こんにちは むうさんです^^
春になって、育てているミニ盆栽たちも、一斉に芽吹きました。その中でも元気が良いのがトウカエデです。
背が伸び過ぎで、ミニ盆栽の中も目立ちすぎですし、このまま大きくなったら、ミニ盆栽と言えないので、なんとかしないとと感じました。
私のミニ盆栽のバイブル本『群鏡介のミニ盆栽のコツのコツ』でも、
樹高に制限を強いるミニ盆栽では幼木期のしつけが大切。三つ子の魂百までのたとえどおり、三年目くらいまでで将来を決定する骨格となる。
とある。
「では、どうしょう?」ということで、トウカエデの成長しすぎについて紹介します。
▼『群境介のミニ盆栽コツのコツ』
トウカエデは8つ芽吹きました
最初に、トウカエデの芽吹き具合です。
秋の時点で8つ落葉したので、全部芽吹いてくれるかな?と不安でしたが、無事、8つ芽吹きました!
ただ、1つだけ芽吹きが遅かったのですが、下の写真の通り、芽が広がってきました。
上のように、枝から左右対称(対生)に葉っぱを出しました。対生はカエデ類の特徴ですね。
伸びすぎたトウカエデは?
芽摘み1
トウカエデを育て始めたのは、『群境介のミニ盆栽コツのコツ』に、初心者向きと書かれていたからです。
そこで、あらためて本を読むと、
雑木ではトウカエデ。大きな傷もよく肉巻きし、切り込むほどに小枝も増す。
芽摘みや葉刈りなど一年を通じた作業を覚えれば長く持ち込める。
葉摘みに挑戦することにしました。
トウカエデの葉摘みの例もイラストで説明してくれていて、1節残した摘むとあります。
下の方で切って、小さくすることにしました。
葉っぱのでているところギリギリではなく、本の通り、少し上を切りました。
葉摘み2
もう一つの伸び過ぎ君のトウカエデも、葉摘みをしました。
ただ、下の方の葉が小さく、すでに黄色く枯れているので不安がありますが、大きくしたくないので、バサッといきました。
上の方の葉は大きく立派ですが、下の方は小さく、葉の先端が下のように黄色く枯れかかっています。
ですが、バサッといきました。
この後、どうなっていくか楽しみです。
また、葉が伸びるような時は、もう一度、葉摘みをするようなので、観察を続けます。
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▼『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』ショートブックレビュー
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