夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【香る】ポーレックス お茶ミル・Ⅱレビュー~お茶ミルで茶葉を挽いて飲む贅沢~自然カフェ~ 

こんにちは むうさんです^^

今回ご紹介するお茶ミルは、『ポーレックス お茶ミル・Ⅱ』です。前回スペック、外観などはご紹介したので、実際に使って抹茶を挽いて、それでお抹茶を点て、抹茶ラテをつくっていきます。

↓前回の記事

www.muu0san.com

最初に、私とお抹茶の関係をお伝えさせてください。
私は、遠州流茶道の名取(なとり)、奥之伝を終了し、宗号をいただいております。
茶道のお点前(おてまえ)のお稽古をしていますが、普段の生活の中では、もっと手軽にお抹茶を楽しんでいます

今回は、この『ポーレックス お茶ミル・Ⅱ』を使って、挽きたてのお抹茶をいただきましょう。

 

ポーレックス お茶ミル・Ⅱで挽いてみる~準備~

▼ポーレックス お茶ミル・Ⅱのパーツ
f:id:muu8san:20210505165941j:plain

4つのパーツに分かれています。
左上が挽く時に回すレバー、一番上のものが蓋でその下の本体にお茶の葉をいれます。一番下のステンレスのカップで挽いたお茶を受けるようになっています。

中央にある本体に、碾茶の茶葉をいれていきます。
煎茶のお茶の葉でもいいですが、碾茶は挽きやすいように、お茶の葉をもんでおらず広がったままです。

▼碾茶の茶葉(葉っぱが広がっているのが特徴です)
f:id:muu8san:20210505124132j:plain

温かいお抹茶をつくりますので、碾茶を2g準備していきます。

▼精密重量計に小さな器を載せて
f:id:muu8san:20210505171021j:plain

▼この器へ、碾茶を2.0gいれます
f:id:muu8san:20210505171114j:plain

この精密重量計『デジタルはかり ミニ 200g』は、自然観察の時に使っているもので、0.2~200gが0.1g単位で測れるので重宝しています。重量計自体は110gしかないので、アウトドアなどに持っていくのに便利です。
参考にご紹介しておきます。


▼この碾茶をお茶ミル・Ⅱの本体へいれます
f:id:muu8san:20210505171241j:plain

▼碾茶を入れ終わりました
f:id:muu8san:20210505171308j:plain

▼どのくらい細かく挽くかの調整
f:id:muu8san:20210505171631j:plain

本体の下側にはセラミックの刃の隙間を調整して、粉の細かさを調整する機構があります。

▼十字のレバーを回すと細かさを調節できます
f:id:muu8san:20210505171742j:plain

レバーをネジが締まる方向に回すと細かくなります。最初なので、あまり攻めずに、軽く締めて粗い感じにしてみました。

▼蓋を閉めて、レバーを装着します
f:id:muu8san:20210505172003j:plain

本体に、レバーの軸のために真ん中に穴のあいたステンレスの蓋と、レバーを装着します。※この写真は茶葉が入っていない時のものです。
 

 

ポーレックス お茶ミル・Ⅱで挽いてみる~挽きます~

▼装着して、挽くための準備完了です。
f:id:muu8san:20210505172214j:plain

このレバーを時計回りにまわしていきます。
ミルのレバーを回し始めます。取扱説明書を読むと、1秒間に1回、回すようにとあるので、スマホでストップウオッチを立ち上げて、スマホの画面を見ながら回しました。

回しはじめると、セラミックの臼が擦れている感じ、スムーズにサーッと回るのではなく、ズズズと常に擦れている感触が手に伝わってきます。また、音も適度に臼感をだしていて、擦れた音がしてきます


初めての体験ですし、お茶を挽けているのがわかり、やっていて楽しくなりました。セラミック臼って、感触も音も凄くいいんです。

1秒間に1回というのは、最初はそんなにゆっくりと感じませんでしたが、慣れてくると早く回したくなってきて、速度を抑えめにする意識をもたないと、すぐに早くなってしまうくらいのスピードです。ですが、このゆったりが贅沢なのだと思います。

回していると、急にスムーズに回るようになりました。蓋を開けてみると、お茶の葉はまだあります。


何回かやってみてのコツとしては、2gの碾茶を挽くのに3~4分かかりましたが、最初の2分はずっと挽いていて、2分たったらトントンとミルを軽く叩き、中のお茶の葉を整えて回すのを再開する。
その後も、適当な間隔でトントンして再開するを数回行うと具合がよかったです。

最後になると、レバーがスムーズに回るようになり、臼の擦れている感触がなくなりますこうなれば、出来上がりです。
 

 

▼挽いてできた抹茶
f:id:muu8san:20210505172738j:plain

本体の下にはまっているステンレスの受けに抹茶ができていました。
今回は、粉の細かさの調整は適当だったのですが、それでも、お茶の粉はかなり細かくなっています。想像以上にうまく挽けていました。

ミルとしての性能には間違いがないように思います。

使い勝手の面で、気になったのは、お茶の葉(碾茶)を入れるミルの口が広くなく、かつ中央にレバーの軸があるために、お茶の葉を入れる時に入れづらく、慎重にいれないといけこと。

私は写真の通り、今回は重量を測ったので先がすぼまった小鉢を使いましたが、小さなスプーンの方が入れやすそうです。
普段であればスプーンでいれるので大丈夫かもしれません。できれば、細長い専用の計量スプーンなんかが付属していると、嬉しい感じです。

▼お茶碗に挽いた抹茶をいれました
f:id:muu8san:20210505174900j:plain

▼かなり細かく挽けています
f:id:muu8san:20210505174927j:plain

実際に、あたたかいお抹茶を点て美味しくいただけました。
ただ、泡立ちが普段の抹茶よりも少なかったので、お茶を点てるには、もう少し細かく挽いた方が良さそうです。
 

 

ポーレックス お茶ミル・Ⅱの片付け

▼お茶うけの部分
f:id:muu8san:20210505182711j:plain

ステンレスなので水で洗って拭いて掃除完了です。

▼セラミック刃の部分(お茶を挽いた直後)
f:id:muu8san:20210505182823j:plain

単に水で洗ってもいいですし、レバーを外して洗ってもいいですが、すぐに使うので、分解せずにカメラのレンズのゴミを飛ばすブロアーで、外で吹いて空気を当ててみました。※写真撮影道具を持っているのが役立ちました。

▼ブロアー後
f:id:muu8san:20210505183116j:plain

外から見えるところは、まったく残っていません。きれいになりました。

▼これがブロアーです(刷毛は外しています)
f:id:muu8san:20210505183221j:plain

掃除をするなら、刷毛のついたブロアーがいいと思います。

 

『ポーレックス お茶ミル・Ⅱ』はいかがでしたか?
抹茶を、茶葉を挽いていただく。コーヒーでいえば、豆から挽いて飲むのと同じような感じで、そのお茶バージョンです。
手間もかからず、挽きたてのお茶の香りが漂ってきます。

f:id:muu8san:20210505154330j:plain

茶葉は碾茶を揃えて、『ポーレックス お茶ミル・Ⅱ』で挽くお茶を飲む贅沢
是非、チェックしてみてください。

 

今回使った宇治抹茶の碾茶です。是非、お試しください。