こんにちは むうさんです^^
3月になり、少しずつ暖かくなってきています。
部屋の出窓で寒さに耐えていたミニ盆栽たちにも、その暖かな日差しが届いてきたようです。
まだ、イチョウやトウカエデには、枯れ葉が落ちずに枝についたままですが、それであっても春の兆しを感じさせてくれる緑色の芽や、米粒サイズの葉っぱがでてきました。
今回は、ミニ盆栽《66》として、ミニ盆栽たちの春の兆しをご紹介します。
冬のミニ盆栽
冬の間は、葉っぱが枯れたり、落ちたりしていて、樹木は水を吸い上げることもなく、水をあげる量をかなり減らしてきましたが、暖かくなると、葉っぱを広げるために大量の水が必要になります。
最近も寒かったので、水をあげる頻度が低いままでしたが、本日水をあげようとすると、なんと緑色のものがあるではないですか!
小さな葉っぱが芽吹いていました。
去年は?と昨年のブログを見返してみると、3月に入ってトウカエデとコナラが芽吹き始めていたようです。
昨年同様、今年も先頭を切って芽吹いているのは、トウカエデとコナラです。樹木の性質なんでしょうね。
トウカエデの芽吹き
3年目の春
トウカエデは、2021年の秋に種をまいて、2022年の春に芽生えたものです。
3年目の春を迎えての芽吹きとなりました。
▼トウカエデの芽生えるための種まき方法の記事
トウカエデ Gr1
トウカエデは、丈夫だと知って、種を拾ってきてミニ盆栽を始めましたが、下の写真の通り春の芽吹きを今年も見せてくれました。
冬の間は変化もなく、単に水をあげているだけでしたが、これからは生長が見られる時期なので、いきなり楽しくなってきました。
上の写真でわかるように、ずっと枯れ葉がついたままでした。冬が暖かすぎて、落とすための離層が十分形成されなかったのかもしれません。枯れ葉がついた状態だったので、今年は芽吹くか?と心配していました。
枯れ葉がついている場所から芽吹いているので、あの枯れ葉はいつかは落ちるでしょう。
カエデ類は葉の付き方が対生なので、対称に葉っぱがでてきていて、綺麗です。
他の2つのトウカエデも、葉を広げる直前の緑色の芽が大きくなっています。
トウカエデ Gr2
一番ノッポのトウカエデも、芽吹き始めした。
芽吹きは、カメラをしっかり構えて、マクロレンズで撮影です。
撮影しているのは、カメラは『SONY α7RⅢ』で、マクロレンズは『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art』です。
光学性能はARTレンズでピカ一ですが、価格も抑えめでおすすめのレンズです。レビュー記事も書いていますので、ご覧ください。
▼マクロレンズ『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art』レビュー記事
コナラの春の兆し
コナラも昨年同様、順調に芽吹いてくれました。弱い樹木だと思っていましたが、どんぐりから育てると意外と強い樹木でした。
▼コナラのどんぐり発芽法の仕込み記事
まだ葉っぱは開いていませんが、2つのコナラが芽吹く気配です。
今年も、ミニ盆栽の生長を見守る季節が来て、モチベーション上昇中です!
樹木について知りたい方へ おすすめの本
《1》樹木観察して名前をわかりたい
『樹木図鑑 林将之監修』
葉っぱの形で、372種の樹木がわかる樹木図鑑です。
携帯できるサイズで、見て、読んで楽しい本で、おすすめです。チェックしてみてください。
▼【樹木図鑑(林将之監修)五感で楽しめるおすすめの図鑑】ブックレビュー
《2》樹木の生き方を知りたい
『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』
樹木は動けないため、生きるためにいろいろな戦略を持っています。
イチョウは紹介されていませんが、36種類の樹木の個性と生き残り戦略を教えてくれる貴重な本です。
とても面白いので、是非、チェックしてみてください。
▼『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』ショートブックレビュー
《3》樹木ってどうなっているか知りたい
『樹木博士入門 小幡和男他著』
樹木について、観察をしているかのように、豊富な写真でそのすべてを教えてくれる、”事典+図鑑”です。
写真は企画しながら撮っているので、見たことのない写真がたくさん載っていて、眺めているだけでも樹木のことがわかってきます。
超おすすめの本です。チェックしてみてください。
▼『樹木博士入門』ブックレビュー