夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

『カメラはじめます!』~綺麗な写真の撮り方が初心者でもわかる おすすめの本~ブックレビュー

こんにちは むうさんです^^

カメラを始めると、綺麗な写真の撮り方を知りたくなります

でも、そもそも、カメラの使い方、撮り方を知らないし、どうしよう!と最初は私もなりました。


そんな方へおすすめの本、最初に読むのにピッタリの、
カメラはじめます! こいしゆうか著 鈴木知子監修
のブックレビューです。

『カメラはじめます!』


カメラを始めた方、始めたい方、
はじめて綺麗な写真を撮りたい方、カメラの使い方を一から知りたい方、
撮り始めたけどうまく撮れないと悩んでいる方、……など、
とてもおすすめの漫画チックな本です。 

 

 

『カメラはじめます!』でわかること

カメラ初心者の方でも、わかりやすく、次のことがわかるようになります。

この本でわかること
カメラの選び方
綺麗な写真、自分らしい写真の撮り方
オートモードでないモードでの撮影
ミラーレスカメラでしか撮れない写真の撮り方


わかることと書かれても、それがわからない。という方もいると思います。私もそうでしたから^^


実は、この本(半分以上漫画ですが……)を読んでから、初心者向けの写真教室に行ったのですが、講師のフォトグラファーの方が、この本を推奨していて、この本に最初の方い書かれていることを実体験させてくださる内容でした。

そうです。写真教室に行って良かったことはよかったですが、本を読んでいた私は、少しもったいない気がしました。
このようにフォトグラファーの方がおすすめする本です。
 

 

『カメラはじめます!』はどんな本?

癒やし系の絵のマンガに惹き込まれていって、よくわからないうちに、読み進めています。わかるようになるには、何度か読み直せば良くて、読み返すハードルは相当低くまた、読んでしまう。そんなマンガ本です。

『カメラはじめます!』はマンガ本

『カメラはじめます!』はマンガ本


最初に、何気ない日常、おいしかった食べ物、絶景、そんな瞬間を「自分らしい1枚にステキに撮りたい!」
と、帰ってみたら「思っていたのと全然違う!」ってことありませんか?
から、はじまります。

まさに、私はありましたし、今でもあります。
せっかくカメラを買っても、スマホの方が綺麗に写っていた。なんて経験も私はあります。

そんな初心者の方へ、ある3つのことを覚えるだけで、思い通りに写真がとれるようになりますよ。という、マンガでやさしく、初心者でもわかる本です。

花の綺麗な写真の撮り方

すず先生が、ところどころで、カメラの豆知識で、情報を整理して、まとめ説明会してくれるので、そこを読み返してもいいと思います。

そこには、マンガだけでは書ききれない、必要な情報もイラスト入り!で追加されています。

そんな親切な構成の本になっています。

▼マンガのイラストなど、下のamazonで中身の一部を見られます。

 

カメラの撮り方を手取り足取り 

やさしく、シャッターボタンの押し方から

マンガの中で、主人公が、撮ってみたらブレた時。

すず先生は、
「シャッターボタンをすぐに押しちゃったからだね。まず、シャッターボタンを半押ししてピントを合わせよう、それから、下までぐっと押してごらん。」
と、やさしく基本の ”き” からの説明です。

初心者は、こういう所で、つまづくので、ここから説明してくれるのは、ホントにありがたいです。
 

3つの撮り方のコツ

そして、カメラを買ったなら、オートモードから卒業して、こだわりオートモードとこの本で言っている、絞り優先モードで、ついに3つのコツを、主人公が習っていきます。

特徴!
《その1》ボケ具合を変えられる
ミラーレスカメラを買えば、いつでもボケのある写真が撮れるわけではなくて、……から始まって、F値の数字を小さくすればボケます。
《その2》明るさも変えられる
露出補正での明るさを変えて自分らしい写真へ。
《その3》色を変えられる!
ホワイトバランスでの色の変え方がポイントです。


ただこの3つのコツを教わった主人公、すぐにいいなぁという写真が撮れません。ビミョーな写真を連発します。

そんなイマイチな写真が、載っているのもこの本の魅力。いかにも、普通に撮るとこんなビミョーな写真になるなる^^ と、主人公に共感してしまいます。
 

カメラの撮り方の工夫

花壇で立ちながら、普通の視線で写真を撮ると、ビミョーな写真

そこで、すず先生から、撮るときに、しゃがんで撮ると良いとか、主役を決めて撮ると良い背景を遠くにするとボケる写真が撮れるとか、3つのコツの使いこなし方を、学んでいきます。

チューリップの綺麗な写真を撮り方


ここで、まだ本の3分の1。
マンガで書かれながら、内容も充実しています。

▼マンガのイラストなど、下のamazonで中身の一部を見られます。

 

綺麗な写真を撮れるようになる

逆光は映える写真が撮れること、キラキラな玉ボケ背景の写真など、主人公はどんどん成長していきます。

そんな中で、友人とキャンプに行って、友人が高いカメラで焚き火が白く写ると、悩んでいたのを、赤々とした炎の焚き火の写真を撮ってみせて、「すごいね」と言われ、自信をつけていきます。

主人公は、日の出、日の入のマジックアワーで印象的な写真の撮り方を教わり、身近にこんな美しい景色があったなんてと感動します。

マジックアワーの綺麗な写真の撮り方

マジックアワー


そして、主人公が、ただ無心に夢中になって、癒やされるというシーンに、言葉に、私もすっごく共感しました。

そうなると、写真撮影の楽しさがどんどん増してきて、ブレ写真の撮り方、夜景写真、など、ステップアップしていきます。

この本で覚えるのは!たった3つの技です。

マンガなので、主人公がカメラの撮影がうまくなっていく成長のストーリーがあり、その中で、色々な出来事、ドラマがあって楽しめます。
 

 

実用的なカメラの撮り方も

メルカリ写真の撮り方

「売れる写真を撮るプロのテクニック」
では、メルカリに商品を出品する時に、綺麗な写真の撮り方のテクニックを紹介しています。

例えば、黒くて反射する口紅のケースは、白く反射してしまい、かっこよく黒く撮るのが難しいですが、それをどう撮るのか。

お手製のレフ板(暗い部分に光を当てる反射板)で、ズボンのシワを減らす撮影テクニックであったり。
物撮りのポイントで、部屋でどんな準備をすれば良いか、マンガの絵で教えてくれます。

物撮りは実用的なので、嬉しいです。

主人公の成長

最後に主人公は、友人からスコットランドへ行く時には、カメラをうまくなっていてね。と云われたことを守って、本人いわくその時の気持ちや空気感が蘇る要な写真を撮れたようです。

撮りたいシーンで、撮りたいイメージでちゃんと撮れると、カメラをもっててよかった!!! と目がキラキラです。

『カメラはじめます!』背表紙


この本は、カメラをはじめて触る方にも、マンガで優しく教えてくれて、何度も読み返せて、また読み返すと楽しく学べます。

言葉が簡単で、やさしい! 読んでて楽しい! 読むと、カメラの撮影を成長できる! 楽しいから、何度でも読める! という好循環が回り、写真を撮るのが好きになり、うまくなれる。

カメラ初心者におすすめの本です。

初心者の方、うまくなりたい方には、超おすすめです。ぜひ、手に取ってみて下さい。