こんにちは むうさんです^^
暖冬だっととはいえ、春の暖かさを感じると、生命の息吹きを感じます。
部屋の中の出窓で育てているミニ盆栽たちの中で、その春をまっさきに表現してくれたのが、トウカエデとコナラでした。
3月頭には、芽吹きだしていました(下の記事)。
だんだんと数が減ってきたクヌギ、そしてタフなイチョウ、淡々と枝を広げて主張するケヤキは、まだでした。
ですが、トウカエデとコナラに2週遅れで、クヌギとイチョウが芽吹きそうになってきました。
今回は、クヌギとイチョウのミニ盆栽の芽吹きの気配の紹介です。
クヌギの兆し
クヌギはどんぐりから育てた
クヌギは、2020年秋にどんぐりを拾ったので、発芽するか試してみようと、本に書いてあった発芽法を試したのが始まりです。
八ヶ岳倶楽部を始めた俳優の柳生博さんの息子さんで、園芸家の柳生真吾さんが書かれた『柳生真吾の雑木林はテーマパークだ!』に発芽法が書いてあったのです。自然の中の植物について知らないことが書かれているおすすめの本です。
▼柳生真吾の雑木林はテーマパークだ!
ビニール袋にいれる方法だったので、本当に発芽するのかな~?なんて思いながらでしたが、柳生真吾さんの言う通り芽生えて、そこからミニ盆栽を始めたのでした。
▼クヌギのどんぐりの発芽法のブログ記事
クヌギの芽吹きの気配
発芽した2021年から3年目の2024年の春も、芽吹きの気配を見せてくれました。
毎年、芽吹いてくれるのか心配で(芽吹かないものがあるので……)、見た時は【ほっ】としました。
▼3月16日
3月16日時点での芽を拡大すると、
▼クま(左のミニ盆栽)
▼クは(右のミニ盆栽)
クはの芽は、成長しそうですが、クまの芽は駄目かも?と不安でした。
そこから5日後の3月21日に観察すると、
▼クま(3/21)
芽が大きくなり、緑色の部分が増えています。これなら芽吹きそう!と【ほっ】としました。
▼クは(3/21)
クはの方は、緑色に白い産毛が出てきて、もうすぐ芽吹きそうです。
クヌギは来週を楽しみに待とうと思います。
イチョウ
イチョウは銀杏から育てた
イチョウも、銀杏(ぎんなん)から育てました。
そして、綺麗な黄葉も見せてくれています。
最初は、あの食べている銀杏から、本当にイチョウが生まれるのか?なにか不思議でしたが、イチョウも発芽法に沿って試すと、ほぼ100%発芽しました。どんぐりでさえ100%ではないので、生命力が強いのがイチョウです。
※イチョウは2億年前から同じ形で、樹木の生きた化石と呼ばれていて、中国の山奥で発見されて、今のように広がってきました。ですから、生命力が強くタフなのだと思います。
▼イチョウとは?そして、銀杏の発芽法の紹介記事
イチョウの芽吹きの気配
タフなイチョウですから、芽吹かない、わけがない、と思っていましたが、ふっくらとした緑色の芽をみると安心します。
▼3月16日
▼一番右のイチョウ:2023(3/16)
やっと、緑色がうっすら見えているかどうかという感じです。
ですが、5日後には、
▼イチョウ:2023(3/21)
かなりハッキリと緑色の芽が見えてきました。
他のイチョウも、着実に芽吹きの兆しを見せてくれています。
▼3/21のイチョウの芽吹き具合
もう少し掛かりそうですが、暖かくなってきたのを感じさせてくれるイチョウの芽吹きの気配です。
ミニ盆栽について
ミニ盆栽についてもっと知りたい方は、下のブックレビューをご覧ください。
●ミニ盆栽を楽しもう!『手のひら盆栽 ビリ著』ブックレビュー
~よりミニ盆栽を知りたい~
●ミニ盆栽 おすすめの本3冊レビュー
~ミニ盆栽の詳しいコツを知りたい~
●『群境介のミニ盆栽コツのコツ』ブックレビュー
▼ミニ盆栽をそもそも始めた記事では、クヌギのどんぐりの面白い発芽方法と、発芽の様子を紹介しています。是非、ご覧ください。
▼柳生真吾の雑木林はテーマパークだ!