こんにちは むうさんです^^
少しずつ暖かくなってきました。河津桜、梅、そしてソメイヨシノと、花の季節となり、撮影に行くともう少し色を出して綺麗に撮れないかな~?と思い、調べてみました。
すると、CPLフィルターを使うと、青空が青く、反射を抑えて花の色も出るようだとわかり、早速CPLフィルターを探し始めました。
実は、82mmのCPLフィルターを持っているのですが、今のメインのレンズが77mmなので、フードを付けて撮影するとなると77mmのフィルターが欲しくなったためです。
色々と悩んだ末に購入したのが、KANIフィルターの『KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural』です。
PLフィルターを調べ始めると、意外と選ぶのが大変なのだとわかりました。
今回は、『KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural』購入までの道のりと、フィルターの1stレビューです。
▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(77mm)
▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(72mm)
▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(67mm)
CPLフィルターの選び方
円形フィルターか?角型フィルター用か?
円形フィルターとは、今回購入したようなレンズに直接取り付けるフィルターです。
一番最初に思いつきつくのは、この形ですが、調べていくと角型フィルターというのがありました。ハーフフィルターといって上が暗くて下が明るいような長方形のフィルターを装着するホルダータイプのものです。
水平線や、山の稜線など、明るい領域と暗い領域を撮影するときに、その明るさの差が大きいと、白飛びしてしまうため、明るい部分にだけ暗くするNDフィルターをかけるものがハーフフィルターといいます。そのホルダーがあり、それには専用のCPLフィルターがあるのです。
この角型ホルダー用のCPLフィルターの良い点は、レンズのフィルター径に関係なく装着できること、そしてCPLフィルターを回転させるレバーがあって操作性が高いのです。
なら、これ1個買えば、全部のレンズで使えるからいいじゃん!と思って、さらに深掘りすると……。
Youtubeで風景写真家の方が、
「たまにいらっしゃるんですが、角型ホルダーにCPLフィルターをつけて、全部のレンズ径に合わせられるのでいいです! という方がいらっしゃるんです。ただ、それに関して、僕はおすすめしません。円形のフィルターを使ってください。なぜかというと、角型ホルダーを付けた時点でレンズフードが付きませんよね。なので、逆光のときであったり、普通に撮るときはレンズフードをつけて撮影してください。」
と言っていました。
この一言で、そうだよなと。角型ホルダーは3万円とかするので、高価ですし、丸形フィルターにすることに決めました。
・円形フィルターはレンズフードが装着できる。
・角型ホルダー用は、約3万円と高価。
→結論:円形フィルター
マグネット式か?ねじ込み式か?
最近は、ねじ込み式ではなく、マグネットの枠をレンズに装着して、マグネットの力でフィルターを装着するものがでてきています。
CPLフィルターを使わない時にすぐに外せるし、いいかなぁ~と一瞬思いましたが、2つの懸念点があって、やめました。
一つは、CPLフィルターはフィルターの外枠を回すのでマグネットだと誤って外れてしまうのではないかということ。もう一つは、CPLフィルターを外しても、私の場合は保護フィルターをつけるので、結局ねじ込みのフィルターを装着するので意味がないことです。
明るさを変えるNDフィルターなら良いかと思いますが、CPLフィルターとは、マグネット式は相性が良いとは思えませんでした。
・CPLフィルターは外枠を回す→マグネット式は、落とす不安がある。
・外した後、保護フィルターをつけるなら。CPLフィルターだけマグネットにしても意味がない。
→結論:ねじ込み式
可変ND付きか?なしか?
最後に悩んだのが、可変NDフィルターと一緒になったCPLフィルターにするかどうかでした。
可変NDフィルターフィルターとCPLフィルターが合体したフィルターの魅力は、CPLフィルターを動かすつまみがついていて操作しやすいことと、可変NDフィルターで明るさまで同時に変更できることです。
ですが、調べていくと、可変NDフィルターは、明るさを変えると色が転びやすい、色が変わってしまう特性があるようでした。また、可変NDフィルターは、最も明るくしてもどうしてもND0にはならず、ND3とかで1~2段暗くなります。また、当然のように価格も高くなり、つまみのためにレンズフードもつかないケースがありそうでした。
いろいろと懸念点があったので、可変NDなしに落ち着きました。
・可変NDは、明るさを変えると、色が転びやすい。
・可変NDは、1~2段暗くなる。
・レンズフードがつかない懸念がある。
・1.5倍くらい、価格が高くなる。
→結論:可変NDフィルターなし
円形フィルターの懸念
色々と調べた結果、一般的な円形フィルターに落ち着きました。
それでは、一般的な円形フィルターの懸念点はというと、
・回転操作がしやすいか?
・レンズフードを装着しても操作できるか?
・偏光の調整範囲は十分か?
この懸念点に対して、『KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural』の実際に使ってみてのレビューをしていきます。
▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(77mm)
▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(72mm)
▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(67mm)
KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural レビュー
回転の操作感
『KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural』を横から見ると、
下側がレンズ装着側、上側が外側(前面)です。
下側を見ると、金属に細かい凹凸をいれるローレット加工がされていて、上側はギザギザとした形になっています。
最初、これを見た時に、CPLフィルターは外側を回すので、ローレット加工が外側になんでされていないのか?と疑問に思いました。
が、レンズにしっかりとねじ込み式で装着するために、ローレット加工がされているのです。レンズへしっかりと装着でき、外すときも外しやすくなっています。
もちろん、レンズ外側がギザギザしているので、回転の操作がしやすいのと、回転が非常にスムーズなのです。
型番に”0#”とついているのは、”SMOOTH ROTATION(スムース ローテーション)”といって、軽い力で回転するフィルターなので、とってもスムーズにまわり、操作しやすいです。
ローレット加工、ギザギザの形状、スムースな回転など、操作性がとても良いです。
・ローレット加工でしっかりとレンズに装着され、誤って外れることがない。
・レンズの外側のギザギザで回転しやすくなっている。
・型番”0#”は、回転がスムーズ
レンズフードを装着しても操作できるか?
結論から言うと、
レンズの外側にギザギザがあることで、レンズフードを装着しても、楽に回転操作ができました。
フードの中に指を入れて回転させることが、ファインダーを覗きながらでも、簡単にできるのです。
ファインダーを覗いてCPLフィルターの効果が変わるのがわかるので、回転操作するのも楽しくなる『KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural』でした。
・レンズ外側のギザギザと、スムーズな回転で、楽に操作できる。
偏光の調整範囲は十分か?
購入したら、すぐに撮影に行きたくなり、梅の撮影をしてきました。
青空バックの梅の花ですが、上の写真がCPLフィルターの効果が小さい場合、下の写真がCPLフィルターの効果が大きい場合です。
青空の濃さを大きく変えることができました。
KANIフィルターのCPLフィルターは、その効果に定評がありましたが、効果がでることがはっきりわかって、撮影していて楽しくなりました。
▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(77mm)
KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural まとめ
『KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural』をまとめると、
・回転操作がしやすいか?
→ローレット加工でレンズにしっかりと装着されていて、さらに型番”0#”は、回転がスムーズ。
・レンズフードを装着しても操作できるか?
→レンズ外側のギザギザと、スムーズな回転で、楽に操作できる。
・偏光の調整範囲は十分か?
→青空の色も大きく変えられ、調整範囲は広い!
このように、操作性とCPLフィルターとしての性能が両立されている『KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural』はおすすめです。是非チェックしてみてください。
▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(77mm)
▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(72mm)
▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(67mm)