夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

《自作レビュー》メガホン型 忍者レフ 大と小~夜景撮影に欠かせないグッズ~

こんにちは むうさんです^^

夜景撮影は、東京都庁など屋内でガラス越しに撮影することも多いです。

そんな時に、撮影の邪魔になるのが、ガラスへの写り込みや、ガラスでの照明の反射です。

夜景撮影の敵! ガラスへの写り込み

夜景撮影の敵! ガラスへの写り込み(都庁南展望室)

その対策として有名なのは、よしみカメラの『忍者レフ、黒く隠すということからつけた商品名なのでしょうか。

▼忍者レフ:50cm よしみカメラ

黒く丸いレフ板が広がり、真ん中の穴にレンズを差し込むと、周りからガラス面への光を遮断して、ガラスへの写り込みなどがなくなる原理。

購入せずに作れるのでは?と考えて、
今回は、ミニサイズと大きめのサイズの2つの忍者レフの自作レビューです。

自作 忍者レフ 大と小

自作 忍者レフ 大と小

忍者レフを自作しようとしたきっかけ

自作しようと思いたったのは、単に作れそうと思ったからです。
だって、丸い黒い布に丸い穴が空いているだけでしょうと。

1回目は失敗

ところが、
ダイソーに行って、黒いフェルトの布を買ってきて、丸く切って穴を開けてみました、当たり前ですが、フェルトでは柔らかすぎてへなっと崩れてしまい、撮影どころでは、ありません。

わかったこと

・忍者レフのように、丸く平べったい構造だと、硬い素材でないと駄目!

そうなんです。
忍者レフそのものの丸い板に丸い穴を開ける設計だと、丸い板がかなりしっかりしていないと駄目です。なので、忍者レフの形は、諦めました。

2回目はメガホン型

そこで、少しテーパーをつけてメガホンのようにすることで、形が保てるようにと考えて調べてみると、メガホン型忍者レフの型紙を作っている方がいました。

リンク先:車窓撮影用フードの型紙

この型紙を使って、作ったのが、下の写真です。

メガホン型 忍者レフ小

メガホン型 忍者レフ小

いい感じですよね。
直径が15cmくらいですので、大きくはありませんが、実際に東京都庁で使いましたが、うまくガラス面の反射を防いでくれました。

それで撮れた写真がこちら、

都庁南展望室より

これはいける!と、メガホン型の忍者レフ大をつくることにしました。
では、さっそく、作っていきましょう!

忍者レフ大の自作レビュー

三脚を使う時は小では足りない

都庁で撮影した時は、三脚が使えないので手持ち撮影なのでガラス面にかなり近寄って撮影しました。

ですが、三脚が使えるのであれば使いたい。ですが、三脚を使うと、どうしてもレンズがガラス面から離れてしまい、小さな自作忍者レフではガラス面への写り込みを防げないと思ったのです。

次に行くのは練馬区役所で、混雑していなければ三脚OKです。

準備するもの

材料は、ダイソーで揃えました。すべて100均で揃う材料です。

準備するもの

・クッションケースA4

・ファスナーテープ(縫製用)→いわるゆマジックテープ

・黒い糸

・手縫い針

・糸通し

・型紙(印刷したもの)

・はさみ

マジックテープは両面テープで貼るタイプもありますが、接着力が弱く、1回作ってみて、使っている最中に剥がれてしまいました。ですので、おすすめは縫製用です。

クッションケース ファスナーテープ 糸通し

クッションケース ファスナーテープ 糸通し

クッションケース ファスナーテープ 糸通し

クッションケース ファスナーテープ 糸通し

この3つを購入したので、今回は、330円かかりました。

忍者レフの自作スタート

《1》クッションケースの周囲をはさみで切ります。

クッションケースを1枚のシートへ

クッションケースを1枚のシートへ

長辺の長さは46.5cmです。

長辺の長さは46.5cm

長辺の長さは46.5cm

《2》型紙をクッションシートの上に載せます

型紙をクッションシートへ載せる

型紙をクッションシートへ載せる

《3》クッションシートを切っていきます

本当は、A4のクッションシートを開いたサイズに合わせた型紙があればいいのですが、ないので、どうするか?

型紙はヘッドホン型忍者レフ小 のためのものですから、これを5cmくらい広げて目分量で切っていきました。

クッションシートを型紙のサイズアップ版で切る

クッションシートを型紙のサイズアップ版で切る

洗濯ハサミで、型紙が動かないようにしながら切りました。

《4》レンズの通る中心の穴を開ける

中心に穴を開ける

中心に穴を開ける

《5》レンズと合わせながら形を整え、ファスナーテープを縫い付ける

レンズと合わせながら、ファスナーテープの位置を決めていきました。

レンズと合わせて調整

レンズと合わせて調整

上の写真では洗濯バサミが見えていますが、どこにファスナーテープをつければいいか確認しました。

ファスナーテープを縫い付けた

ファスナーテープを縫い付けた

久しぶりに、針と糸をもって手で縫いました。

ファスナーテープの縫い付けた様子

ファスナーテープの縫い付けた様子

正直、かなり粗い手仕事ですが、忍者レフとして機能する程度は大丈夫でした。

《6》カメラに装着して最終チェック

ファスナーテープ同士をくっつけて、剥がす時に手縫なのでとれてしまわないか心配でしたが、大丈夫でした。撮影前の事前チェックOK!です。

メガホン型忍者レフ大 撮影前の事前チェックOK!

メガホン型忍者レフ大 撮影前の事前チェックOK!

上の写真の左側が、メガホン型忍者レフ小です。2倍の長さでつくることができました。

メガホン型忍者レフ大を使っての撮影

練馬区役所は20階に展望ロビーがあり、スカイツリーや新宿の高層ビルを見ることができ、夜景撮影もできます。下の写真だと狭そうですが、広い場所と夜景の見えるレストランもあります。

良い点は、混雑していなければ三脚が使えることです。

たまに人が来ましたが、ほぼ私一人しかいなかったので三脚を使って撮影できました。

練馬区役所の展望ロビーで撮影

練馬区役所の展望ロビーで撮影

使った三脚は『ベルボン ULTRA655で、この三脚はパイプ径が30mmでしっかりしていながら、5段で160cmの高さにもなり、かつ軽量コンパクトです。後継機を含めてレビューしていますので、下の記事をご覧ください。
▼ベルボン トラベル三脚レビュー記事
三脚のスペックの見方とおすすめの三脚 三選~ベルボン ULTRA655/UT-63Ⅱ/UT-53Ⅱ~

撮影した写真は、スカイツリー!

スカイツリーを撮影

スカイツリーを撮影

自作のメガホン型忍者レフ大で、ガラスの写り込みをなくして撮影できて、大満足でした。上の自作方法を参考にしてみてください。

自作もそれなりに大変なので、忍者レフを購入する場合は、下をチェックしてみてください。 

▼忍者レフ:50cm よしみカメラ

▼忍者レフ:ミニ:35cm よしみカメラ