こんにちは むうさんです^^
今回は、製品の品質と、品質に関わる資格であるQC検定について、ご紹介します。
実は、私、むうさんは、QC検定の1級と2級に合格しています。
1級、2級とも、成績上位者(1級では10名未満のうちの一人)として合格できました。
今回は、QC検定に向けて、どのように勉強したのかをお伝えしたいと思います。
QC検定とは?
QC検定
品質に関しての第一級の資格で、1級~4級があり、年間の受験者数は14万人の規模になります。さまざまな場所で働いている方や、学生さんなどが受験しているようです。
QCとは、「Quality Control」の略で、日本語では品質管理を意味します。品質管理というと聞きなれない言葉ですが、元々は、製造業の工場でのものづくりの品質を向上させるための手法をいいます。
ですが、今では品質管理というのは当たり前になってきています。
企業で日々行われるすべての業務は、その企業が世の中へアウトプットしていくものの品質につながっています。ですから、日々の業務の品質を高めることがアウトプットの品質を高めることになります。
そのような領域も品質管理の一つになります。
ただ、3級までは、主に製造業での製造に関しての品質管理の手法についての内容がほぼ100%なので、受験される方も製造業の方が多いと思います。
QC検定の難しさ
実際に、QC検定を受験されようとすると、どのくらい難しいのかが気になります。
QC検定1級で10%、2級、3級で4~50%程度の合格率で、やさしくはありません。ただし、4級は90%近い合格率ですので、それほど難しくない感じです。
私の実感としては、
2級は、しっかりと学習すれば合格できないこともないと思います。私も2級の受験するときは合格することに自信がありました。
一方、1級ですが、
受験するときにには、合格する自信があまりありませんでした。
実際に、当日の受験会場(大学の教室)では、机が少し揺れるような立て付けがの悪い机でしたので、試験官に相談してなんとか席を変えてもらいました。受験直前は少しナーバスになっていたことを思い出します。
成績上位者で合格はしましたが、しっかりと学習した上で、当日もかなり集中することが求められました。
QC検定受験へおすすめの学習テキスト
QC検定受験への学習方法
私は社会人として企業に勤めています。
ですから平日の昼間は仕事ですし、平日に仕事が終わってから教室に通うなどの時間や余力はありませんでした。ですから、1級、2級とも独学で、予備校のようなものや、オンライン教室などを受講していません。
受験をしようとしている方は、どのように勉強したらいいのか、どの学習テキストで勉強したらいいのか悩んでいらっしゃる方もいるかと思います。
実際に、私も1級を受験すると決めた時は、ネットで調べたりして、統計専門の学習テキストなどを購入して勉強するか悩みました。
ですが、購入しても勉強できる時間が限られているので、結局私は、1級、2級とも、合格に向けた学習で使ったテキストは、それぞれ2冊だけです。
それで1級、2級とも成績上位者で合格しています。
ですから、人にもよりますが、私のように独学でも合格することはできます。
そして、その方が教室代や学習テキスト代などの費用をかけずに合格を勝ち取ることができます。
QC検定1級 受験へおすすめの学習テキスト
最初にお見せした合格証に書かれている通り、QC検定は3つの団体が主催しています。その中でも、日本の品質が悪かった時代から、品質管理に70年以上の長きにわたって携わってきた「日本科学技術連盟」、すなわち「日科技連」のテキストを使いました。
これは、会社の先輩で2級を合格された方から、「日科技連」が昔からの品質を向上させる活動をしてきたことを教えていただき、学習するテキストとして「日科技連」の「QC検定受験テキスト 」を勧められたからです。
QC検定受験へおすすめの学習テキストは、
①QC検定受験テキスト 1級(新レベル表対応版)
→試験範囲のすべてが網羅されていて、解説が丁寧なので、教科書として使う
→豊富な例題と、解き方の丁寧な説明をしっかりと学習
②QC検定1級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
→試験範囲のすべてが網羅されていて、①に含まれない問題が多数載っている。何度も解くこと品質管理の考え方が身につき未知の問題にも対応できるようになる。また、計算問題も豊富に掲載されている。
です。
私は1級のときも、2級のときもこの2冊の本を何度も読んで、解いたことが、合格につながりました。選択問題は、解きながら覚えられますし、計算問題も解き方を覚えながら解いたものです。
これらの本だけで合格できるので、たくさんの本に手を出さないことをおすすします。是非、チェックしてみてください。
▼QC検定受験テキスト 1級(新レベル表対応版)
▼QC検定1級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
QC検定1級へおすすめのテキストは上の2つです。この2つのテキストを徹底的に何度も解いて、身につけてください。
また、学習法についても後日このブログでご紹介する予定にしています。
QC検定2級 受験へおすすめの学習テキスト
続いて、QC検定2級受験に向けておすすめのテキストをご紹介します。上の1級の2級向けが発行されています。
①QC検定受験テキスト 2級(新レベル表対応版)
→試験範囲のすべてが網羅されていて、解説が丁寧なので、教科書として使う
→豊富な例題と、解き方の丁寧な説明をしっかりと学習
②QC検定2級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
→試験範囲のすべてが網羅されていて、①に含まれない問題が多数載っている。何度も解くこと品質管理の考え方が身につき未知の問題にも対応できるようになる。計算問題も豊富に載っていて、間違えやすいパターンがわかるようになる。
です。
私は、2級のときもこの2冊の本を何度も読んで解きました。2級でQCの考え方の基本を刷り込んだことが1級合格につながったと思っています。
計算問題以外の文章題については①教科書をある程度読んで理解できたら、②の問題を解きまくることで、実はわかっていなかったことに気づき、①の教科書に戻って学習しなおす、というやり方が短時間で身につく学習法です。
これらの本だけで合格できるので、たくさんの本に手を出さないことをおすすします。是非、チェックしてみてください。
▼QC検定受験テキスト 2級(新レベル表対応版)
▼QC検定2級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
QC検定3級 受験へおすすめの学習テキスト
続いて、QC検定3級受験に向けておすすめのテキストをご紹介します。上の1級、2級の3級向けが発行されています。amazonでもベストセラー1位です。
①QC検定受験テキスト 3級(新レベル表対応版)
→試験範囲のすべてが網羅されていて、解説が丁寧なので、教科書として使う
→豊富な例題と、解き方の丁寧な説明をしっかりと学習
②QC検定3級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
→試験範囲のすべてが網羅されていて、①に含まれない問題が多数載っている。計算問題も豊富に載っていて、間違えやすいパターンがわかるようになる。
私は3級は受験していませんが、①の教科書は購入しました。①の教科書で少し勉強した時に、2級まで受験する予定だったので、一気に2級に行くことにした経緯があります。
その時の感触と、1級、2級が2冊で済んだので、3級であれば間違いなくこの2冊で合格できると思います。是非、チェックしてみてください。
▼QC検定受験テキスト 3級(新レベル表対応版)
▼QC検定3級対応問題・解説集(新レベル表対応版)
是非、QC検定を学んで、受験して、一人でも多くの人が、品質に取り組んでほしいと考えています。
私は、この2冊と過去問題集だけで合格できました。
是非、頑張って合格してください。