夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【ベルボン ULTRA 453mini/LUXi mini 実感レビュー】マクロ撮影やテーブルフォトにおすすめの高性能小型三脚

こんにちは むうさんです^^

小さな野草の花、例えば、セツブンソウやカタクリなどの花はマクロレンズで撮影すると、小さな花を大きく主役として撮ることができます。

セツブンソウの小さな花

セツブンソウの小さな花

小さなセツブンソウの花も、マクロ撮影すれば大きく、綺麗なボケで撮影できます。

セツブンソウをマクロ撮影

セツブンソウをマクロ撮影

ただ、マクロ撮影は、ピント合わせや、構図をきめるのが難しいです。手持ちだと、身体が揺れて、ピントも構図もズレてしまいます。

そんな時、マクロ撮影のための三脚があることを知って中古で購入したのが、Velbon(ベルボン)ULTRA LUXi mini IIIです。

『Velbon(ベルボン)ULTRA LUXi mini III』

『Velbon(ベルボン)ULTRA LUXi mini III』

今、新品で購入するなら『ベルボン ULTRA 453mini』が同様のスペックで、中望遠マクロレンズに適した高性能小型三脚とうたわれています。

三脚を携えて、さっそく、マクロレンズでの撮影に行って来ました。今回は、マクロ撮影テーブル撮影用小型三脚『ベルボン ULTRA LUXi mini IIIベルボン ULTRA 453miniを紹介します。

▼ベルボン ULTRA 453mini

▼ベルボン ULTRA LUXi mini

マクロ撮影の難しさ

ピント合わせが難しい

花などの被写体に近づいて撮影するマクロ撮影では、ピントが合う範囲が狭く、ピントがシビアです。

花のメシベの先にピントを合わたい!と、マニュアルフォーカスにして、息を止めて、連写にして、慎重に撮ってもピントが合った写真が撮れていないことが普通にあります。

ピントの合っていない写真が大量生産されます

ピントの合っていない写真が大量生産されます

頑張って撮りますが、身体が揺れてしまうんですから、仕方ないです。マクロ撮影している人は、みんな同じ悩みがあると思います。

そんな時に、三脚があれば!と思いました。

構図を決めるのが難しい

マクロ撮影では、構図も少しズレると主役の印象がガラッと変わるので、しっかりと構図を決めたいのです。
ところが、少し身体が揺れただけで、そのガラッとが起きてしまうのです。

こういう時も、三脚が欲しい!となります。

ULTRA LUXi mini IIIレビュー

普通の三脚はもっていますが、脚が長いので、マクロ撮影に使おうとすると、三脚の脚が邪魔をして被写体に寄れないのです。 

そこで購入したのが、マクロ撮影用の三脚『ベルボン ULTRA LUXi mini III』です。脚の長さは15cmと短く、それでいて剛性がある、しっかりとした三脚です。

マクロ撮影用の三脚『ベルボン ULTRA LUXi mini III』

マクロ撮影用の三脚『ベルボン ULTRA LUXi mini III』

小型でしっかりというように、重量のあるカメラとレンズの組合せでもOKな三脚です。
『ベルボン ULTRA LUXi mini III』は廃番なので、今購入するなら『ベルボン ULTRA 453miniとなります。

スペック

『ベルボン ULTRA LUXi mini III』と、最新の『ベルボン ULTRA 453mini』とを比較しながら、スペックを紹介します。

ベルボン ULTRA LUXi mini III、ULTRA 453miniのスペック

ベルボン ULTRA LUXi mini III、ULTRA 453miniのスペック

脚の長さが短いので、パイプ径24mmでも十分な強度です。

ベルボン三脚の特徴である、ウルトラロック式なので、脚の伸縮が素早くできるのが、素晴らしく、収納時の長さ(伸長)も短くなっています。

また、センターポールもあるので、微妙な高さ調整もしやすくなっています。
何よりも、マクロ撮影の時に、脚が短いので、被写体に近づくことができます

伸縮させると

一番小さい状態は、下の通りで、雲台上までの高さが、実測で約23cmです。

一番小さい状態

一番小さい状態

一番伸ばした状態にすると、雲台上までの高さが、センターポールを伸ばさないと約59.5cm、写真の通りセンターポールを伸ばすと約68cmで、全高のスペック通りです。

一番伸ばした状態

一番伸ばした状態

脚を広げると

脚の開脚角度は3段階になっています。

角度が小さい状態

角度が小さい状態

この状態で、雲台上まで約23cm

真ん中の角度の状態

真ん中の角度の状態

真ん中の角度の状態で、雲台上まで約21cm

脚を一番広げた状態

脚を一番広げた状態

脚を広げると、雲台上までの高さが約15cmです。
最低高のスペック通りです。

センターポールを短くする

脚を広げる時は、センターポールを短くする必要があり、下の通り、センターポールを回すと外れるようになっています。 

センターポールは外すことができる

センターポールは外すことができる

ウルトラロック式

ウルトラロック、脚の先端のゴムの部分を持って回せば、すべてのロックが外れて、一気に長くできます

ウルトラロック式

ウルトラロック式

写真のように、脚の段数毎にロックするリングがありません

脚の先端を持って一気に全体をゆるめて、必要な長さにして、脚の先端を持ってロックすれば完了です。

Youtubeで、写真家の方もこれが素晴らしくて、ベルボンの三脚を使っていると言っていましたが、全く同感です。

▼ベルボン ULTRA 453mini

▼ベルボン ULTRA LUXi mini

マクロ撮影レビュー

撮影風景

実際に撮影で使ってみました。

カメラは『SONY α7RⅢ』、レンズは『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art』、合わせた重量は675+710g=1385gですが、三脚、雲台ともしっかりしていて問題ありません

かなりしっかりとした三脚です

かなりしっかりとした三脚です

使って一番感じたのは、ピント合わせが確実にできることです。マクロ撮影で最も重要な点ですが、本当に楽に合わせられます

脚を伸ばしの撮影もウルトラロック式で楽です

脚を伸ばしの撮影もウルトラロック式で楽です

撮影した写真

小さな花を狙って撮影でき、楽しく撮影できました。

雪割草の群生

雪割草の群生

カタクリ

カタクリ

福寿草と黄緑色のボケを対比させる構図

花と黄緑色のボケを対比させる構図

マクロ撮影用の三脚があると、ピント合わせが超楽!になり、狙ったマクロ撮影がしやすくなります。
しっかりとしていて操作性も抜群のベルボン ULTRA 453mini/LUXi miniおすすめです。是非チェックしてみてください。

▼ベルボン ULTRA 453mini

▼ベルボン ULTRA LUXi mini