

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ミニ盆栽へトライ中 クヌギ



一番の魅力は、大木を小さく育てることができること。
森に行けば大木になっている樹木が、小さな鉢のなかでミニチュアのように育つという不思議さと、特別感があります。


いわゆる盆栽は、
何年もかけて樹形などをつっていくために、時間も費用も場所も必要になり、比較的時間に余裕がある人の趣味として広まってきたようです。

一方、ミニ盆栽は、時間をかけず狭い場所でもでき、すぐに飾ることができ、成長も感じやすいのです。



忙しくて時間がない方や、狭い場所で育てたい方、1月も経たずに枯れてしまう草ではなく、ずっと育つ樹木を育てたい。なんて方にも向いていると思います。

私もそうですが、場所と時間が無い方にはピッタリです^^

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クヌギのミニ盆栽(トライ中)鉢は超小さく、いい感じの大きさで育ってます


私は部屋の出窓のスペースでミニ盆栽を育てています。
日も当たり、風通しも良く、何より部屋の中なので育っていくのを毎日楽しめます。

苔盆景とは違って、一つの樹木を育てていく、生長を見守る楽しさがあります。
また樹木であれば、落葉、芽吹き、新緑、花、実、のような季節に応じての変化も楽しめるので、季節の移ろいを感じることもできます。


今は、葉っぱをいかに大きくせずに、小さく可愛くするか?
来年に向けて、何の種やどんぐりを拾って、芽生えを仕込んでおくか?

なんてことを考えていて、日々のミニ盆栽の成長もそうですが、興味がつきません。



苔テラリウム苔盆景ミニ盆栽 どれも、手軽にお部屋やデスクに自然のグリーンを飾ることができます。
ご興味ある方は、下でご紹介する本を参考にしてみてください。
 

つくる・育てる・飾る! 超ミニ盆栽 岩井輝紀著
超ミニ盆栽ってどんなもの?からはじまって、つくり方、お手入れの仕方、飾っての楽しみ方。など初心者に優しい本です。
▼『つくる・育てる・飾る! 超ミニ盆栽 岩井輝紀著』

 

ご紹介した本の一覧

苔テラリウム

①『部屋で楽しむ 小さな苔の森 石河英作著
苔テラリウム作家の石河英作さんの本です。
楽しく、詳しく、作って、育てられるように、さらにトラブル対処法まで、苔の種類別に書かれた、初心者向けの本です。

苔テラリウムの基本的な作り方や育て方はもちろんですが、
さらに19種類のコケの種類別での作り方、育て方まで踏み込んで教えてくれます。
是非、チェックしてみてください。



②『魅せる苔テラリウムの作り方 石河英作著
石河英作さんの『部屋で楽しむ 小さな苔の森』の続編です。

森などの自然では、苔は岩や倒木の上に生えていたりしています。
この本では岩の上に苔を養生させて育てるところを、タマゴゴケ、ヒノキゴケ、ホソバオキナゴケなど種類別に14種類の苔について教えてくれます。
そして、苔の寄せ植え?寄せ養生では、苔の組み合わせまで。

黒い岩の上に養生された緑色の苔の綺麗な写真がたくさん載っていて、見ているだけでも楽しめます。
さらに、養生した苔によるテラリウムの魅せ方、テラリウムのガラスケースや、照明など、を色々と紹介してくれています。
こちらの本も、是非、チェックしてみてください。

苔盆景

③『苔盆景入門 木村 日出資著
苔盆景教室の講師をしてくださった木村 日出資さんの著作です。
入門と言う通り、まずは苔盆景がどんなものなのかを写真で伝えてくれます。

どんな苔盆景があるかというと、流木、水を張った苔盆景、水槽のガラスの中の箱庭のような苔盆景など、趣味が広がりそうです。
用意する材料から、作り方の細かいステップも写真付きで説明があります。
ご興味のある方は、是非チェックしてみてください。

ミニ盆栽

④『つくる・育てる・飾る! 超ミニ盆栽 岩井輝紀著
超ミニ盆栽ってどんなもの?からはじまって、つくり方、お手入れの仕方、飾っての楽しみ方。など初心者に優しい本です。

超ミニ盆栽の魅力は「時間がかかる人の趣味だっった盆栽を、時間をかけずに狭い場所でもできるように生み出されたのが超ミニ盆栽」とのことです。
また、様々な超ミニ盆栽の写真が掲載されていて、見ていて面白いです。是非チェックしてみてください。



⑤『感じる・造る・飾る 四季のミニ盆栽 山田香織著
大きくなる樹木を小さく育てるミニ盆栽。クヌギも自然界では20mの高さになります。
そんなミニ盆栽の目指すイメージを、39種類もの様々な樹木で紹介してくれ、初心者でも目標が持てるようになります。

盆栽についての基本を短めにギュッとまとめてくれているので、私のような初心者も色々と覚えずにすんで、まずは”これだけ”とわかりやすい本です。
是非チェックしてみてください。