こんにちは むうさんです^^
ミラーレスカメラ『EOS RP』のレンズとして、一眼レフ用のEFレンズの大三元ズーム『EF24-70mm F2.8L II USM』を購入しました。
コントロールなしを選びましたが、正解でした。
私はコントロールリングなしをおすすめします。
RFレンズにも『RF24-70mm F2.8 L IS USM』があるのですが30万円もすることや、EFレンズより大きな魅力が私には感じられなかったためです。
悩んで悩んで購入を決めました。その経緯は下の記事をご覧ください。
今回は、『EF24-70mm F2.8L II USM』を購入した時に、一緒に購入した『マウントアダプター EF-EOS R』をご紹介します。
マウントアダプターEF-EOS R
EFレンズは、CANONの一眼レフカメラ用のレンズマウントなので、ミラーレスカメラの『EOS RP』のRFマウントにEFレンズを装着するには、マウントをEF→RFへ替えるマウントアダプターが必要となります。
マウントアダプターEF-EOS Rの目的は?
マウントアダプターが必要になる理由はというと、EFマウントとRFマウントでは、電子接点の数やフランジバックが違うためです。
フランジバックとは「レンズとボディの結合部であるマウント面から撮像面(CMOSセンサー)までの距離」のことです。ひらたく言うとレンズの根元からセンサーまでの長さです。
マウントの内径とフランジバックの違いをまとめてみました。
※Wikipedia「レンズマウント」より
一眼レフの時は、センサーとレンズの間にミラーがあったためにフランジバックが長くなっています。それがミラーレスカメラになったことで、短くできるようになりました。フランジバックが短いと、レンズ設計の自由度は高まり、レンズ設計上有利になるようです。またカメラ本体も薄くできるようになります。
マウントアダプター EF-EOS Rでは、EFマウントのフランジバックが44mmなので、RFマウントの20mmを44mmに合わせるために、24mmスペースを広げるのと、電子接点を合わせることが主な目的なのです。
そうすれば、EFレンズがRFマウントの『EOS RP』で使うことができます。
EF-EOS Rで完璧に動作するEFレンズ
長いものを短いものに合わせるのはスペースを広げればいいのでできますが、逆は難しいです。ですから、各社のフランジバッグをみると、EFマウントのレンズをSONYのEマウントでは使えますが、逆は難しいということです。
CANONの凄い!ところは、1987年のEFマウント発表時からマウント内径が広く、RFマウントと同じことです。先見の明がありました。
マウント内径は同じで、スペースを広げるだけのマウントアダプター EF-EOS Rなので、EFレンズは完璧に動作します。
参考ですが、Nikonの一眼レフのFマウント(マウント内径:47mm)からミラーレスのZマウントのアダプターはマウント内径が異なるので、NikonのミラーレスカメラでFマウントレンズを使うとAFの動作などが不安定なようです。
CANONのカメラで良かった!
EF-EOS Rのレビュー
マウントアダプター EF-EOS Rを購入する時に悩んだのが、コントロールリングありにするか、しないかです。
このコントロールリングには、絞り、ISO、露出補正などの機能を割り当てることができますが、結論から言うと、コントロールリングなしにしました。
考えに考えた上で、コントロールリングなしにしたのですが、その経緯を記事していますので、ご覧ください。
マウントアダプターEF-EOS Rレビュー
売れているようで、すぐに入手できず2週間ほど待ちました。
フランジバックを24mm広げるのが目的でした。そこで、スペックを確認すると、
本体寸法を確認すると、確かに24mmです。
外観を見ていきます。
▼上からの外観
キャップが装着されています。
▼横からの外観
質感、手触りは良く、しっかりとしています。約800gの『EF24-70mm F2.8L II USM』をつけることになりますが安心です。
▼キャップを外すと
当たり前ですが、中央にはレンズなどはなく空洞になっています。また、電子接点がありますので、EFレンズとカメラとの通信機能は問題ありません。
キヤノン マウントアダプター EF-EOS Rは、24mmスペースを広げるのと、電子接点を合わせることが目的なので、その通りの仕様になっていそうです。
ついに、ミラーレスカメラ『EOS RP』に装着していきます。
▼EOS RPに装着
EFレンズをつけると24mmレンズ単体より長くなりますが、上の写真のような感じです。
上の写真の『マウントアダプター EF-EOS R』の右側に赤い点とその手前にスイッチ(レンズロック解除ボタン)があります。
▼拡大すると
上の写真でRのエンブレムの下にEOS RPのレンズロック解除ボタンがあります。
『マウントアダプター EF-EOS R』のレンズロック解除ボタンは写真で手前にあります。このボタンで装着するレンズのロックを解除して、レンズを外すことができます。
ついに、『EF24-70mm F2.8L II USM』を装着していきます。
▼『EF24-70mm F2.8L II USM』を装着
EOS RPに『EF24-70mm F2.8L II USM』を『マウントアダプター EF-EOS R』を挟んで装着しました。レンズとマウントアダプターの赤い点が一致しています。ばっちり装着できています。
▼拡大すると
マウントアダプターの表面の質感(ざらざら感、マット感)は、『EF24-70mm F2.8L II USM』とばっちり揃っていて、とてもいいです。
実際に使ってみて
今、実際に使っていて、AF速度も素晴らしいですし、AF精度もバッチリで、『EF24-70mm F2.8L II USM』の綺麗な描写能力を楽しんでいます。
『EOS RP』のレンズ交換では、『EF24-70mm F2.8L II USM』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』を交換する時に、『EF24-70mm F2.8L II USM』にレンズマウントアダプター『EF-EOS R』をつけっぱなしています。
EFレンズは一つしか持っていないので、その方が楽ですから。
キヤノン マウントアダプター EF-EOS Rは、上でご紹介した通り、マウント内径もEFマウントとRFマウントで同じです。他社のマウントアダプターと違って、AFなどの動作はバッチリです。是非、チェックしてみてください。
▼コントロールリングなし『マウントアダプター EF-EOS R』
▼コントロールリングあり『マウントアダプター EF-EOS R』
コントローリングがほしい方はこちらをチェックしてみてください。